愛知県常滑市 西山浄土宗 洞雲寺に行ってきました
知多四国八十八箇所・第62番の札所、知多西国三十三所霊場・第13番の札所、法然上人知多二十五霊場・第12番の札所。
ご本尊の「阿弥陀如来坐像」は常滑市文化財。平安時代に作られたようです。
奈良時代 聖武天皇の命を受けて行基上人が聖観世音菩薩像を彫り上げ、御嶽山に安置して
知多半島に300もの宿坊がある「御岳三百坊」を建てました。
しかし1537年頃には 兵火によってほとんど焼失してしまい
その時の兵火をのがれるため多くの仏像は田畑に埋められました。
その後、時代が変わり阿弥陀様がその地域の地中より発見され
ご本尊として祀るため、1555年に善海法師が洞雲寺を建立したとのことです。
行基上人作の聖観世音菩薩像がご本尊では無いようです。
観音堂で祀られている秘仏の聖観音菩薩は公式HPをみると
私の大好きな恵心僧都が作ったとも。。
行基上人とは、奈良時代 日本初の大僧正となり、奈良の大仏造立の責任者として活躍した僧です。
本堂
聖観音菩薩を祀っている観音堂を撮影し忘れてしまいました💦
本堂から向かいの階段上がったところにあります。
御朱印
平成22年5月21日に猫の姿をした「寧護大師(ねこだいし)」が奉納されました。
造形作家の小澤康麿氏が制作とのこと。
一昨年から
猫2匹の飼い主となっておりますので
寧護大師に会えて嬉しかったです
猫は3日で飼い主のことを忘れるという
なぞの俗説があるようですが、全くそんなことはありません。
定期的に3日以上家を不在にすることがあるのですが
帰る度に大歓迎してくれていますよー
~あとがき~
INAXのタイルミュージアムがすぐ近くにありました