数日前にこのような報道を目にした人もいるかと思います。
マウス胎児から歯の元になる細胞を採取し、歯の原型「歯胚(しはい)」の段階まで培養し、プラスチックの型枠に4、5本並べて入れ、腎臓皮膜下に一時的に移植した。
その後2カ月弱かけて大きさが揃い、エナメル質や象牙質、歯髄、歯根膜を備えて歯槽骨でつながった「再生歯ユニット」に成長させてから型枠を外し、歯を抜いた跡に移植した。
1本移植した場合の詳細分析では、顎の骨とが結合し、歯髄に血管や神経もでき、餌を噛めることが確認された。
というもの。
人間に応用するには歯の元になる細胞の準備や移植に伴う免疫拒絶反応を避けるなどの課題がまだありますが、応用できればインプラントなどに加えて患者さんの選択肢が増えると思います。
再生医療はどんどん進歩していますね。
by maiko