White Note's

White Note's

一義的に日々考えていることや仕事での気付きについてまとめていきます。わりとメッセージ性はなく、頭の中をまとめていくツールとしての使用が主。
おまけで、読んだ本、おすすめの本の内容についても気まぐれでまとめています。主に、内容の備忘録。

ブログ開設 from 4/28/13(知り合いには誰にも言わずにこっそり始めてみる。)
Amebaでブログを始めよう!
言わずと知れた名著。経営のケーススタディ三部作の一つ。
私は基礎を思い出すべく定期的に読み返す本。
著者の三枝さんは、BCGの日本人1号社員。
現在はミスミという戦略コンサル会社の社長さんで、現在監査法人トーマツをクライアントにもっていたり、めちゃくちゃスパルタな会社として有名だったりといったところはよく知られています。

私も三枝さんについてはよく存じ上げませんが、もっとよく知られたい方は、以下のワード参照。
BCG/TAM/ミスミグループ/経営パワーの危機/V字回復の経営

この本は、実際の事例をもとに経営不振の会社を建て直すプロセスを物語形式で説明しています。
学術的な経営本と違い、かなり実務に根ざしている本。
何回読んでも発見があり、まさに心と体がバリバリと音を立てて成長する実感がある人には納得感がより高い。
一度本を読んだら、下記に列記した細かいポイントをざっと見れば大体趣旨も思い出せるかと思います。(ただ、一度通して読まないとなかなか趣旨を読み違えるので厳しいかも)
私は自分で重要と思った下記のポイントメモをもとに、日頃の仕事をやる上で見落としているポイントが無いかを確認するという使いかたをしています。
この本のまとめにもありますが、
「論理性」
「熱き心」
の結合こそ、ビジネスマンに求められるものであると。
私も体現出来る人間でありたい。


(以下、詳細ポイント)
>飛び立つ決意(=事業介入前段階)
•市場が成長するに従って競争のポイントが移っていく
→初期は技術開発で勝っていても、直に生産技術や営業体制で負けてしまう。
•成功のための最低限の成長ライン
→爆発的にのびている市場であれば、その成長力を加味した伸びを考慮にいれて自社の成長性を見極めなければならない
•全面戦争→局地戦争→絞った分野でNo1
•組織のトップに立つ者と#2以下の違いは、会社の将来の運命を左右するような戦略的問題について、意思決定する責任があるかないか
•異業種へのこれからの進出は、自らやってみたいと手を挙げる志願者のなかから選ぶ
>パラシュート降下(=事業改革初期段階)
•会社の大小に関わらず、最も貴重な経営資源の一つは、経営トップの時間。
→忙しくなると会社全体から見て何が大切か見失う可能性が高くなる。
•粗利益の低い事業=お客の認めてくれる価値が低い=構造的に魅力の無い事業という可能性が高い
•業績→市場の規模/成長率→競合→当社の強み/弱み
→会社の基礎説明のPKG。
•新製品と既存製品のカニバリゼーション
•生温い会社に共通した特徴は、社員のエネルギーが内向的
•新しく投資をする際の判断の決めて(米国のVCの平均回答)
→①経営陣の能力/異分野の組み合わせか②成長分野か否か③市場の中でのユニークさ/競争力
•基準を作って善し悪し判断。仮説構築。現実注視。修正。検証
•プロダクトライフサイクルの理解(図はP107)
→導入期(市場規模拡大が効く)
→成長期(前半と後半の切れ目で淘汰のフィルターがかかり、事業リスクが最大に。前半:新規参入メーカー/飛躍成長/CF大幅マイナス。後半:一部脱落)
→成熟期(少数安定/地盤の完成)
→衰退(価格競争/コスト高から撤退)
→なお、ライフサイクルの最終段階では「複合的優位性が支配する」そして、これらのイメージを得るためには市場の動向についてある程度の予備知識が居る
•再投資サイクルと企業活性化
→「絞り」と「集中」によってどんな小さな市場セグメントでも問題児→花形製品→金のなる木といったルートを辿る戦略が必要(以下、ルート1)
•問題児→超負け犬へのルート(=ルート3/その状況についてはP117)
→社内の意識/組織の風潮/戦略意識の3段階に分けて説明
•ルート3でバランスしている会社ではその状態を戦略的に突き崩す
→組織が消化できる範囲で不安定さをあえてもたらし、ルート1企業へ近づける
>決断と行動の時(=戦略展開のネックの抽出/計画決定)
•価格決定のプロセス
→売り手/買い手/競合の3者の思惑
→買い手のロジックを読む事/データ収集の迅速性/ほんの2、3のユニークなデータ(他社が入手できるものと違うデータを使用する)
•マス→個別撃破のマーケへ
→ユーザの障壁が高いほど、一度中に入ると立場が逆になる
•うまく行かない時ほど同じ意見を口にするため、その意見の矛盾を見極める
•組み立てる戦略のすべての時間軸が、予想される競争相手の出現によって否応なしに制約を受ける
•販売計画の立案→GAPを埋めるための短期課題/長期課題/抜本的変革の思料
•経営のカンは後天的なもの
•大きな失敗(倒産)を体験した人が経営に強くはなれない
→失敗をとにかく、疑似体験していく事が必要
•社員が「業界の特殊性」「地域の特殊性」を持ち出す時は要注意
→新しい考え方•新しい戦略に対するささやかな抵抗意識の表れ
>飛躍への妙案
•新しい戦略の順応は価値観の混乱から始まる
→リーダーとしての力が試される危険な段階のはじまり
•社内に出来た既成概念の醸成→客観的に見つめ直す
•問題の根源
→営業のリーダーシップ
→販売目標の不明確さ
→活動の絞り
→製品の良さの説明不足
→顧客の不透明さ
→自信の不足
•考える集団への変革→プログラム策定→実行
•買い手側の都合を考えた場合における価格設定
→税務上の処理/相手方の予算を考慮した価格設定
•戦略検討プロセス
→仕事の優先度の決定
→全体市場の俯瞰
→戦略製品の抽出
→製品の差別か能力の確認
→価格と利益構造のチェック
→戦略ロジックの策定
→組織の「強み」「弱み」
→市場ターゲットの絞り
→戦略展開の時間軸
→価値観の「混乱化」
→新戦略と実行プログラム
全てに「競合」と「絞り」の観点がついて回っていることに留意
•GAPを埋める戦略(目標先行型のプランニングは社員•経営者に高いテンションを強いるため、失敗を繰り返してはならない)
→成功の基準が高すぎる(トップの野心やエゴが強すぎる)
→緻密さに欠け、目標と現実の具体的ギャップが埋まるための具体的戦略が策定されない。
→創造的発想が貧困で「目標と現実のギャップ」を埋めるための戦略を考えだせない
•実践的戦略プロの条件(高い数字目標を口にしたからには、新しい戦略を提示する責任が発生している)
→共に考え、共に戦う気概
→新しい戦略手順を考えだす手順をマスターしていること
→何があっても夜がグーグーと眠れる
•よい戦略はきわめて単純明快
→製品の価値がシンプルに伝わるものなら、その製品が市場を席巻できる可能性がおおきい
→絞りが明確であるか
>本陣を直撃せよ(=効果的な営業から結果への結実)
•一番売れそうな客先が売りたいお客とは限らない
→敏感に反応してくれそうな客先とそうでもなさそうな客先に分類
→上手なセグメンテーションは、潜在顧客にもなり得ない層を特定する事
•セグメンテーションの横軸/縦軸が重要
→セグメンテーション作業は、重要な戦略決定プロセスそのもの
→実際にセグメンテーションの枠に顧客名を書き込む事で意思疎通の促進剤に
•営業マンの促進具合をコード化
•セグメンテーションの効果
→戦略論の中で絞り/捨てるためのツールとして最適
→セグメンテーションの作業はブレーストーミングで実施
→分類マトリックスの限界は、3×3。二つ組み合わせる事で3次元マトリックス
•セグメンテーションの条件
→測定可能/到達可能/規模十分
•行動管理システムの実行
→しつこく実行していくこと
>戦いに勝つ(=結実)
•迫り来る競合→心理的プレッシャーも大きくなる
•高性能の機械を導入すると、副次的その機械で出来る事を行う頻度も増加する
•競合の新製品におびえ、旧製品にとどまるようにささやくのは袋小路の戦略にすぎない
•外部の人材を採用→思考の衝突→動物園化→考える集団
•組織のヒエラルキー型からの脱却→少し低い目標でも我慢し、個人の心の余裕を持たせる期間を持つ。組織全体の創造性を高める戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞社

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昨日に引き続き、AKBのドキュメンタリーの一つ古いもの(2作目)を衝動借り。

AKBファンでもないのに、
なんか引き込まれる。

最近作成されている映画を見て、
なんか無視できない、
定期的に何回も見たい、
見るたびに感じるものがある
みたいな感触を得られず、
仕事で日々想定し得ない状況に対応していく楽しさに身を置くなかで人が作ったものでは楽しめなくなったと感じていました。

やっぱり、ひたむきに頑張っている人の姿ってどんな分野でも好き。
この一連のAKBのドキュメンタリーは、ここ5年で作成されたDVDの中でも、こんなに色々考えさせるものはなかったと思えるくらい、自分の取り組み方が恥ずかしくなった感じです。

プロとは、
その場のアクシデントに臨機応変に泰然自若と望める人間
いなくなったら、著しく成果が変わってしまうほどの人間
だと思う。
彼女達はまさにそう。

プロを堂々と語りたい人間として、自分より若い人達にこんなに溝を明けられたと感じ、
そして向上意欲を沸き立たせるような姿があろうかと、きわめて冷静に思ってしまいました。

私は、ゴッドファーザーと地獄の黙示録しか持っていません。
ただ、来週にはその隣にこのAKBのドキュメンタリーが並ぶと確信しています。

仕事柄、ニュートラルにものをみるようにつとめています。
AKB好きでもないのに購入します。

最初の被災地にむかい、パフォーマンスを始める彼女達とそれで格段と明るくなる東北の人たち。
すんごい影響力。
そして、影響力があるが故の彼女達の行動がどういった意味を持つか、
必死にプロとして熟考する責任感。

自分より年下の人達がこんなに
と鳥肌が立ちました。

自分が被災地に行った際には、本当、
小さなことしかできなかったし、
バスの中で見た景色に、自分の力の無さ、無力さにひたすら打ちひしがれたのを覚えています。
自分はいざという時になにも出来ない。
そんな大それた人間ではない。

彼女達と職種も違うので、比べるのは大きな間違いかもしれないけれども、
少なくとも自分はふつふつと自分にやれることを拡大しておくことは大事だ。
そう改めて感じました。
月並みな事を言うようだけど。

後半はそこまで引き込まれる内容ではないデスが、
彼女らと同じくらい「マジで戦っている人達」ってなかなか居ない。

目先のお金儲けにこだわって、安定を求めるのも否定しないけど、
自分はやっぱりこういう映像見て悔しさがあふれてくるあたり、
何かと戦いながら、正しい事をやりたい人間なんだなと実感した次第です。

酔いながら書いているので、超乱文の気配。笑



DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきなが.../東宝

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• 投票に行く事自体が無条件に正か?

私は、投票に行く派ですが、あまりにも投票に行くことが無条件で正として扱われているような風潮には疑問を感じています。
あなたは、
投票に行った?
投票に行かなかった?
私は、その行動の表面的なトリガーを探して、投票に行くように促していく行為自体は直感的にあんまり意味が無いと考えています。
だって、今の世の中で多くの人が投票にいくという行為を引き起こすトリガーは、ビジョナリーで、体から湧き出るような満ち満ちた実行力のある人が現れることだと感じているから。

投票に行く理由をどんなにロジカルに説明出来る人はいっぱいても、
投票に行かなければならないとまで言える理由
もしくは、もっと分かりやすく言い換えると、
自分一人が投票に行くことでどんな影響が出て国内の政治に甚大な被害を及ぼすか
に対するロジカルな説明が出来る人はいない気がする。
それは、自分が投票をした政治家の行動を、当選した後にモニタリングしてちゃんと働いているかどうかチェック出来ないので、あまりにも投票対象が当選した後の効用の説明が、「この人は、この政党ででているからなんとなく実行力ありそう」程度でしか出来ないことにある。
つまりは、国民による投票の効果測定ができないことは大きな問題。
この問題が解決されれば、投票に行く事は大きな意味を持ち、行かなければならない強い理由になると思う。

• 投票率はその数字自体に意味は無く、どういった要因であがったかの方が大事。

最初にのべたように自分は投票に行く派。
ただ、選挙に行かないと紙面に記載されている大概の理由は、
若者が興味が持たないとか、
政治に対する意識が低いとか、
そんな感じですが、
本質的な問題はそんな部分ではなく、、
投票時に言い表されていた耳障りのよい政策を実行出来ると確信させるような投票対象が居ないと思わせる過去の実績、制度にあるということ。
そういう状況でも投票に行く人が居るというのは、
例えば
自分がそういった政策を実行することが出来ないいこともまた然り、
何か自分が国を帰るためのアクションより違う事を優先しているところに後ろめたさを感じた人
(これは自分の例)が、
直感的により日本がいい方向に行きそうな確率が高い政党の方に投票するという状態。

これって、自分でいきなり短期間で3億円稼ごうと思うとかなり骨が折れるので、直感的にこの窓口だと宝くじがあたりそうかなと宝くじを買いにいくという状態とあんまり変わらないような。。。

宝くじ買いにいく人に、あんなの投資効率考えたら、期待値的に意味ないよっていっても、買いにいく人は買いにいくし、買いにいかない人は買いにいかない。
要は、日本で投票に行くという行動は、それとあんまし変わらないレベルの話で、ロジカルに説明できる領域を超えている。
よって、ただただ投票率を上げたところで、宝くじを買う人が増えたなーといった程度の話で、日本を変えるきっかけになるかはちょっと疑問。
あくまでも、これは仮説で、こんなことを言っておきながら投票率をあげること自体にはなんとなく賛成派。だからこと、自分も投票に行っているわけです。
ただ、投票率が「ただ数字的にあがる事」が良いというのは、納得できない。
「どうあがったか」といった定性要因にフォーカスすべき。


• 投票率があがる要因は、国民の日々の政治に向ける意識量•思考量の増大の集積となるのがベスト

前提として、 私は日本の政治を席数で捉えて投票する非常に味気ないカテゴリの人です。
政治家個人の経歴、人となりに対して意見はもっては居ますが、投票には反映しません。

政治を席数で捉える人は、政党全体の政策が自分が立てた仮説と合致している点が多いかが判断基準。
候補者単位でも判断していく人は、候補者の主張も判断基準に加えたりとか、もっと個を重視して入れたりもする。
どっちが正しいとかないし、その人の意思が尊重される。
これもまた民主主義。

ここで、一般的に政策が判断基準となるかどうかを主な注目点とすると、
勝った自民党が今回出している政策は
負けた自民党が前回出している政策と
ほぼ一緒という今回の選挙を受け、
同じ政策でも民主→自民へ乗り換えた人が多かったということから導かれる推論は、
① 大多数の人は政策だけを見て投票するわけではない。
② 政策が同じだとは知っているけど、政策に対する自分の考えが変わった。
の2つのパターンですが、なんとなく①が多い気がする。
②の人がいたら、そのプロセスは興味深いのでまたメッセ欲しい。
①の人が多かったとすると、政策以外に判断した要素にかなり深い考察がないと周りの風潮に左右されてぶれやすくなるため、より客観的な情報を得ることがより大事になってくる。
(そして、①のような人が多い場合、投票率は、ビジョナリーでパワフルな政治家に高感度で反応して自動的に上昇する。という仮説も当初の発言に関係しております。)

民主主義の根底として、
ひとつひとつの小さな意思が同じ方向に向くことで大きな力を生む。
いわゆる選ぶ側の意思の集積がおおきなうねりとなり、
選ばれる側により大きな責任感をもたせ、
その責任をはたすべく、政治に実行力が伴ってくる。
これは、歴史が証明しているお話。

ただ、今回上記でなんとなく用いた宝くじの例示は、以下の趣旨も含む。
宝くじのCMって忘れた頃に流れてきて、
なんとなく買うか買うまいか考えはじめる人が大多数。
新聞の投票率を取り上げる記事も、
忘れた頃に出て来て、
何となく行くか行かないか考えはじめる人が大多数。

自分が感じている違和感の正体は、まさにここ。
投票率をあげることももちのろん、大事。
ただ、客観的な情報を十分に得て、本当にどの政党がいいか判断するための時間があまりにも短い気がしてならない。
そのような状況だと、上記であげた①で選挙に行く主義の人たちにとって、本人の意思が誤導される可能性が出てくる。

アメリカの大統領選挙って長いですよね~
長過ぎかもしれないけど、その分選挙にストーリーが毎回伴う。
一挙手一投足がその長期間の中で国民に判断される。

ただ、何も長い期間選挙活動しなくても、
個人が少しでも長い時間政治のことを考えられるような、
客観的な情報を得て判断できる環境、
そういった環境を求めていく当事者意識、
そんな意識を芽生えさせるような日常から雰囲気を作り上げていくことこそ、根本的な解決策にあたる。



• まとめ

上記みたいなこといいながら、政治面では周りを巻き込むような行動を私は何ひとつ起こしておりませんので、なので、促してた人々はどう考えても何もしなかった自分より本当偉い。ただ、選挙時期に関係なく日頃からそういう活動している人ってさらにめっちゃ偉いなと思ったり。

色々考えて腹落ちせずに投票に行かなかった人も、
今回促されてなんとなく投票に行った人も、
腹落ちしなくても一番ましな人にいれようと投票に行った人も、
今回周りのみんなに促して投票に行った人も
選挙の時だけじゃなくて、これを切っ掛けにしてどうやったら良くなるか考えることを日々継続すること。
少なくとも日々考えている人であることが実は第一歩になるはず。
私は周りを巻き込むような行動よりももっと優先してやりたいことがあるのでやりませんが、政治については真摯に考えまーす。
AKBの最新ドキュメンタリーが貸し出されているのをみて、衝動借り。
AKBは曲を積極的に聞いたりはしないけど、どんな分野でも頑張っている人達は好き。

若い頃から、プロとしての意識をもたざるを得ない環境に身をおき、
こんなにも大勢の人を観られ、称賛され、批判され、その去就はニュースになる。

自分が今、仕事を辞めますと言って、
前田敦子ほどのざわめきを呼ぶ人っているでしょうか?
スティーブジョブズほどじゃないにしても、やっぱ影響でかい。

今、自分が仕事をしているなかでもプレッシャーにも苛まれるし、
それなりに責任を負っているという感覚はあれど、
彼女に日々かかっている負荷に比べたらと。
自分は常に誰かから「真似ぶ」という形で「学ぶ」ことをコツコツ繰り返しながら成長をする、いまだ会社に守られている普通の人。
前田敦子は、いわば常に先頭で自分が最善と思ったイメージを体現することしか許されていない立場で常に成果を求められるプロ。
こんなのみせられたら、自分はプロを正面きって、語ろうにも語れない。
月並みなこと言うようですが、この映像みていると、自分が職業人としてやりきれているか?
と常に自分に問いただす事の必要性に駆られる。

AKBや他のアイドルみたいにこんなに不特定多数の人の目にさらされながら、
組織の中心、替えのきかない者であり続ける状態に若くして達している人達は本当一握り。

芸能の世界でのプロと、ビジネスの世界でのプロ。
求められている条件も、
その花の咲かせ方も、散り方も、
同じではないから、完全に自分と重ね合わせる必要はないこともまた真理。

それでも、男女のアイドルを見て可愛いとか格好いいとか思わなかった年頃から、
こんなに世の中に打って出ている人達を見て、自分は何で売って出て行くのかをひたすら考えるフェーズになったという心境の変化は大事にしたい。
そして、自分も、必ず形にしたい。

AKBはベンチャーそのもの。
といいながら、ベンチャー経営者ではないので、知った口をきくのもおかしいけれど、
華やかなアウトプットを出す裏には、下積み時代があり、人は入れ替わり、客観的にごまかしのきかない人事考課あり、組織の成長のために異動もあり、懲戒処分もあり、エース社員の転職あり、昇進できなくて腐っていく社員あり。

個人単位でみれば、
はじめはみんな夢を描いて選んだ仕事でも、
誰もが違ったつらい想いをして、
自分のコントロールできない事象にふりまわされ、
それでも努力を続ける人は競争にもまれながらあがっていく。
かたや、一つの決定的な失敗でリストラに。

組織単位で言えば、
一世を風靡しても、数数の華々しい企業のようにいつか沈む。
「現在」の盛り上がりがずっと続く事はない。
それでも、その一瞬の華々しさを体現することが出来るだけでも価値がある。

こんなにもプライベートを犠牲にして職業人として成熟した経験を積んだ彼女たちが、この先10年後どうなっていくのかもまた、想像はできない。

永続的に続くものを築くことがビジネスでは大事。
ただ、AKBのシステムは今までのアイドルと違っていわばそれに挑戦していると個人的にはとっています。それが成功するかしないかは、部外者には分からない。
大半の人は10年後には存在しないと考えると思うし、自分もそう思う。
ただ、もし、残っていたら、それは異常で、異例なこと。
その時には、今でも凄いとは思うけど、秋元さんという経営者が本当にもっと広い層に認められるのかも。

なんだかつらつらとまとまりない感じで書きましたが、
アイドルのプロデュースはそのプロモーションや、曲の目新しさによって、本人たちを良く見せて「売り出す」、会社で言えば営業面にフォーカスしがちであったように思います。
しかし、AKBは、
組織全体の華々しさは、個のあくなき向上心の集積によって生み出される。
やっぱり、この組織の強みは「人」という考え方を採用のフェーズ以外でも徹底し、
組織に属する人が成長し、組織の可動範囲が拡大し、あいまって、属する人が増え、組織が拡大する。
そういったサイクルを安定させるためににのちのち、
納得のいく組織内での競争環境の維持、
定期的な組織再編、
秩序を保つルール、
を打ち出していくという内部管理体制面を適時に整備する。
こういったまさに会社「経営」に近いプロデュースを行っているんだなと。

そんなことを思いつつ、「自分は××のプロです。」と
AKBのドキュメンタリーを見た直後でも、胸を張って言える人間に10年以内にはなっていたい。
このブログを書きながらこの映像を見終えた今この瞬間は、とてもじゃないけど、恥ずかしくて言えない。
また明日から自分なりに積み重ねます。

DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女た.../東宝

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【定期建物賃貸借契約のオンバランス処理の必要性の検討】
定期建物賃貸借契約書において、一定の期間借り手による意思では解約できないような取り決めとなっていることがほとんどであるため、当該賃貸借取引がファイナンス・リース取引にあたるか十分な検討が必要である。(土地は他事業者が有しており、それが建物だけの賃借であった場合においても)
以下の例は、理論的にはファイナンスリース取引となるものの、最終的な建物のリース相当額が0となり、結果的にオフバランスの処理で完結しているケースである。
おそらく、原契約を記載出来ない関係上、似たようなケースを見たことない方は分かりにくいかと思いますが、ご参考まで。

【検討プロセス:FLか否かの判定⇒建物リース料相当額の計算】
A.当該取引がファイナンス・リース取引か否かの判定
① ノンキャンセラブル(賃貸借契約内の条項の確認)
以下の2つの条文の解釈から、当該要件を満たすと考えられる。
第××条:25年間は借り手による意思では原則解約できないことが明記
第××条:借り手による賃料の遅延、●●としての使用する目的以外での使用、その他違反、破産等のあった結果中途解約となった場合においても、第15条2項において、実質的に解約不能となるような金額を支払う取り決めが明記
② フルペイアウト(契約期間と建物の耐用年数の比較)
前提として契約期間は25年であり、かつ当該建築物は木造であることから耐用年数は24年である。
よって、そもそも耐用年数を超えた期間にわたり使用することから、借主に実質的に経済的利益が移転しているものとみなされる。
また、基本的に当該契約は第15条3項にもある通り、25年間で契約は終了することが原則となっていることから、貸主の投資計算上、25年間でフルペイとなるような契約となるような外観を有している。
③ リース料総額(土地の賃料相当額を除く分を建物のリース料として計算)
前提として不動産に係るリース取引は、実質的には土地と建物を同時に借りているという解釈に基づいているため、支払賃料の内訳は土地および建物のそれぞれに該当する部分が含まれている。
よって、リース債務の見積りの際には土地の賃料にかかわる部分を除く額を支払リース料総額とする。
(土地部分については、リース取引に関する会計基準の適用指針98項1項より、ノンキャンセラブル・フルペイアウトのいずれかの要件を満たしていたとしても、所有権移転が明らかか、割安購入選択権が当該契約上付されていないため、オペレーティングリースに該当するという理解に基づく。)


⇒以下、上記の判断にあたり参考としたページ
>KPMG Insight⇒日本の不動産のリース取引とIAS17号の類似性という観点から、参考となります記述
http://www.azsa.or.jp/b_info/letter/200/az46_200.pdf

>新日HP⇒不動産に係るリース取引は実質的には土地と建物を同時に借りているという解釈に基づいた会計処理の方法の記載
http://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/commentary/lease/2010-09-13-02.html

B.リース料総額部分の算定
土地の月額の賃料相当額を路線価に基づく価格×CAPレートでまず見積り、月額の支払リース料から差し引いて計算する手順により、支払リース料を以下のように計算した。

土地面積 800㎡ A
㎡@単価 400K B
路線価により算出した金額  320,000 K A*B
取引金額補正  0.8 C

参考価格      400,000 K A*B/C=α
期待利回り      5.00 %   β
賃料支払額(年額) 24,000 K  α*β
賃料支払額(月額) 2,000 K  α*β/12=θ
定期建物賃貸借契約書上の賃料 1,200 K γ
リース料相当額         (800)K γ△θ
リース料相当額(円単位)   (800,000)


(備考)
*1 対象建物の敷地面積
*2 近隣の路線価から算出(路線価ググればOK。東京:http://www.tax.metro.tokyo.jp/map/)
*3 一般的に取引される金額への補正倍率
*4 検討時のREITのCAPレート5%~6%のレンジで保守的に5%を採用

以上の計算結果より、CAPレートを5%として計算した場合においても土地の賃料総額が支払リース料総額を超過するため、オンバランス処理はないとの結論となる。
GW明けの初日を終えて思った事。
やっぱり自分は仕事好き。
なんだかこうやって一日を頑張って終えた感が出る事が自分にとって最も幸せだと思う。
普通は、時間に追われたくないとか、だらだらしていたいとか思うのだろうけど。
というより、以前の自分だったらそうだったかも。

でも自分が成長するために何が必要かを常に考えるようになってから、
成長意欲を満たせる事以上に楽しい事がなくなってきた気がする。

人に作ってもらったものや、サービスじゃ最近満足できなくなってきていて、
さほど贅沢への欲求もあまり無い•••という状態。

じゃあ本当は何がめっちゃ楽しみ?
と聞かれたら、
そんなに楽しみな事がない。
とだけ聞くと、非常に無気力な感じに見えるかもしれないけど、
そうでもない。
あくまでも今は、自分がこれ出来たら楽しいだろうな~と思える事をやる力がない状態。
よって、今自分は将来本当に楽しい事を出来るようになるために時間を割くしか無い状態。

自分が本当に人生楽しいっ!生きてるっ!
て感じられる事が出来るようになるまで、
とにかく、
人の役に立てるような自分の能力を高める。
そして、自分の幅を広げる。
そして、支えたい、そして支えてくれる、人達(家族を含む)と多くの時間を過ごす。

休みも超重要だとは思うけど、やっぱり少しは時間に追われている方が、自分は時間を凄い有効に使えるタイプ。
時間に追われながらする仕事が向いているし、その合間に未来の自分のための蓄積の時間をとる方が性にあってる。
自分は割とせっかちだから、すぐに成果にならないと投げ出しがちなところがすんごいある。
だからこそ、日々の仕事で成長を感じつつ、長く沢山積み重ねないと身にならないようなこと(英語とかマラソンとか)を同時並行で積み重ねる事が自分の精神衛生上、もっとも良いような気がする。
実は、多くの人が実はそうなのかも?と思ったり。

戦略コンサルとして働いている友達がいつも言っている。
平日めいいっぱい仕事に勉強に頑張って、休日は勉強なんてしないで気持ちよく遊んだらいいんじゃん!って。
確かに、土日に無理に勉強しようとしても、「わざわざ休日に勉強をする」という事実に対するストレスが、平日の仕事の合間に息抜き感覚で勉強をやるストレスと比較すると、段違いな気がする。
それに、休日に無理に勉強しようとすると非効率で集中できない事も多々あるような気がするので、いわば真理なのかも。

なんかつらつら書きましたが、
とにかく、
時間に追われる日は一日中目一杯生きる。
休日とか、時間に追われなくていい日はとにかく、目一杯だらだらする。
そう考えたら、だらだらする日は7日に1日あれば十分な人だと言う事が、
人生初めてGW4日間、
旅行も行かず、
なるべく予定も入れず、
適当にそのとき時間があった友達と過ごしたり、
だらっと本に漫画に雑誌にと一人でよみふけってみたりして分かったということです。

これからは確信をもって、
週1日→予定は夜に1つだけにして、だらだら過ごす
週5日→仕事に勉強にマラソンにとにかく忙しく過ごす
週1日→仕事か、とにかくプライベートの予定もぎっしりつめる
こんなペースで生きていきたいと思います。
借入時の不動産担保の登記費用について、ググっても出てこず、仕事で検討した結果のシェア。
結論としては、支出時の即時費用処理。科目の区分は営業外費用。

もし、資産計上して償却するとすれば、長期前払費用とするか、繰延資産的なものとして計上するかといった切り口。
以下、検討過程です。
①長期前払費用として整理できない理由
長期前払費用として処理するのであれば、対価の支払いが完了しているが、役務の提供はいまだ受けていないことが条件になります。
その償却期間にわたって役務の提供がされるために、費用を役務の提供に対応させる形で期間案分するという考え方かと思います。
今回の不動産担保の登記費用は、あくまでも、「担保として登記することにかかった費用」であると考えられるため、登記が完了した時点ですでに役務の提供がなされたものと考えられます。
よって、長期前払費用の整理はできません。

②繰延資産として整理できない理由
では、対価の支払いが完了し、それに対応する役務の提供を受けたとしても、その効果が将来にわたって発現するものというところで資産計上できるものとして、繰延資産が考えられうるかと思います。
ある種不動産担保の登記は、借入金の弁済が終了するまで効果が発現しますので、この定義にはあたるかと思います。
ただ、繰延資産は会社法制定にあたり、限定列挙ではなくなったものの、その後でた実務対応報告の脚注(*)ではもともと列挙されていたもの以外を繰延資産として認めるような検討は行っていないとあります。
よって、不動産担保の登記費用は基準上列挙されていないことから、資産計上して償却することはできないとの見解です。

⇒ご参考/実務対応報告 (*)P2の脚注2参照
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/docs/d_asset/d_asset.pdf

以上、備忘まで。
目標はなんですか?
って聞かれたら、
「この人みたいになりたい」
って思われて、そんな人になった後も、割と
「気軽に会ってくれる人」
でありたい。
そしてそれが自分の
「尊敬できる大人」
の定義となりつつある。

「情熱大陸」
いいですよね。出たいです。
私の純粋な憧れです。願望です。
なんだその願望、目立ちたいだけじゃんて思う人もいるかも知れません。

少なくとも私は、この番組に紹介された沢山の頑張っている日本人をみてもっと頑張ろうと思ったり、日々の努力の質を高めようと考えたり、良い影響を受けて凡人なりにも頑張れてる。
私と同じような人はこの日本に沢山いる。
日曜の夜にこの番組を見て、月曜日からまた頑張る。
そして、私もそんな良い影響を及ぼせる人間でありたい。
そんな日本人の一人に頑張ってなれたら、この番組で紹介されるくらいのご褒美があっても良いかなと。笑

日本が良くなるために、
日本の政治が駄目だ!
とか、
日本の教育を変えなきゃ!
とか、
政治家でもなければ、教育事業の関係者や教師でもない自分が突然言い出しても荒唐無稽極まりない。

自分が思う日本が良くなる最も簡単な方法は、
なんかこの人すんごいことやっているな
と純粋に思われる人がこの日本にはびこる事。

「日本が良くなる」っていうのも抽象的で、
「なんかこの人すんごいことやっている」っていうのもひどく抽象的ですが、
つまりは情熱大陸に出ているような人たちが増えて、
そんな人たちの影響を受けて、
次の世代の人たちが、自分の好きな事、意義を感じたことですんごい事をやろうとしだす、
そして何人かがやってのけてしまう、
そういう連鎖って凄くシンプル。

サッカーは非常に分かりやすいその例ですが、
三浦カズさんが居たから、今の欧州でプレーしている選手が出てきて、
サッカー業界が盛り上がってくる。そして日本代表が強くなる。
三浦カズさんは、
日本のサッカーの教え方じゃ世界に立ち向かえないとか
日本のサッカー協会の仕組みが変わればな~とか
思う前にブラジルに飛び出しちゃって、自分なりに一番能力をのばせる方法を色々考えて実践して産み重ねていった。
そうやって「まず自分が今能力を伸ばすためにできること」という意識の集積が結果、次の世代に強い影響を及ぼす。

サッカーみたいに日本に置き換えて
そんな単純に行くかよっ!って思うかもしれませんが、
事実自分は、
若い同世代の人が情熱大陸に出てたら、なんだか悔しい気持ちになるし、
年齢が行っている人が情熱大陸に出てたら、頑張ってコツコツ積み上げて頑張っていきたい
という気持ちになる。
その気持ちが自分の努力を引き出す。

なんか青臭いけど、そういった意味で自分も情熱大陸に紹介されるようなそんな一人になりたいな。
そして、そんな人になれたら、率先して自分に会いたいって言ってくれる若い世代に気軽に会える場に出て行きたいです。

だから、自分がまず頑張って、ビジネスマンとしてよいアウトプットを世の中に出していく事が、
結果として日本にいい影響を与えるんだ。
そう信じて自分も目の前の小さな事を一つ一つ頑張っていきたい。
「尊敬できる大人」目指して。


「ともに戦える仲間の作り方」by南壮一郎氏

南さんってどんな人?って気になる方は以下のワード参照。
ビスリーチ/楽天/スイミー/佐藤和男/亀井智英/草ベンチャー/モルガンスタンレー/絶対ブレない軸の作り方


割とさくっと読める感じの本。
彼の本にも出てくるTOKYO OTAKU MODEの亀井氏には一度ひょんな事でお会いした事がございますが、非常に時間へのコスト意識が優れた方でした。
というか忙しすぎて大変そう•••
といった雰囲気の方。

それはさておき。内容は「ビジネス上、信頼できる仲間」をテーマにしたビズリーチの起業ストーリー。
要約すると、
ビジネスマンとしての信頼関係
友達としての信頼関係
をごっちゃになった状態で友人と起業し失敗する例は少なくないが、その「ビジネスマンとしての信頼関係」を築ける仲間の力を得て起業成功の確度を高めていく事を提言している。
もちのろん、仲間を見つける事以外にも、起業する上で考えておかなければならない事が簡潔に書かれているので、起業を考えている方は起業までにアクションプラン構築の際に参考にしてみては如何でしょうか?

私が参考にしたい点を羅列すると以下の感じ。
•面白い場に積極的に顔を出し、相乗りでも良いから巻き込まれる
•会社を辞めずに本業以外の空いた時間にベンチャーに参加
•全員に受け入れられなくても良いので、とにかく伝え続ける
•仲良くなる前に片っ端から夢を語り、「夢を語るから仲間が集まる」という意識を持つ
•過去に誰かがやって失敗したアイデアであれば、その要因を探る
•前例がなければできない理由を特定する
•立ち上げたいサービスの市場規模と成長性
•今のタイミングで立ち上げる理由
•仲間になってほしい人に、一度きりのチャンスで全て(特に相手のニーズ)を聞き出す
•仲間の言葉を信じて限界を超え、信頼している仲間が新しい仲間を連れてきてくれる
•もし仲間にしたいのなら、一緒に~しようの言葉で次のきっかけを作る
•自らの想いをすべてさらけ出し、「どうあがいてもできないこと」を認めたうえで任せる
•興味があるけど跳べない人を受け入れる場を作る
•仲間との約束は双方向で、お互いが守るべき約束をする
•仲間を信じ、友に戦い、仲間に任せて、全力でサポートする
•自らの努力より全力を
•「何をやるか」より「誰とやるか」が全て。先に優秀な仲間を集めても良いくらい。

ともに戦える「仲間」のつくり方/南 壮一郎

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梅原大吾さんて誰?って言う方は、以下のワードをご参照。
プロゲーマー/ストリートファイター/背水の逆転劇/マッキンゼーの伊賀さん/Chikirinの日記/NHKプロフェッショナル仕事の流儀

一つの事を突き詰めた。
でも突き詰めていったものが社会的には認められていないものであった。
そのことで何度も迷い、違う道を進んだこともあった人の心の中が語られる。
そして彼のいっていることは、一流アスリートや一流経営者、プロフェッショナルが本を通じて伝えているような感覚とだいぶ近い。
(格闘ゲームは少しかじった事ある人ならご理解頂けると思いますが、ちょっとうまくなるだけでもかなり難しいことは間違いない。)

あくまでも人生の「目的」を成長し続ける事とし、
~ゲームを通じて自分が成長し、ひいては人生を充実させる~
という言葉を堂々と言えるほど、自分の中で葛藤し、咀嚼し、自分と向き合っている。

ゲームは個々の人から言ったら仕事に置き換えられるが、こんな言葉を体現する事が出来る人ってやっぱり居ない。
時間かけても良いからなんとかたどり着きたい。

他にも凡人の私に刺さるのは、以下の言葉達。あくまでも成長し「続ける」ことが目的であるが故の言葉達。(一部要約)
~今行っている努力は10年継続できる努力であるか?~
~目の前の階段をまず5段登る。そして登り続ける。~
自分の許容範囲と相談しながら日々を過ごし、昨日より今日、小さな自分の成長を実感し続ける事が大事。

14歳で世界で一番強いんじゃないかと思っていた感覚を持っていた。
今でも自分が世界で一番になれるものって全く思い当たらない。
尋常じゃない、プロ意識。

最近流行の、目標から逆算していく戦略思考とは考え方は違っていて、目の前の課題を一個一個クリアする事を永遠に繰り返していく中で人生が充実するという考え方。

周りの目を気にして小手先の仕事をしたり、
目標を達成した途端、やる気がなくなって続かなくなったり、
そんなマインドは捨て去り、自分の成長を第一に考えて行動し努力していく。

日々、継続。日々、成長。
そんな事を体現できる人ってやはり凄いな~
自分が生業としているビジネスというフィールドは個人技というよりは、チームプレーだけども、真のプロフェッショナルになるには突き詰めて考えて考えて、迷いながら進んでいく事が大事。
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