初のサマソニ行ってきましたーしかも日帰りで。
日帰りは流石に無謀かなと思ってたんですけどほんとに無謀でしたね、おすすめしません。
色々と時間食っちゃってようやくライブ見れるってなったのがPerfumeの途中からで終電があるのでトリのメタリカは見ずに退散というバタバタっぷりでした。メタリカはパペッツだけでも聞きたかった…。
■Perfume
Spending all my time
Magic of Love
Voice
Spring of Life
だいじょばない
チョコレイト・ディスコ
MY COLOR
定番なのはあんまりやらず最近の曲メインなセトリで知ってる曲ほとんどなかったんですけど楽しめました。最近の曲ワブルベースとか入ってるのね。
空気を自分達のものにするゆるいMCにやられて初めてあ～ちゃんをかわいいって思ってしまいました不覚。
しかし Spring of Life と だいじょばない で音響トラブルが起きて音が途切れ数秒間無音状態になってたのに動じず乱れないダンスを続けたプロ根性は流石でした。何事もなかったかのようにそれには触れずライブを終えたとこも含めて。
あれは一体何が悪かったんですかねー、まぁあの暑さなら何が起きてもという気がしますが。
■マキシマム ザ ホルモン
恋のメガラバ
maximum the hormone
便所サンダルダンス
Mr.ブギータンブリンマン
ビキニ・スポーツ・ポンチン
シミ
恋のスペルマ
ホルモンTが異常に多くて洋楽フェスとは思えないほどのウェルカムっぷりでした。この日一番暑くてしんどい時間で死ぬかと思った。
多分3,4年ぶりにホルモン見たんですけどフェス仕様なのか初っ端から メガラバ だったり シミ が聞けたりと暑かったけれど楽しめました。
Mr.ブギータンブリンマン でスカダン煽ってたのは少しカルチャーショック。
ホルモンのライブ自体は何もアクションしなくても楽しめるエンターテイメント性があるんですけどそれでも信者のような人たちが目に付いてしまって、maximum the hormone での合掌は流石に気持ち悪いと思いましたねー。
しかしホルモンの人気は異常ですね、物販も海外バンドを差し置いて一番列が長かったです。まぁツアーとかになったらまずチケット取れないしこういうフェスじゃなきゃ見れないってのもあるんでしょうねー。
■BULLET FOR MY VALENTINE
Breaking Point
The Last Fight
Scream Aim Fire
Riot
Tears Don't Fall
Temper Temper
Pleasure And Pain
Waking the Demon
高校の頃メタルとエモにはまっていたおれはBFMVのThe Poisonというアルバムに出会い、青春の一枚になるほど聞きまくってました。そのBFMVを生で見れるなんて涙ちょちょ切れですね。
BFMVの音は正統派なメタルにメタルコアやエモ要素を2割くらい入れてくる絶妙なバランスがたまらなくて、個人的には Suffocating Under Words Of Sorrow と All These Things I Hate が最高に好きです。
という感じで1st推しだったので Tears Don't Fall のイントロが鳴った瞬間は流石にテンション上がりましたね、サークルピットも発生してました。
しかしメタルらしいというかギターソロでめっちゃ盛り上がるっていうのがおもしろかったです。
オバマチョップ！オバマチョップ！も聞けたし何よりホルモンが終わったあとで人が比較的少なくこの日一番快適に見れたライブでしたね。
けどやっぱりSuffocatingとか4wordsとかHand of Bloodとか聞きたかった！
■FALL OUT BOY
Thriller
I Slept With Someone In
A Little Less Sixteen Candles, A Little More "Touch Me"
The Phoenix
This Ain't A Scene, It's An Arms Race
Along Together
Sugar, We're Goin Down
Dance, Dance
My Songs Know What You Did In The Dark (Light Em Up)
Thnks Fr Th Mmrs
Saturday
高校時代のおれにとってエモというジャンルはMY CHEMICAL ROMANCEでありFALL OUT BOYだったんです。From Under the Cork Treeっていう曲名がくっそ長いアルバムとマイケミのスウィートリベンジを同じくらい聞きまくってて、だから Sugar We're Going Down～Dance Dance の流れは高校時代がフラッシュバックして感極まりそうになりました。この2曲が聞けただけでほんとに今日来て良かったと。
CDを聞いてる限りじゃあんまり意識してなかったんですけどパトリックの歌唱力が圧巻でした。
This Ain't A Scene～ や Light Em Up での一体感ある合唱やラストの Saturday ではピートがベースを投げ出して客席最前でマイクを持って歌ってたりと大満足でした。
いやほんとSugar～を生で聞けたってのがうれしすぎてこれからずっと自慢して行こうと思います。
■LINKIN PARK
Tinfoil
Faint
Papercut
Given Up
With You
New Divide
Points Of Authority
Lies Greed Misery
Waiting For The End
Breaking The Habit
Castle Of Glass
Leave Out All The Rest～Shadow Of The Day～Iridescent
Lost In The Echo
Numb
What I've Done
Burn It Down
In The End
Bleed It Out
One Step Closer
FOBのライブが終わって転換時間30分。転換長いなーと思ってたけど高揚した気分と緊張であっという間に時間は経ち、そして始まったLINKIN PARKのライブは1時間強あったけれど永遠に感じるような一瞬でした。
人気曲を中心に組んだベスト的なセトリは曲が始まるごとに大歓声が上がり数千人の大合唱が絶えないライブで本当に最高の時間でした。
洋楽はヒップホップしか聞いていなかった頃、あまりに名盤だという評判を聞くのでレンタルショップで借りたメテオラに衝撃を受けたのを思い出しました。ピストルズやNIRVANAを聞いても全くピンと来なかったのにこんなに隙がなく完成度が高いアルバムがあったのかと。
CDを聞いて初めて鳥肌が立つという経験をしたチェスターのボーカルは、Given Up の長時間シャウトやバラードでの繊細な歌い方まで1時間強でも全くぶれることがなく本当に素晴らしいボーカリストなんだと再認識させられるばかりで、シノダはハンドマイクでラップしたりピアノ弾いたりギター弾いたり他メンバーも持ち楽器とは別にサンプラー叩いたりと忙しそうでした。
初っ端 Faint はイントロが鳴った瞬間にテンションぶち上がりでしたがアウトロでアレンジを加えてたり、本当に好きでたまらない Numb では Numb/Encore のフレーズを最後に入れたりしてました。
また Leave Out All The Rest～Shadow Of The Day～Iridescent の3曲はピアノをバックにメドレー形式で歌っていたんですけどいつ曲が変わったのか気付かないほどで聞き入ってしまいました。
代表曲はたくさんあるんだからただCD通り曲をやれば良いライブが出来るのにアレンジまで加えられてあれだけ完成度高いライブをされたらもう誰も勝てないなって。
終わった後ステージの隅から隅まで行き深々とお辞儀をするチェスターが印象的でしたね。
学生の頃身近に同じ音楽を聞く友達がいなくて好きな音楽を独り占めして寂しい思いをしてた人ってたくさんいると思うんですよね。多分そんな人が集まってたんですよあの場所に。
みんな歌ってんだもん。日常生活じゃ出会えなかった人たちがあの場所に集まって昔からの知り合いみたいに顔を合わせて笑いながらやべーよって言い合って歌ってたんですよねいい歳したおっさん達が。
友達と死ぬまでにリンキンは一回生で見ときたいよねって話してたその夢が叶いました。
学生時代の夢を大人になってひとつずつ叶えていってんのかなって思ったりして非常にエモーショナルになる一日でした。
さて、ライブの感想はこれくらいにして色々と思うことがあったのでだらだらと書きますよ！
前述したようにサマソニは初めて行ったんですが待ち時間との戦いそして暑さとの戦いでしたね。
シャトルバス乗車列に並びリストバンドの交換列に並び物販ブースに入る列に並び物販購入の列に並びクロークの袋を買う列に並びクロークに預ける列に並びドリンクを買う列に並びゴミ箱の列に並び…とせっかくの都市型フェスなのに全く快適じゃなく我慢との戦いでした。
また気温が40℃近くまで上がり日陰がある箇所がほとんどなかったため運ばれる人もちらほら出てました。
熱中症対策のためドリンクの消費も多くそれに比例してゴミの散乱が激しかったです。暑さによるイライラからモラルが低下してたってのもあると思いますけどゴミ箱が6つに分別して捨てるようになっていてかつその数が少なくどこも行列が出来ていてゴミを捨てに行くだけでもストレスがたまる状況だったことも一因かなと思います。
まぁしかしそれにしてもなんでそんなにゴミが散乱してたかっていうと、サマソニってフェス自体を成功させて存続させようなんて誰も思って来てないからですよ。
フジロックみたいにフェス自体を愛してるリピーターがいる訳でもないしただ見たいアーティストが出るから行くという人が大半だと思います。
サマソニの売りとしてはブッキングのおもしろさなのかなと思ってて、特に今年のメタリカ、リンキン、FOBっていうお前らこういうの好きだろ感とか韓流V系アイドルをぶつけてきたとこはおもしろかったと思いますね。
ミスチルを呼んだのもおもしろいと思ったんですけどミスチル地蔵が想像を超えてたみたいですね。(スマパン怒っちゃってもうサマソニ出てくれないかも。)
そういう意味だと集客もあって今一番アツいスクリレックスをなんでフジに取られてんだよっていうのも言いたいですね見たかった！(スクリレックス的にはフジで評価を得て本物認定みたいな感じになってるので成功だったと思いますけど。)
フジロックや邦楽フェスでいうならRISING SUNにはなれない。
都市型フェスとして並べるならROCK IN JAPAN FESがありますけどあっちはあっちでサマソニのような雑多なブッキングをしつつもステージの昇格システムというストーリーが出来つつある。
じゃあサマソニはどうするんですかね、このままブッキング頼りだけでいいんでしょうか。いつまでも運営がクソ、クリマンはクソって言われたままでいいんですかね。
運営の人がひたすらサマソニを世界一のフェスにしたいって言っててそれがあまりに現状と剥離してたので気になりました。
サマソニの前日にWOWにも行ったんですけど改めてキャパ200のハコで見るライブも数万人が集まるフェスもどっちも好きだなーと思いました。どちらも楽しめる性格で良かったなと。
んで次の予定はキャパ100のクラブイベントというですね。
Seiho来北！
NEXT LIVE...
freq
＠小倉MEGAHERTZ