
「世界の終わりと夜明け前」や「式の前日」を読んでから単巻モノのマンガを集めるのにはまっていまして
この本も単巻モノでいいのないかなーと探してたところ見つけました
ものすごくざっくりと言うなら親に愛されなかったある男の不幸な一生を描いた物語です
絵本のような絵に西洋文学のような残酷なストーリー
あまりにも坦々と進むストーリーにハッとさせられるようなセリフがあったりと独特の空気を感じながら一気に読まされました
最初に結末を描いたあと本編が始まるという手法は小説でもよく見られますがマンガでその手法を使っているものは初めて読みました
そして本編を読み終わったあとにまたプロローグを読むことで改めて完結するという構成になってます
ある約束を守るためニューヨークへ来ていた主人公のイアンは
通りすがりの女性の策略により不運にも殺されてしまう
こんなプロローグからこの物語は始まります
どんなひどい仕打ちを受けても希望をなくさずに生きていく姿は
どれだけ足掻いてもバッドエンドであるとわかっていながら読み進めるには少し辛いものがありました
シンプルな絵にシンプルな物語
だけどこの物語を取り巻くものは決してシンプルではなくて
きっと生きることだとか幸せだとかはシンプルなものなんだけどそれを取り巻くものは決してシンプルじゃない
そんな意味が込められているのかなーと思いましたね
アンチノミー!!
いい感じにシュッとまとまりましたということで単巻モノおすすめあれば教えてくださーい