映画「AVATOR」 | Rotten Apple

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遅ればせながら見てきました
ジェームズ・キャメロンの新作『アバター』

ワンピースと迷ったけどこっち見てきて完全に正解!
3Dだったんでメガネonメガネ状態でしたけど(笑

内容はアクション,戦争,ファンタジー,恋愛,社会風刺など混ぜ混ぜの盛り沢山


─あらすじ─
22世紀。主人公ジェイクは戦争で下半身不随になった元海兵隊員。出発直前に殺された双子の兄の代わりに、衛星パンドラでのアバター・プロジェクトに参加する。
パンドラは恐ろしげな動物や植物が共存する深いジャングルに覆われた未開の星。パンドラでは、人間よりも能力が高く研ぎ澄まされた感覚を持つ種族ナヴィが生息していた。ナヴィがテリトリーとするパンドラの森の奥には希少鉱物が埋蔵しており、それを求める人間との間で小競り合いが発生していた。
人間はパンドラの大気を呼吸できないため、人間とナヴィを組み合わせた肉体"アバター"が作り出された。アバターの体は、ドライバーとなる人間の意識と連結させる事で人間がコントロールし、現実の世界で生活する事ができる。
パンドラのジャングル深く、スパイとして送り込まれた彼はナヴィの女性ネイティリに助けられる。ジェイクは美しく勇敢な戦士である彼女のもとで生活する内にナヴィに溶け込み、そしてネイティリと恋に落ちてしまう。
その結果、ジェイクは採掘活動を進める地球の軍隊とナヴィの間で板挟みとなり、どちらの味方につくか決断を迫られる事になる…




※以下ネタバレ注意




とりあえず映像が素晴らしい!

トランスフォーマーもどこからが実写でどこからがCGなのかわからなくて衝撃やったけど
これも完全にCGである事を気にせず世界に入り込めるレベル

CGならではのパンドラの密林にいる動植物のビジュアルや細かいとこで言うと動物の飛び方とかその発想力には圧巻です

しかも3D(☆o☆)
200円高かったし!


まぁストーリーはありがちなんだけど
人間とレヴィどちらの味方をするかで悩む姿
スパイとして送り込まれた為どちらからも信用されなくなる葛藤
種族を超えた恋などの人間描写もしっかりしてる


個人的に気になったのは社会風刺で

株主の顔色をうかがう担当者
"人間は地球の自然を破壊した。この星でもそれを繰り返す。"といった台詞
ホームツリーが倒れるシーンは911を彷彿とさせる

また現実世界では足が不自由だがアバターでは自由に走り回れる嬉しさ
アバターとしての生活が楽しくなり、どっちが現実かわからなくなってしまう葛藤っていうのは
簡単に違う自分が作れてしまうネット社会への風刺だろう

まぁタイトルがアバターですし


もうアバターによる調査はやめて地球へ戻れという大佐に対し、やっと一人前のレヴィとして認められるから、あと一回だけ行かせてくれというシーンはネトゲだろうし
ヒロインがアバターとしてではなく人間の主人公に恋するシーンは
ネットと現実の境目がなくなっている現状を表しているのかもしれない


サブキャラも立ってて
最後の最後まで軍人だった大佐やいつもいいとこで助けに来てくれるパイロットの姉さんが個人的に好きでしたね(=ω=`)


単純にアクション映画として見てもおもしろいし、その裏のメッセージを勝手に想像してもおもしろい
このクオリティはさすがジェームズ・キャメロンとしか言いようがない


まぁ不満な所と言えば
レヴィの見た目が個人的に好きじゃなかった事
完全に伏線やと思ってた兄が全くのノータッチだった事くらいか(笑


I see you