お久しぶりです
前回の更新から3年以上経ちます。
今までに12回連続流産していた私がどんな治療をして出産出来たのか?とメッセージなどで聞かれることがありました。
今まで公表してないとお答えしていました。申し訳ありません。
今更ながら書こうと決めました。
出産から4年以上経過しているので誰も読んでいないとは思いますが
万一原因不明で何度も流産を繰り返していて、何か情報が欲しくて検索して偶然私のブログにたどりつくことがあるかもしれない。
たった1人のあなたのために参考になればという思いを込めて。
【12回目〜15回目妊娠中の治療と経過】
妊娠がわかった直後から免疫抑制剤を服用
(1錠1000円の薬を出産まで)
・11回目の妊娠
免疫グロブリン大量療法(自費)、ヘパリン24時間点滴、バイアスピリン
→8w1d心拍停止
・12回目の妊娠
免疫抑制剤を1日1錠
入院してヘパリン24時間点滴、バイアスピリン
→9w1d心拍停止 染色体異常なし
・13回目(2015年8月)→1人目出産
免疫抑制剤1日2錠のみ 出産当日まで服用
重症妊娠高血圧症候群、胎児発育不全
→29w5d緊急帝王切開 超低出生体重児出産
・14回目
免疫抑制剤1日3錠服用
バイアスピリン服用
→稽留流産 染色体検査はせず
高齢のため、現実を受け止めようと染色体検査はしませんでした
・15回目(2019年)→2人目出産
免疫抑制剤1日3錠 出産当日まで
バイアスピリン34週まで服用
妊娠後期にはth1の値が50以上とかなり高値
→38週予定帝王切開
【免疫抑制剤を服用した理由】
1.不育の一通りの治療をしてもうまくいかなかったこと
→免疫グロブリンしかないと言われる
2.原因不明の流産(染色体正常)を繰り返していたこと
→着床前診断は意味がないと言われる
3.免疫グロブリン大量療法は私の場合自費となるため100万円以上の高額となること、さらに入院になるため仕事を休まなければならないこと
*11回目の妊娠時に自費で免疫グロブリン大量療法をしています。
そんな中、別の選択肢である免疫抑制剤を勧められ最後の手段に挑戦してみようと思いました。
【公表していなかった理由】
1.不育症の一般治療ではないこと
→エビデンスがない
2.たいていの不育症は一般的な治療で出産出来ること(又は無治療で出産されている方も多い)
3.私自身1人目が発育不全および重症妊娠高血圧症候群となりスムーズに出産したわけではなかったこと→効果は半信半疑
4.先生が公表しないようにとおっしゃっていたこと(安易に服用するものではないこと)
5.1人目妊娠中、同じ時期に同じ薬を服用されていた方がとても悲しい結果になったこと
など
いろんな理由があって公表していませんでした
【今回公表しようと思った理由】
1.私自身が同じ薬を服用して2回出産出来たこと
→私には効果があったのかもしれない
2.とある論文に私のケースが掲載されたことを知ったこと
3.もしかしたら今まさに原因不明で何度も流産を繰り返していて苦しんでいる方に私の経験が参考になるかもしれないと思ったこと
***
10回以上連続して繰り返す流産
悲しくてつらくてどうして?なんで?という気持ちと罪悪感
誰にも理解されず孤独で
未来が見えず真っ暗だったこと
でも、諦めきれなかったこと
そんな私が2人も出産出来たことに心から感謝するとともに、長年の不育症による心のダメージは無事に出産できた今でも後遺症として残っています。
2人目妊娠中、以前不育で入院した時に何度もお世話になった看護師さんに偶然病院でお会いしました。5年以上ぶりの再会でした。
1人目はNICUが満床のため別の病院に搬送となったのでこの病院で出産していないのに、無事に生まれたらしいと病棟の皆さんが風の噂で知っていてくれたことに驚くと同時にうれしくなりました。
その当時の私は自分のことで精一杯で周りが見えていなかったです。当時の無礼をお詫びし涙しました。
不育を経験しなかったら知らなかったことや出会わなかった方々がたくさんいらっしゃいます。
私に関わってくれた皆様ありがとうございました。
不育で経験したこと感じたことは、決して忘れずにこれからの人生の糧として生きていきます。
2019年12月 kokoro
