家族で予定を立てたり、何かを計画するという事はよくありますね。
今日の午後の予定、明日の予定、週末の予定、来月の予定…子どもにとって楽しい予定があるというのは嬉しい限りでしょう。それがあるから普段は嫌々している事でもがんばれたり…。
発達障害である場合、親が良かれと思って予定した事が修羅場になる事があります。
まずその特性ゆえに、待てない、すぐしたい、それしか見えないというのが災いします。例えば、学校に行く前、朝食をとりながら''明日は海に行くよ''と親が微笑みながら明日の予定を知らせます。''やった〜''と子どもが笑顔で答えます。''だから今日は学校から帰ってきたらすぐに宿題を済ませて海へ行く用意をしましょうね''と親が言います。''新しい浮き輪が欲しいな''などと子どもが言います。''いいわよ。宿題を済ませてから買いに行きましょうね''と親が言います。…ここからです…。''うん。わかった''とはならないです。大きいのがいいな!黄色いのがいいかな!裏が透明で鈴が入ってるのにしようかな!やっぱり、赤いのにするっ🤗!と、すっかり気分はデパートです。水着出しといてね!テントも!パラソルも!あっ!おやつも!貝殻入れるビニール袋も2枚!いや、3枚くらい⁈それからそれから…もうすっかりビーチです。🏖
この辺りで親のテンションは下がり始めます。''さっさと食べて学校に行きなさい''とひとまず家から出してクールダウンです。が、テンションが上がり始めた我が子は上機嫌です。気分よく学校へ出かけて行きます。一日中、気分上々です。もう授業なんか上の空です。''早く帰りた〜い''です⛵️
帰宅するなり、あれは用意したか、これは用意したかと宿題なんかそっちのけです。宿題をしたくないとかの問題ではないのです。宿題を済まさなければ浮き輪を買いに連れて行ってもらえないのも十二分にわかっているのです。でも、もう嬉しくて楽しくて落ち着かないのです。何とか諭され宿題を済ませデパートに到着しても、嬉しくて楽しくて、浮かれてしまっているので調子に乗ったような事を言ったり、したりして、とうとう親を怒らせてしまう…となります。
発達障害を持つ大人も子どもも日常と違う事が大好きです。(タイプによっては変化をとても嫌いますが)そして、それを知った時点から、もう、頭も心もその事でいっぱいになります。元々、後先を考えず行動しますから、しなければならない事もそっちのけで夢中になってしまいます。
結果、親がせっかく良かれと思って計画した事で叱らなければならない場面が増えてしまう…という何とも残念な事となりがちです。
ですから、極力予定は前以て知らせないようにしてください。親としては喜ばせたい気持ちだけでなく、前段取りが苦手な子ども故に、荷物の準備、心の準備も兼ねて前以て知らせたくなるのですが、そこをぐっと我慢してギリギリまで知らせない事です。
浮かれてしまう時間は短ければ短いほど良いです。楽しい事には本当にエネルギーを使い果たしますし、疲れの表現が下手ですので本人も周りも最後は険悪…とならない為にも、予定はギリギリまで知らせないであげてください。🗓