鯛茶漬け 武作 @金沢 ★新規★ | 1級フードアナリスト 村田幸夫

[2021年夏_金沢旅行] まとめ記事

 

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夜、和食の予定だったので、「自由軒」さんで洋食を食べる予定でした。

その前に軽く何かを食べたかったのですが、お店がやっていない(泣)

 

しかたなく、歩いていると、美味しそうなメニューが目に入ってきました!

 

鯛茶漬け

 

昨日ののど黒のひつまぶし風が引っ掛かっていたのでしょうか?(笑)

がっつり和食なのに、心をつかまれてしまいました。

 

10時に食べれば大丈夫だろうと、引き戸を開けました。

中を覗くと、仕込みをされていました。

 

「11時からなんですが、看板だけ出しちゃいました」

 

ワオッ!

やってないのか(笑)

 

1時間もあったので、パンケーキにしようかとも迷いました。

でも、掴まれた心は離れません。。

ブラブラとひがし茶屋街を歩きながら時間をつぶします。

 

ようやく、11時前になり、再度お伺いしました。

暖簾等は出ていませんでしたが、回転しているようです。

ちょっと、大将は不器用な方かも知れないです。

 

お店は新しく、若い大将がお一人でやられているようでした。

坊主頭のビジュアルが、自分と同じで親近感を抱きました(笑)

 

 

お品書き

 

この時は、「なぜ金沢で、あゆ塩焼き?」と思いました。

夜にお伺いした玉泉邸さんで謎は解けました!

 

軽く食べたかったので、「小皿前菜と鯛茶漬け」にしました。

 

まずは、ビールです。

 

小瓶って久しぶりに見ました。

 

 

1時間待っていてくれたからと、酒の肴をいただきました。

 

 

その心が嬉しいです。

もう、大将のことが好きになっていました!

近くにあったら、何度も通ってしまうお店です。

 

これがお酒に合うんです!

 

たまらず、日本酒を頼んでしまいます。

 

 

 

出していただくまでのたどたどしさが、親のように心配になってしまいます。

 

 

そして、小皿料理をいただきます。

 

 

 

全部美味しかったのですが、左下の鶏レバーの味付けが最高でした。

 

 

お話ししている中で「夜に和食をいただくので、洋食を食べたかったんでが、鯛茶漬けの魅力に負けてお伺いしました」と冗談を言いました。

それにお応えいただく感じで、生ハムとチーズを出していただきました。

 

「ちょっと洋食感を味わっていただきたくて。。」

大将が良い方過ぎて、泣きそうになりました。

何かをしてあげたいとか喜んでほしいとかっていう「おもてなしの心」って、持って生まれたものだと思うんですよね。

本当に素晴らしい方です。

 

そして、鯛茶漬けが出てきました。

 

ちなみに、御飯はおかわり自由です。

美味しいお米でした。

 

薬味です。

 

 

昨日の教訓?を生かして、まずはそのままいただきます。

「鯛、旨いなぁ」しか感想は出てきません。

魚の王道ですね。

 

満を持して、出汁をかけます。


一口食べてみます。

 

「これだよ、これ、昨日食べたかったのも、これだよ!」

 

って、感想です(笑)

 

本当に美味しかったです。

不思議な味だと思ったら、金沢棒茶が入っているらしいです。

 # 駅でお土産に棒茶を買ったのは、言うまでもありません(笑)

 

あまりに美味しかったので、ヒタヒタにしちゃいます

 

 

口も心も満たされました!

1時間待った甲斐がありました。

 

お会計は、8,000円弱でした。

サービスいただいたからか、安すぎて聞き直してしまいました。

現金のみだったこともあり、1万円でお釣りは辞退させていただきました。

 

帰ろうとしたところ、呼び止められまして、何かを出してくれようとされていました。

本当に、サービス心にあふれた方です。

ただ、別のお客様の鮎を焼かれている最中でしたので、焦げないかと冷や冷やしました(笑)

 

 

大根をいただきました。

 

美味しい大根でした。

 

不器用な方でしたので、落ちもありました(笑)

こちらの大根を新しい袋から出していただいたのですが、残りの大根もお渡しいただきました。

有難く頂戴したのですが、袋開封しちゃったので、オープン大根です。

欲を言えば、未開封の大根をいただきたかった(笑)

でも、そんなところが愛おしく感じて、また好きになりました。

 

 

素晴らしい方に出会えるのも旅の醍醐味ですかね。

次回も絶対お伺いさせていただきます。

 

 

訪問日 2021/7/10
店名 鯛茶漬け 武作
住所 石川県金沢市東山1-15-5
電話番号 050-5360-6830
URL https://tabelog.com/ishikawa/