前回からの続きです。
事前検査の診察で受けた説明について。
事前の科内での話も「早く手術をする方が良いだろう」という結論になったとのこと。
そして手術の説明。
・お腹を開けたら、シャント血管を見つける
・同時にカテーテルで腸からの血管の圧を測る
・調度いい門脈圧になるように血管を縛る
わかりやすく書き直したのですが、絵心なくてすみません
本来の門脈が肝臓に入らず、シャント血管から下大静脈に合流している。
ということはこの病気を知っている方はご存知だと思います。
本来の門脈は脾臓から対になる位置にあるそうで、娘の場合はちょっと下。
シャント血管に比べるとかなり細いです。
6年前になる血管造影の画像でしたが、今もおそらく変わりはないのでしょう。
シャント血管を止めれば、当然血液が行き場を失って大変なことになるので、腸管側の圧を耐えられる範囲で縛る。
そうすることでほそーい門脈血管に血流を増やして、肝臓への血管を太くするのが今回の手術。
2段階の1段階です。
2段階は軽く縛ったシャント血管をカテーテルを使って血管用のコイルやプラグで塞ぎます。
そうすれば全ての血液が肝臓に流入し、本来の肝臓の機能を取り戻せます。
2段階を何時やるか?
今までは半年〜1年だったそうですが、海外では結構早いケースもあり、数週間で実施することもあるそうです。担当医も「長い期間を空けても変わるものでもないので」という方針のようです。
(それだけ血管は早く順応するということなのでしょう)
一度開腹してるので癒着が進む、というのが懸念点かな?
とはいっても、癒着を防止するシートのようなものをお腹に残すので、どちらにしろ影響は少ないそうです。
2回目はいつになるかやってみないとわかりませんが、実施する時は血管造影して閉塞する。
従来の門脈シャントの閉塞と同じような形ですね。
これでうまくいかない場合は3回目の開腹しての閉塞術になるそうです。
なので最大で3回手術をすることになります。
でも1回だけの人が多いそうです。
1回やるだけで状態がだいぶ良くなって、2回目はパス。
という判断の人が多いとか。
シャントが塞がるなら、それぐらい縛れるなら良いと思うのですが、娘はそこまでいくかな〜
「2回目のカテーテルでの閉塞まで」
やってしまいたい。と思うのですが、1回目の結果次第ですね。