今回の法要は、「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録二十周年を奉祝するものでもあります。
大きな地震が続いている昨今、懸念されるのは、南海トラフを震源とする東南海地震です。
予想されるのは震度7の揺れに10メートルを超える大津波、政府の調査委員会によれば、人的被害は32万人、建物被害238万戸、経済損失は220兆円と試算されています。
紀伊半島熊野三山で巨大地震津波除災、国土安穏、世界平和を祈念する、大柴燈護摩をお焚き上げし、祈りの力で大難を小難に、小難を無難にする。
そのためには、ひとりでも多くの祈りの心を護摩木に託して、祈ることだと思います。みなさま、よろしくお願い致します。