3月25日(日) 勿体ないくらいのピーカン
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この日に乗るバスが10時08分発という事もあり、朝はゆっくり。
とはいえ、朝食サービスが始まる8時きっかりにレストランに行きました ![]()
そしてのんびりと朝食を楽しむ予定だったのに、ここでトラブル発生!
席に着くと係の女の子(近所の学生の週末バイトという感じ)が注文を取りに来たので、紅茶
、ブラウン&ホワイトミックスのトースト
、そしてメインは「スクランブルエッグでのフル・ヨークシャー
」である事を伝えました。
まずは紅茶とトーストが運ばれ(キチンと二人分)、それからしばらくしてブレックファストのプレートが一つ運ばれて来て、「他に何かありますか?」と聞かれたので「ケチャップを下さい」とお願いしました。
そのプレートは私のところに置かれたので、早速手を付け始めたのですが、その後待てど暮らせど母の分のプレートが運ばれて来る様子が全然ないのです!
母と私は全く同じものを注文しているのだから厨房で同時に作っている筈。それなのにこれだけのタイムラグがあるのはおかしいし、母もイライラし始めたので、厨房の方に行き、さっき注文を取りに来た女のコに「フル・ヨークシャー、2人分お願いしたのに1つしか来ないんですけど」と尋ねてみると「1つだけ注文したのだと思った」という驚きのセリフが返ってきました ![]()
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母は英語が出来ないので必然的に注文時は私だけが喋って母はダンマリとなるのですが、2人がけのテーブルに2人で座っていて1人分しか朝食を注文しないのは不自然だと思わないの??と、とっても不思議(朝食込みの宿泊だというのに)!
しかも紅茶とトーストはキチンと2人分運ばれて来たんですよね。
万が一「この人達、1人分しか頼まないのかな?」と思ったとしても、「こちらの方(母)はいかが致しますか?」とか聞きませんかね?
私がハッキリと「2人分お願いします」と言わなかったのが悪かったかもしれませんが、前日は問題なく2人分運ばれて来たので(この日とは違う係)、まさかまさか!でした。
なので「スクランブルのフルヨークシャーでお願いします」と念を押して、席に戻りましたが母はカンカン(苦笑)。
ハッキリ2人分と念押ししなかった私にも非があったかもしれませんが、レストランの接客としてはあまりにも気が利かなさすぎるし、いかがなものかと思いました。ボンヤリしているというか使えないというか‥。いや、その両方か![]()
食べ物の恨みは恐ろしい‥![]()
その後、あまり時間を置かずに無事に母の分のフル・ヨークシャーが届き、ようやくホッと一息での朝食となりました(私はほぼ食べ終えてましたが)。
不幸中の幸いで、この日は時間に余裕があったので良かったものの、バスや電車の時間が迫っていたらと思うと‥コワイコワイ。
朝食後、バスの時間まで間があったので、部屋に戻りしばしノンビリ。
バスは駅前から出るので、つまりはホテルの目の前。9時50分頃にホテルを出ました。
行き先は私が以前からとっても行きたいと思っていた「ボルトン・アビー」。
ここへは以前、写真で見た時からずーっと訪れてみたいと思っていたのですが、地の利が悪くて実現不可だと思っていました。現地でレンタカーでも借りれば簡単に行かれると思いますが、私は海外では怖くて運転なんて出来ませんので、どうしても公共交通機関に頼らざるを得ないのです。
そして、このボルトンアビーに行くバスは日曜にしか運行されないので、日曜にスキップトンに滞在しているこの日しかチャンスはありません。
しかも、週に1日しか運行されないバスなのに(だからなのか)、本数もメチャメチャ少なくて、現地に1時間滞在するか、4時間滞在するかの2択‥。
行きは10時08分スキップトン駅前発~ボルトンアビー10時51分着。
復路に関しては、ボルトンアビー11時53分発か14時53分発というタイムテーブル。
このボルトンアビーはヨークシャーデイルズ国立公園の一角にあり、広大な敷地に川が流れ、歴史的な教会や廃墟があり、トレッキングや川遊び、釣りなどもできる自然公園になっています。
なので、アウトドア好きor歩くの大好き!な人であれば、景色を楽しみつつハイキングを楽しめるのですが、私達はそういうタイプではないので‥![]()
母に一応トレッキングをするかどうかのお伺いを立てたところ、「4時間もいられない」とアッサリと却下されたので、若干忙しいけれど滞在は1時間という事に決定しました。
Ilkley行き・884番のバスでボルトンアビーへ向かいます
このバス、週に1日しか運行しない事もあってなのか、かなりの混み具合で満席どころか立っている人も出るくらいでした。
しかも乗っている人達が皆さんビックリするくらいに高齢! 70代後半~80代という感じで、母と「このバスの平均年齢、もの凄く高いだろうね」と笑っていました。
そんな感じで高齢の方ばかりなので、私みたいのが座っていると悪いかなと思いましたが、大抵居合わせた男性(オジサンですが)が高齢者に席を譲っていたので、私は有難く座らせてもらいました。
晴天だった事もあり、車窓の風景がとても素晴らしくいつまでも乗っていたいと思いました![]()
車窓の景色に見とれていたのでバスを降りるのが勿体ないくらいでしたが、ボルトンアビー到着。
バス停から少し下ったところにそれはありました。
Bolton Abbey
ボルトン・アビーと言っても「アビー=大修道院」ではなく、ボルトン・アビー村にあるボルトン・アビー・エステートが所有する ボルトン・プライオリー=小修道(Bolton Priory)の廃墟。
12世紀に建てられ15世紀まで改修が進められ、16世紀の修道院解散で屋根が外され廃墟となったものですが、実に美しい姿で残っています。 石の色も美しい。廃墟マニアの私の心をくすぐる建物でした![]()
子供達がこのステッピングストーンの上をピョンピョン跳ねて、対岸へ渡っていました![]()
帰りのバスの時間まで1時間という事で慌ただしいかな思いましたが、ボルトンアビー自体を見るのに時間はかからないので、しばらく敷地の散歩をしつつ、バス停の方へと上がって行きました。
バス停の近くにはカフェやちょっとしたショップがあったので、お店に寄ってみる事に。
郵便局と一緒になってました![]()
Bolton Abbeyの名の入ったお土産もありましたが、 特に何も買わず
バス停の標識はないけれど、ここがバス停![]()
他にも5~6人の高齢のご婦人方もバスを待っていましたが、全員が行きのバスで一緒だった人達でした。とはいえ私達みたいな観光客ならともかく、現地住まいの方が週に1日運行のバスに乗って、1時間だけボルトンアビーに何をしに来たんだろう?とちょっと不思議です。
隣に並んでいたマダムから話しかけられ、色々と質問されたので、その時にでも聞いてみれば良かったかもしれません(笑)
このマダムは少なくとも、先程まで私達が行っていたショップで何かを買ったようで、手にボルトンアビーの名前が入った袋を持っていました(「そこにお店があるのよ。あなた達は行った?」と聞かれました)。誰かにあげるボルトンアビーのお土産でも買いに来たのでしょうかね?
帰りのバスは行きの様に混んでいませんでしたが、それなりに賑わっていて、私は来る時同様に車窓の風景を心ワクワクさせながら眺めていました ![]()
行きのバスはスキップトン駅前発でしたが、帰りのバスはスキップトンのバスステーションが終点。
スキップトン・バスステーション ![]()
時間は12時半前。
実は本来の予定では、このまま駅に向かってLeeds(リーズ)にでも行こうかという事になっていましたが、ここで問題発覚
!
翌月曜は景勝ルートを通る事で有名な電車に乗って1日観光に出かける予定でしたが、なんとストライキが決行される事になってしまい、その予定がダメになってしまったのです![]()
という訳で、翌日に行く場所・やる事がなくなってしまったので、午後に訪れようと思っていたリーズを翌日に回し、この日はもうどこにも出かけずにスキップトンに残る事にしました。
スキップトンには全長204キロ、イギリスで2番目に長いリーズ・リヴァプール運河が流れています
。
観光クルーズ
があったので、それに乗って時間を潰そうかという事になりました(1時間:大人£8≒1,200円)
往復1時間のクルーズは短いものでしたし、川も残念ながら綺麗とは言えませんでしたが、船の中から眺めるスキップトンはまた違った風景でした。
さて!まだまだ時間は早いのにやる事ないゾ!という事で、私達の大好きなスーパーMorrisonsに遊びに行きました ![]()
大好き
!Morrisons ![]()
モリソンズでしばらくウロウロしていたとはいうものの、まだまだ時間は早く‥。とはいえ、もう行くところもやる事もなくなってしまったので(って2日前のデジャブですが)、ホテルに戻る事にしました。
本当だったらリーズに行こうと思っていたので、こんなに時間が余るとは予定外だったのですが‥![]()
ここ数年、たまたま私達の渡英の時期にオックスフォード対ケンブリッジのボートレース
が開催されているのですが、そのレースがまさにこの日でした。
昨年も同じ時期にイギリスにいたのでTVでレースの模様を見たのですが(オンタイムではなく、スポーツニュース)、スポーツ観戦好きな母が「せっかくなのでTVで生中継を見たい
」と言うので、じゃあやる事もないしホテルに戻ろうか‥となりました。
ちなみにあちらでは「ボートレース」ではなく、「レガッタ」と言います。
毎年3月の最終週もしくは4月の第1週に行われるオックスフォード大学対ケンブリッジ大学のレガッタ競技は、「春を告げる伝統の一戦」と呼ばれています![]()
日本で「ボートレース」というと、公営競技の競艇を想起する人が多いかもしれませんが、英国におけるボートレースとはモーターボートではなく、いわゆるレガッタ競技の事。
女子の部が16時31分スタート、男子の部は17時32分よりスタート。毎年25万人の観客がレースが繰り広げられるテムズ川沿いに集結します。
Putney Bridgeが出発点、Mortlakeがゴール地点となっているこのレースの現在の最高記録は1998年にケンブリッジ大学が叩き出した16分19秒。
今年は男女共にケンブリッジの勝利でした。男子17分51秒、女子19分06秒。
頭が良いだけではなく、スポーツまで出来ちゃうんだなぁ
‥と私はちょっと違う目で選手達を見ていました。
しかも男子チームとかメッチャイケメン揃いだった![]()
来年は4月7日(日)の14時16分が女子、15時16分からが男子の部だそうですが、この時に私達はイギリスにいるでしょうか??4月7日だといないかな。
とそんな感じで外はピーカンだというのに、早々とホテルに戻ってしまい、ちょっと勿体ないかなあと胸がチクチクしましたが、とにかくやる事がなくなってしまったので仕方ない ![]()
この日に電車でどこかに精力的に出かけてしまうと、翌日に行くところがなくなってしまうので‥。
本当に最悪なタイミングでストライキとぶつかってしまいました![]()
翌日のスケジュールが全て白紙になってしまったので、母がレガッタ観戦を楽しんでいる間、私はスマホやガイドブックと格闘しつつ、あれやこれやと苦し紛れのスケジュールを立てて午後を過ごしました。



























