ひいばあちゃんの恩人を訪ねる、の巻 | あしたまにゃーな

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飲むわ潰れるわ食うわ走るわ登るわ浸かるわ読むわ観るわで、

なんだかてんやわんやな日記です☆

『細川家の至宝展』を堪能したら、おなかがすいてきた・・・!


『Caudalie』(コーダリー)というフレンチに行こうと思って

電話してみると、満席とのこと!

平日とはいえ、人気のお店はあなどれないのう・・・


というわけで、上野公園内の『韻松亭』へ。


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本館?はいっぱいだったのか、

手前のカフェっぽいスペースに通されました。

『花かご膳』とビールをお願いします。


煮物や和え物、ゆば刺などが載った籠に、

豆ご飯と赤出汁、茶碗蒸しがついてます。

ビールを飲みながら、ちょこちょこつまんで

ちょうど良くおなかいっぱい。


ああ、こういうの食べると、また京都に行きたくなるなあ・・・

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『パティシエ イナムラショウゾウ』に行くかどうか悩んだけど、

この後の予定が詰まっているので今日はパス!

不忍池をぐるっと回って根津方面へ向かいます。

スワンボートもこれだけ並ぶと壮観です。

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不忍池の周りのベンチには、

お昼休みっぽい人たちがのんびり座ってます。

ホントに気持ちいい天気だこと。

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このあと『ルーシー・リー展』に行こうと思っていたのですが、

『細川家の至宝展』でなんだかお腹いっぱい。


そこで、青山墓地に行ってみることに。

先日書いた、イギリスひいばあちゃんの恩人、

カークス夫人のお墓を探しにいくのだ☆

ご先祖さまを探せ!(その3)~謎のイギリスおばあちゃん


実はその後、実家から写真のコピーが送られてきまして☆


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写真のコピーをさらに撮影したものなので

甚だ不鮮明だけど、左端がひいおばあちゃんで、

中央に座ってらっしゃるのがカークス夫人。

函館の英領事館で撮影されたものらしい。

(一時、英領事館に住んでいたとの話もあるけど詳細不明)


3頭いる黒い犬は、愛好家の友人曰く、

「これは間違いなくフラットコーテッドレトリバーだ!」とのこと。
当時の日本にはいないだろうから、

わざわざイギリスから連れてきたんでしょうね。


ひいおばあちゃんは普段は洋装で生活していたそうですが、

外国人が来るときは、喜ばれるから、という理由で

着物に着替えさせられていたそうです。

本人は嫌でたまらなかったとか(苦笑)。


外国人の中に年端もいかない日本人の女の子が1人。

きっと、色々大変だったんだろうな、と

1枚の写真に思いを馳せてしまいます。


ネットで調べたところによると、

カークス夫人は、避暑地・軽井沢の礎を築いたことで知られる

アレキサンダー・クロフト・ショーの隣に眠っているとか。

青山墓地の中ほどにある外人墓地に向かいます。


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外人墓地といっても、もう関係者があまりいないのか、

荒れ果てたお墓がそこここに見受けられます。

異国で永眠したとはいえ、なんだかこの光景は哀しいなあ・・・


お墓があるはずのブロックはおおよそ見当がついていたものの、

草木が生い茂り、墓石に刻まれた字も見えにくいため、

捜索は思いのほか難航。

一つ一つ丹念に見て回っても、それらしいものがない!


注意深く探すと、同じブロックの方たちのお墓を発見。

・・・ということはここだ!


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・・・と思ったものの、お墓があるはずの場所には一面の草が。


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梅の実?みたいなものまでなっています。

一体どういうこと???

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仕方ないので管理事務所に行って訊いてみたところ、

たしかにお墓はあったけど、移転しているとのこと。


台帳に移転先の記載はなく、

記載があったとしても遺族じゃないと教えられない、

と言われてしまいました。


予約していた映画の時間も迫っていたので、

この日は一旦、捜索を打ち切ることに。


うーん、弱ったなあ・・・

ここまで来たら探し出したいもんだけど。


P.S.

その後、ネットを駆使して調べたところ、

聖アンデレ教会が、初代牧師であるショーさんのお墓を

同じ青山墓地の中にある別のブロックに移したことが判明。

カークス夫人のお墓も一緒に移されていないか、

今度行って確認してみることにしました。


というわけで、このプロジェクト、まだ続きます☆