そんなこんなで怒涛の1週間が終わったものの、
疲労困憊、足はパンパン・・・
さすがにランと山を同じ週に組むのはムチャだった・・・!
というわけで、おそろしく自分に甘い私は、
誕生日祝いと理由をつけて
都内某ホテルにおこもりすることに。
着替えと本だけ持ってチェックインして、
宿泊者専用ラウンジでひたすら読書。
お茶飲み放題だし、
こんな中庭もあるしで、とっても気持ちいい。
読書の後は、ホテル内のレストランで食事。
胃が疲れていたので、
軽めのレディースディナーなるものを食べ、
早めにベッドに向かうはずだったんだけど・・・
思わず併設のバーに足が(笑)。
既にビールとワインを飲んでいたので、
バーテンダーに
「女性でサイドカーを召し上がる方は珍しいですね」
と声をかけていただく。
実はこのサイドカー、
元ダーが好きでオーダーしていたんだけど、
あまりに美味しいので、私が奪ってしまったもの(笑)。
マティーニ同様、造り手の技量が問われるカクテルらしいんですが、
こちらではブランデーを多め、コアントローを少なめにして、
レモンを多めに絞っているそうな。
なるほど、だからスッキリしてるのね☆
たった1人いた外国人客も帰ってしまったので、
バーテンダーと色々お話しする。
こういうのがニガテなヒトもいるようだけど、
私は案外平気です。いや、むしろ好きかな・・・!?
職人さんみたいに、
その道一筋の方とお話しすると、
知らないことがいっぱいで、純粋に楽しいもので☆
ニッカのお酒が前面に置かれていたので、
10年前、余市のニッカで造ったマイウイスキーが
今年できあがることを話したら、
かなり羨ましがってらっしゃいました。
行きたいと思いつつも、
仕事柄なかなかまとめて休めないとのこと。
・・・なんてお話ししてたら、
カウンターの奥から1冊のノートが。
1920年にニッカの創業者・竹鶴政孝が
スコットランドのカンベルトン(キャンベルタウン)で行った
実習報告をまとめた『竹鶴ノート』のレプリカだそうです☆
(写真を撮るのは無粋な気がしたので撮ってません)
うわ、こんなん初めて見ました!
竹鶴さんは几帳面な性格らしく、
小ぶりのノートに実習の様子が丁寧な字で綴られ、
精密なイラストまで添えられています。
「こんなに念入りに読む方は初めてです☆」
と言われちゃいましたが(笑)、
ウイスキーの製法のみならず、
働く工員の給料についての考察までなされており、
その観察力・洞察力には驚きを禁じえません。
1962年、イギリスのヒューム副首相が来日した際、
「一人の青年が、万年筆とノートで
ウイスキー製造技術の秘密を全部盗んでいった」
という趣旨の発言をされたそうですが、
これがまさしくそのノートなんですね。
レプリカもなかなかの出来映えで、
当時の写真のプリントが貼ってあったり、
インクのかすれや汚れ具合まで忠実に再現されてます。
これはいいものを見せていただきました☆
じゃあ、というわけで出していただいたのが、
『シングルモルト余市』の1987と1988。
20年もののヴィンテージシリーズで、
特に1987は世界のベストシングルモルトに選ばれた逸品です。
「1年違うだけで風味がかなり違いますから
ぜひ飲み比べてください」とのこと。
1杯ずつ飲めるかしら、と迷っていたら、
「ハーフショットずつでいかがですか?」という嬉しいお言葉。
どちらも華やかな印象なんだけど、
1987の方が柔らかく、
1988の方が力強くてスモーキー。
バーテンダーはどちらも好きとおっしゃってましたが、
私は1988の方が好みでしたね。
それぞれ2,000本、3,500本しか造られていない
この2つを同時に頂けるとは、なんというシアワセ☆
20年という時間に思いを馳せつつ、
素敵な出会いに感謝です。
ほんの少しの時間だけれど、
いいお酒を飲みながら、
いろんなお話をうかがえて大満足。
最後にお名刺を頂戴して、気持ちよくバーを後にしました。
我ながらいい誕生日を過ごせました☆
翌朝は早起きして朝食へ。
野菜とフルーツ、豆をたっぷり摂って、
文字通りのパワーブレックファスト。
今週、いやこの1年も



