昨日は水曜日。
いつもなら映画を観にいくんだけど、
ちょっと趣を変えてこんなものに。
丸ビルの空中庭園ライブ「二胡と揚琴が響き合う輝きの夜」。
二胡は太田久遠(ひさと)さん、
揚琴は足本美代子さんの演奏。
二胡はずいぶん前になるけど、
揚興新(ヤン・シンシン)さんのコンサートで聴いたことがある。
これがすごかった。
初めて聴く胡弓のもの哀しい音色に、
連れも私も訳もわからず、ただただ滂沱の涙。
一種のトランス状態だったというか・・・?
一体なんだったんだろう、あれは。
今回は、これまた初めて聴く
揚琴(ヤンチン)を楽しみに行ってみた。
曲目はこんなカンジ。
「草原新牧民」
「江南春色」
「空山鳥語」(二胡ソロ)
「もののけ姫」
「アヴェマリア」
「スカボロ」
「紅河的春天」(揚琴ソロ)
「チャールダーシュ」
+アンコール1曲。
もっと表現の幅が大きいような気がする。
のどかで牧歌的な情景が浮かんだり、
切なくもの哀しい調べを奏でたり。
そのせいもあって、和洋中問わず、
どんな曲にでも案外しっくり来る。
そして、初めて目にした揚琴(ヤンチン)は
美しい細工が施された机のよう。
台形の上板の上に、
144本もの弦が張り巡らされている。
ちょうどグランドピアノの蓋を開けたときのようだ。
これを竹製の2本のバチで叩いて演奏する。
揚琴の音色はピアノに似ているけど、もっと複雑で神秘的。
バチの竹の部分で叩くと硬質な音、
反対側のゴムの部分で叩くとくぐもったような柔らかな音色になるのだ。
これに強弱とリズムを加えていく。
二胡の伴奏もいいけど、ソロが聴きたいと思っていたら、
「紅河的春天」という曲が揚琴のソロだった。
見ていると、弦の端から端までを広く使っているのがわかる。
バチも、片方を竹の部分、
もう片方をゴムの部分で叩いたりしているので、
一つの楽器が奏でているとは思えないほど多様な音がする。
単音にもかかわらず、残響とあいまって、
和音のように聞こえるのも面白い。
二胡も揚琴も、西洋の楽器とはまた異なる、
奥行きのある音色だった。
たまにはこんな夜も悪くない☆




