ウイスキー御三家の雄って? | 幕末ウイスキー

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ウイスキーをこよなく愛する筆者が、一本ずつ個性を分かりやすく紹介していきます

こんばんは!
ウイスキーをこよなく愛する大阪人・坂東太郎です。

ひとりでも多くの方にウイスキーの魅力を知ってもらいたい!
という想いから、このBlogを心機一転立ち上げました。

ウイスキーの世界って、産地や蒸溜所名もカタカナが多くて分かりにくい…
そんな方に、少しでもわかりやすく、ウイスキーの情報をお届けできればと思います!

ちょっとだけ、筆者の嗜好性を踏まえてネ…


さて、記念すべき第一弾投稿は

THE MACALLAN

たまたま行ったバーや飲み会の二次会で、こんなセリフを聴いたことがある方もおられるのでは?


「マッカラン、ロックで。」



そう、そのマッカランです。


THE MACALLAN(マッカラン)は、”ウイスキーのロールスロイス”という異名があるように、スコッチウイスキーの典型的、かつ秀逸なシングルモルトウイスキー。


スペイサイド地方という、江戸時代の”天領(将軍の直轄地)”みたいな超肥沃な土壌に恵まれた蒸留所です。

(な、なぜ江戸時代…?)


ウイスキーメーカーズ

シングルモルトで、この「マッカラン」に加えて、
「グレンリベット」、「グレンファークラス」の3つさえ押さえておけば、
スペイサイド地方のウイスキーは大丈夫です。


そう、言うなれば、スペイサイド地方の御三家です。


その中で、今日の画像でご紹介した「THE MACALLAN WHISKY MAKER'S EDITION」の個性を一言でいうなれば、

一橋慶喜


御三家の生まれで非常に由緒正しい。
そんな高貴なお家にありながらも、水戸学の総本山徳川斉昭の影響を色濃く受けているがゆえに、公家からも、幕府からも、外様大名の薩摩・長州らからも、「徳川家康公の再来」と恐れられていた人です。
京都がテロリストに溢れかえった幕末に”最後の将軍”として乗り込んできて、あの手この手でテロリストたちを翻弄しまくったという超ロッカー!


THE MACALLAN=徳川慶喜


こう認識すれば、マッカランも少しは敷居が下がるのではないでしょうか?w



カッコつけて「マッカラン、ロックで。」とオーダーしている人を見たら、


「慶喜、ロックで。」と言っていると。



そして、オーダーの横でほくそえんでください。

「慶喜が超ロッカーだと、おぬし良く知っておるわい」と。


…今宵はここまでにしとう存じます。