今日は #世界猫の日 なのだそうです。

なので、今の自分が猫助け?に目覚めた?きっかけの子を紹介してみたり。

生まれてから飼い始めた子で言えば、四番目になるだろうこの子。名前は「ゆん」。

猫嫌いなお隣さんの縁側に、生まれて間もない、胎盤と臍の緒をぶら下げたままでいたところを保護しました。子猫は三時間、四時間おきのミルクが必要だったはず・・・と、母猫が現れる可能性を期待しながらの四時間、まだかまだかと待って。いよいよ来ないことを確認して保護に走って・・・途中、同じような状態の子猫を道端に見つけ、慌てて二匹目を拾いあげて。

見た瞬間、生まれて始めて生々しい胎盤と臍の緒をぶら下げた子猫を前に、どうしていいかわからず狼狽えました。でも、何とか助けたいと、恐る恐る臍の緒を処理して病院へ。二頭を必死で温め、ミルクを飲ませ、生きて欲しくて涙目になったことは、今でも忘れられない。

同時に保護した子は里子に出したけど、当時は誓約書なども交わさず、外に出すと言われたけど「出来るだけ出さないで飼ってくださいね」と口で言うのが精一杯。結果、二才を待たずに交通事故で亡くなったと聞かされ、後悔したことは忘れられません。二十年前から一昨年までに里子に出した子のうち、やはり外へ出して事故で亡くなった子はいて・・・それでも、それは仕方のないことなのだと割り切らなければと思い続けてきました。

一昨年の秋から、譲渡条件を設けてトライアル、正式譲渡には誓約書を交わすようになり、少しでも安全なご家庭に御縁を結べるようになったことは、本当にありがたいと思います。教えて貰わなければ知らなかったこと。

地域猫たちのように、危険と隣り合わせの子たちもお世話していると、本当はすべての子に安心安全な居場所を作って上げたいと思うけど、それは出来なくて。それでも日々の糧や健康面の心配をしつつ、見守る、精一杯をしていけたらと思います。

そんなわけで。

田舎の片隅から、愛らしい隣人たちの健やかな日々を願います。猫の日、万歳。





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