隣の部屋の女の子たちがカワイイのだけが唯一の救いですかネ。 | 旅の話 (マレー半島編)

旅の話 (マレー半島編)

バンコク〜シンガポールを旅した記録ですよ。

意表突かれて真っ白になるなんて・・・オレもまだまだだな。

『人生日々是修行』すかネ。

18日目後半戦です。

正直シンガポールは都会過ぎてある意味引いたよ。

もうクタクタ、今22時くらいすけど・・・やっとメシ食ってサ店でカフェモカにありつけたよ。

順を追って話しますと、シンガポールの入国審査が終わったときから誤算が生じたのです。

マレーシア出国でバス下りて、またバス乗ってシンガポールの入国でまたバス下りて、またバス乗ってシンガポール中心地のバスターミナルまで運んでくれると思ってたのに・・・入国終わって外出たら乗ってきたバスが見当たらない!
一緒に乗ってた客も見当たらない!

方々探したさ!

見当たらない!

もしや・・・おいてかれたのか?

とにかく訳が分からない、オレが何らかのミスをしたのかもしれない・・・いや、チケットには『マラッカ-シンガポール』って書いてるし・・・国境越えるまでってこと?
それともどっかで待っててくれてるの?

小1時間フラついたがバスの影すら無い・・・一気にテンパったぞ。

もう腹くくろう。
きっと国境までってことだったんだ。
むこうもオレを探してる訳じゃないから誰にも迷惑かけない筈さ。

振り返らず歩き始めたはいいが・・・待てよ・・・金無いぞ。

見渡す限り国境を越えてゆく車のみ
両替屋もATMも見当たらない。

またしても一気にテンパった。

例のごとく全毛穴から汗が吹き出し、気付けば服ビチョビチョ。

ライフル抱えた警備員に聞いてみたところ、どうやらショッピングセンターが近くにあるらしい。

なんとかATMを発見して当座のシンガポールドルをゲツ。

まずは落ち着いて汗を引かそう・・・いきなり700円くらい払ってマイセンライト買っちゃいました。

いやね、シンガポールってタバコ吸える場所とか、もっと制限されてると思ってたのに、道端のゴミ箱なんかもしっかり灰皿付で問題無さげなんすもん・・・

て、なごんだのも束の間、どうやって中心地に向かおう・・・狭いと言っても東京23区くらいはあるらしいし・・・タクは論外として・・・そうだ!MRTだ!
シンガポールはMRTつー電車がほぼ全域をカバーしてるって言ってたぞ!
電車ならオレにも簡単だ、この辺で一番近い駅は・・・歩きじゃきつい・・・やっぱバス・・・。

たまたま道を聞いたお姉さんが、手取り足取り教えて下さって(駅まで行くと言うので)バスで一緒に行ってくれました。

あとは健闘を祈るわ!と言わんばかりに、さっさと改札の中に消えて行ってしまったが・・・ホントにありがとうございました。

そんで、なんとか中心地へ。

ホテル探しです。

シンガポールに安宿は無いと聞いていましたが・・・まっ、なんとかなるっしょ!と余裕こいてたのが運のつき・・・無い!

やっと見つけたところもドミ(共同部屋)のみ。

オレ、この旅でどんな安宿に泊まろうとも、ドミだけは避け続けてきた。
言わばオレにとっての“矜持”なんす。
破る訳にはいかん!

したら・・・もう野宿?

いかんいかん!そんなの誰も得しない上にオレだけ損する最悪のパターンじゃんすか!

我にかえり、またまた宿を探して歩き続ける。

そしてなんとか小汚ねぇー安宿だが、シングルルームをゲツして一安心。

今に至る。

疲れた・・・都会の熱気も一役かって一層疲れた。

今夜はシャワー(共同)浴びて泥のように眠ろう。

お疲れしたー!

写真は今宵の安宿(ほぼベッドでいっぱい)と、ご飯の上に好きなもの乗っけてくれる飯屋。