出資馬・JRAレース結果(11/26) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【シルク】出資馬が勝ち星を”ひとつ”挙げてくれた。

(※以下、敬称略)

 

圧倒的1番人気馬として、芝中距離以上の現役最強馬として、海外勢を含む他馬を圧倒してみせたイクイノックスくん(4歳牡)。今後も競馬を見続けたとしても、なかなかお目にかかれそうにない。そんな不世出の名馬をリアルタイムで見られる”幸運”を、今後も大切にしたい。

また、本日の「ジャパンカップ」のG1賞金が5億。加えて、海外G1勝利後にJC勝利したコトで報奨金200万米ドル(約3億弱)。この1戦だけで”8億”近く稼ぎ出し「日本馬の歴代獲得賞金1位」に上がったそうで、出資会員としては”誇らしい”活躍。

半妹ガルサブランカ嬢(2歳牝)は勝てなかったものの、”昇級戦”でいきなり僅差の勝ち負けを演じており、来春に向けて「成長」が楽しみな仔に育ってきつつある。

 

・・・以上、日曜開催の纏めでした。

 

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出資・出走馬ごとの個別「短評」を述べると、、、

 


イクイノックスくん(4歳牡/ルメール/木村哲)は好位につけて直線でもったまま差を詰めると、残り1F棒手前から追い出して一気に突き抜けた。
 

前後半4Fで前半が2.1秒速いハイペース。大逃げ馬が刻んだペース(5F57.6秒)が速いだけで、2番手以下の後続は1F12秒ぐらいを淡々と刻む平均ペース。直線も長いので”脚質”による有利不利はなく、”脚力”の違いが着順にあらわれる流れ。3番手から進めた本馬は、おおよそ4F【48秒】・5F【60秒】・9F【1分48秒台】で通過しており、終い3Fで溜めた脚を使っていた。数字上で”メンバー最速”上がり【33.5】で纏めるのだから、後続勢は上がり【31~32秒台】の極限の脚を使えなければ”上位争いに”参加できない。

3歳牝馬同士なら”圧倒的な脚力”を誇った2番人気かつ3冠牝馬のサンデー馬①(川田)ですら、ゴール前で寄せつけなかったのだから、さすがレーティング世界1位の”走り”に脱帽と言える。ちなみに当日のパドック気配は問題なく、”中3週”とはおもえない仕上がりに映った。

本馬の唯一の不安材料と言える「短いレース間隔」ですらクリアしたのだから、現状、”欠点のない”競走馬に「成長」。それは今年の実績、4戦4勝(すべてG1)でパーフェクトからも窺える。来年も競走馬として”現役続行”してもらいたいトコロだが、果たして・・・!?

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シングザットソング嬢(3歳牝/鮫島駿/高野)は五分のスタートから中団まで控えるも、直線で伸びきれなかった。
 

前後半3Fでタイム差なしの平均ペース。速いラップを刻み続けるペースだけに、中団・後方勢に有利な流れ。伸びきれなかったと記述したが周囲の他馬との相対的な話しであり、数字上で”メンバー7番目”程度の上がり脚【33.1】は繰り出せている。

同条件だった前走の「走破時計」との比較でも、今回が斤量”1kg増”ながら”ほぼ同じ時計”で走れており、「重賞」で相手が強くなったので差せなかったとみるべき。鞍上は現時点の本馬の”脚力”だけはしっかり引き出せていた。


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アヴニールドブリエくん(3歳牡/マーカンド/宮田)は後方待機策から直線大外から差を詰めてきた。
 

前後半4Fで前半が1.8秒遅いスローペース。上がり3つの瞬発力勝負。直線を向いて先頭と約7馬身差の後方10番手。追って追って残り1Fで「掲示板争い」に加わり、ゴール板で先頭まで”約1馬身半差”まで詰め寄れたのは鞍上の手腕。

 

マーカンド騎手の”馬を動かす”追いっぷりは健在で、数字上でも”メンバ-最速タイ”の上がり脚【33.7】を計時。エンジンのかかりが遅い仔だけに、【12F】くらいまで距離延長してくればもっと”立ち回り”やすくなるハズ。


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ショショローザ嬢(4歳牝/松山弘/小栗実)は中団後ろ寄りにつけるも、向正面半ばで馬群について行けなくなり失速後退。
 

前後半4Fで前半が3.0秒速いハイペース。後方勢に有利な流れ。位置取りが少しずつ下がり、馬群から徐々に遅れだした道中。初めてのダートレース挑戦だったが、タイムオーバーの時点で”ダート適性”は皆無だったとみるべき。


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ガルサブランカ嬢(2歳牝/ルメール/木村哲)は中団前寄りにつけて、直線伸び続けるも”前”を捉えきれず。
 

前後半4Fで前半が4.2秒遅い超スローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。道中で対抗人気のライオン馬⑦(モレイラ)の直後”1馬身差”につけていたのだが、直線で抜け出していく⑦の後ろについては行けても外へなかなか持ちだせず、ゴール前でジワジワ詰め寄り始めても”半馬身差”までが精一杯だった。

数字上では”メンバー2番目”の速い上がり脚【33.2】を繰り出し、”昇級戦”から上位争いできていたので悲観すべき「内容」ではない。少頭数かつ遅すぎるペースで”紛れ”が生じただけ。いずれみられるだろうが、タフなレースでの”走り”を早く確認したい。来春に向けてうまく「成長」させてもらいたい”素質馬”である。


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アルシミストくん(2歳牡/ルメール/木村哲)は中団後ろ寄りにつけて、直線大外から遅れて差し伸びてきた。
 

前後半4Fで前半が4.1秒遅い超スローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。直線入口ではまだ後方にいたが残り1F棒手前で”入着争い”に加わり、ゴール板で掲示板まで”クビの上げ下げ”まで迫ったトコロに見どころアリ。
 

上位勢には3馬身以上も差をつけられる完敗だったが、”メンバー3番目”に速い上がり脚【33.7】を繰り出せていたトコロが「収穫」。”タフ”なペースで真価を発揮するオルフェーブル産駒だが、真逆の緩いペースで進んだので”脚力”を発揮できなかったのは仕方なし。


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ウインベルレーヌ嬢(2歳牡/松岡/宗像)は中団馬群の中につけて、直線は外から差し伸びてきた。
 

前後半4Fで前半が4.1秒遅い超スローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。中団前寄りから直線に向いて外へ持ち出している間に上位勢に突き放されたものの、残り2F棒を過ぎて外から並んできた⑬(川田)と併せるとエンジンがかかりだし、イイ伸び脚をみせた点が「収穫」。
 

数字上で”メンバー7番目”程度の上がり脚【34.0】に留まったが、現状の”仕上がり”でソコソコ切れる脚を繰り出せたのも良し。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪