出資馬・JRAレース結果(10/29) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【シルク】出資馬が勝ち星を”ふたつ”挙げてくれた。

 

出資・出走馬の「短評」を述べていくと、、、

 

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イクイノックスくん(4歳牡)は好位につけて、直線もったまま前2頭に並びかけると追って一気に突き放して圧勝。
 

前後半4Fで前半が0.2秒遅い平均ペース。ただし、【11.5】前後のハイラップを刻み続ける”息”の入らないペースだけに、”後方勢”に有利な流れ。そんな前にキビシイ流れにもかかわらず、もったまま前2頭に並びかけて行った本馬。直線2F棒を過ぎてからの”追い出し”で前を一気に抜きさり、最終的に追い込んでくる”2~4着馬”を残り1F棒時点で”約5馬身以上”突き離して”勝負圏外”に追いやっていた。

前付けから、数字上でも”メンバー2番目”に速い上がり脚【34.2】を駆使。速い時計の道中である程度”前”について行き、”終いの脚”もシッカリしているのだから、「死角」が見当たらない”充実期”に完全に入っている。ケガでもしない限り、今年・来年であれば”無双”期間が続くだろう。

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プログノーシスくん(5歳牡)は後方待機策にでて、直線大外からイイ脚で追い込んできた。
 

前後半4Fで前半が0.2秒遅い平均ペース。ただし、【11.5】前後のハイラップを刻み続ける”息”の入らないペースだけに、”後方勢”に有利な流れ。展開利を得られ、”メンバー2番目”に速い上がり脚【33.9】を駆使。本来であれば、直線半ばで”前”が息切れして”勝ち負け”に持ち込める形なのだが…相手(勝ち馬)が強すぎた印象。

速すぎる走破時計【1.55.8】もこのレコードペースに対応できた数字。勝ち馬には約4馬身差(0.6秒差)つけられたものの、相手は海外G1を含むG1”5連勝”かつ”レーティング”世界1位馬でもある。それだけに、本馬の【G1】勝ち負け可能な”脚力”をみせたうえでの好走だったと言える。

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タイムオブフライトくん(4歳牡)は中団馬群の中につけて、直線は内めを捌いて伸びていた。
 

前後半4Fで前半が2.4秒遅いスローペース。2周目向正面から【12.0】前後のラップを刻み続ける”持続力”勝負となり、(前に苦しく)後方勢に有利な流れ。道中は中団の内につけて脚を温存。徐々に外へ持ち出し、直線では馬場の中程から再度内に切り替えて伸びてきたが、残り1F棒で後方勢に外差しに呑み込まれた。

 

ただでさえ長距離の【芝15F】戦にもかかわらず、それ以上にスタミナと適性を要求されるタフなペース。直線でもジワジワと差し脚を伸ばして”前”の組は差しきれているのだが、「展開利」を得られなかった分だけ”後方勢”に屈した印象。交わされた後も「”4着”掲示板争い」を続けて、4着馬とアタマ+クビ差の”6着”入着なら上々の走りと言える。鞍上・鮫島駿騎手も現実的な位置取りからできるコトを為しており、コレなら納得の騎乗。

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アイスランドポピー嬢(4歳牝)は先行策から直線外へ持ち出すも伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が1.7秒遅いスローペース。前残りの流れ。展開利を得られる「位置取り」と芝状態がマシな「コース取り」を鞍上・杉原騎手が徹底する好プレー。直線も外へ外へ持ち出してくれたが、肝心の本馬が”馬場渋化”に苦しんで脚力を引き出せなかった印象。

尚、内に行かなかった点を批判している輩(やから)がいるが、”内”しか伸びない馬場で”内”に突っ込むのが必ずしも正解というわけではナイ。下(馬場)の悪さを気にしていた本馬をみて、鞍上は少しでも”芝”状態がマシな”外”を選んだだけのコト。杓子定規に馬場のわるい内へ突っ込ませれば、前に並びかけるコトなくアッサリ失速するのは明白だろう。


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キャンデセントくん(4歳牡)は好位馬群の中につけて、直線伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が0.5秒遅く、遅めの平均ペース。前残りの流れ。直線早々に脚色が鈍って脱落。約1年10ヶ月ぶりの長期休養明けを”ひと叩き”したが、結果を残せず。

今回は、本馬が”良化途上”というよりも、鞍上との相性が悪すぎた印象。スタートから遮二無二押して”前”に出て行ったはイイが、位置を取れた後は折り合えず。馬がアタマを上げて口を割りながら「スタンド前から2角まで」走り続け、消耗度”大”。にもかかわらず、4角から鞍上が早々に”追いだした”ので、直線に向いてすぐに脚が上がるのも当然だろう。本馬の”良化度”については、次走以降で再確認。

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ハーエクセレンシー嬢(3歳牝)は中団後ろ寄りにつけて、直線内を突くも進路がなくなり伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が1.2秒遅いスローペース。”前残り”かつ上がり3つの”瞬発力”勝負。4角で外隣に同クラブ馬③(戸崎圭)がいたので持ち出せずに”内”を突くしかなく、鞍上・横山和騎手の「進路取り」は仕方ない面もあった印象。そんな進路がなく断続的に追うしかない状況下の中でも、”メンバー4番目タイ”に速い上がり脚【33.6】を駆使できていた本馬は立派。

ただし、序盤のペースが遅い向正面でかなり”行きたがる素振り”をみせていた点は「課題」。ラチ沿いで前に馬を置いていたので収まってはいたが、そこで脚を溜めきれなかったコトが直線における「瞬時の反応とキレ」不足につながったコトも確か。

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ビヨンドザドリームくん(3歳牡)は大きく出遅れて後方位置。外からマクリ上げてきたが直線で余力が残っておらず。
 

道中で前に取りつく(位置を挽回する)ために”余計な小脚”を使ったコトで、直線で使う脚に鈍った(影響がでた)印象。スタートで上に飛び上がるようなジャンプスタートをしてしまい、大きく出遅れた時点でほぼ終わったレース。そこから向正面のうちに中盤まで巻き返し、直線入口で「3番手」まで押し上げてきていた。だが、”前”で動かず我慢していた3番手の勝ち馬⑫が直線仕掛けると交わすような”勢い”は全くなかった。
 

終わってみれば、懸念していた鞍上乗替がわるい方向にでた印象。「前回・山本政→今回・山本聡」に乗替。”手腕”が足りないとは言わないが、テンノリ騎乗には今回のような「スタート失敗」や「使える脚を知らない」etc. 少なくない”リスク”が伴う。

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シエロエスティーボくん(3歳牡)は先行策から直線入口で抜け出し、後続を突き放して初勝利。
 

時計のかかる地方競馬の”深い”馬場に適応しているからこそ”前”に行けたわけで、内枠から先行「2番手」外の絶好位置につけられた時点で、好走は確約されたようなモノ。3角からジワジワ先頭に並びかけて、直線入口でアッサリ抜け出す強い競馬をみせてくれた。数字上でも”メンバー2番目”に速い上がり脚【39.0】を計時。

 

まずは”1勝”。次走、”JRA出戻り”目的の強い相手がいなければアッサリも。

 

 

・・・以上、日曜開催の纏めでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪