出資馬・JRAレース結果(9/18) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【シルク】出資馬が勝ち星を”ふたつ”【キャロット】出資馬が勝ち星を”ひとつ”、合わせて”3勝”挙げてくれた。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 


ソールオリエンスくん(3歳牡)は後方待機策から直線で”外差し”を狙ったが、怒涛の脚でも”2着”浮上が精一杯。
 

前後半4Fで前半が1.2秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力勝負”の流れ。本馬は道中で馬群の外につけて、終始外を回していく安全策。「陣営」指示でもあり、それ自体はわるくない。ただ、押し上げていく3~4角半ばにおいて、内から②に弾かれた⑫(松岡)を避けるために、さらに”大外”へ回すしかなかった点が痛恨事。そこまでは内外離れて”約1馬身差”だったものが直線を向くと”約4馬身差”まで広がっており、さすがに勝負圏外の”差”になっていた。

数字上では”メンバー2番目”に速い上がり脚【34.0】を駆使。”脚力”を引き出せなかったわけではなく、事実、ゴール前で「2番手」まで浮上できている。あえて外を回していくロスの多い”立ち回り”と”不利”と言える事象のため、”勝ち負け”には絡めなかったが今秋の始動戦としてはわるくない「内容」だった。ココを叩いて、ビッシリと仕上げるのは次走の大舞台「菊花賞」(3歳G1)。芝3000mの長距離戦の”走り”が、今から楽しみになるばかり。



レーベンスティールくん(3歳牡)は中団の内につけて4角で外へ持ち出すと、直線グイグイ伸びて完勝。


前後半4Fで前半が1.2秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力勝負”の流れ。本馬は勝負ドコロから押し上げて、直線入口で先頭まで”約3馬身差”の射程圏。外へもちだせるほど”手応え”にも余裕があり、”メンバー最速”上がりの脚【33.9】を繰り出した。恐るべきは終い3Fのレースラップ【11.7→11.7→11.0】。残り1F棒で本馬が先頭に立っており、ラスト【11.0】の脚で纏められては2着馬が差を詰められるハズもない。

また、鞍上・モレイラ騎手の巧みな”立ち回り”が秀逸。道中は内で距離ロスを減らし、3~4角は内・外どちらでも開いたトコロを突ける態勢にもってきていた。4角で外がポッカリ開いていたのは”恵まれた”が、それがなくとも馬群を割って伸びていたと想起できる迫力の差し脚。前走で「重賞」を取りこぼした鞍上・戸崎圭騎手とは異なり、スムーズな”立ち回り”と”折り合い”で騎乗馬の地力ある”脚力”を十二分に引き出していた。

このレース結果により、本番「菊花賞」(3歳G1)の優先出走権を獲得。収得賞金も”2700万”加算したコトで「2勝クラス」から一気に「OPクラス」に昇級。本番を終えた後も「重賞」路線で戦い続けられる”クラス”と”収得賞金”になったコトが喜ばしいかぎり。

 


ガルヴィハーラくん(7歳牡)は後方につけて、直線は内を捌いて差し伸びてきた。
 

前後半4Fで前半が3.2秒速いハイペース。中団・後方勢に有利な展開。本馬は道中、後方の内で脚を温存。直線も内から馬群の中に突っ込み差し込みをみせるも、馬群を捌きながらなので”断続的”に追う形になっていた。

追えずに待つタイミングありながら、”メンバー2番目タイ”の速い上がり脚【38.6】を計時。”テンノリ”でこれだけ差し脚を使えるなら上々の「内容」。さすがに高齢馬なので「展開」が向いても”差しがハマらない”ケースが増えているが、今回のハンデ斤量”56kg”を背負って、5着掲示板までハナ差の”6着”ならよく頑張っている。


バロッサヴァレー嬢(3歳牝)は先行策から直線入口で逃げ馬を捉え、そのまま抜け出した。

 

前後半4Fで前半が2.1秒遅いスローペースで、上がり3つの”瞬発力勝負”の流れ。向正面で逃げ馬と後続の一団馬群の差は”約5馬身”。後続集団の先頭を走る本馬は、3~4角半ばから鞍上が”気合い”をつけて差を詰めにかかり、直線入口でほぼ並びかける。あとは内から差し脚を伸ばして後続をふりきる”しぶとさ”を披露した。数字上でも”メンバー最速タイ”の上がり脚【34.3】を計時しており、後続集団の先頭に最速で上がられては手も足も出ない。鞍上・鮫島駿騎手の”押し上げタイミング”が秀逸だった。

「2歳9月」の初勝利以降、”芝中距離戦”を使い続け、ジリっぽい差し脚で勝ち上がれず。「3歳9月」まで約1年もの時間を費やしたが、距離延長でようやく”適距離”といえるレース条件に辿り着いたコトによる嬉しい「勝利」。今後も牡馬混合の”芝長距離戦”で走り続けてもらいたい。


アイベラ嬢(3歳牝)は中団につけて押し上げてくるも、直線はジリジリした伸び脚で「2着争い」まで。

 

前後半4Fで前半が1.5秒速いハイペースのため、中団・後方勢に有利な流れ。本馬は3角から長く脚を使わされて、直線で抜け出す”キレ”は残っておらず。これでも”メンバー4番目”に速い上がり脚【38.7】は駆使できている。「3歳未勝利クラス」馬にもかかわらず「1勝クラス」番組で(16頭立て)”1番人気”に推され、他馬に”マーク”される余計な重荷も背負わされていた。

想定外に痛かったのは、向正面の終わり(3角手前)でマクリ上がる⑭(柴田大)に被されないため、促して動かざるを得なかった点。ペースが速かったので、鞍上・戸崎圭騎手は3~4角半ば辺りから押し上げたかったハズ。ココで”前”との差を詰め始めたコトで他馬も反応し、レースの”流れ”が動き出す。動き出した本馬も再度控えるわけには行かず、ジワジワと押し上げていくしかなかった印象。

結果的には勝ち馬と【0.3秒差】、2着馬とハナ差の”3着”。格上「1勝クラス」でも戦えるメドはついたが、いかんせん”3歳未勝利馬”なのでレースに使いたくても”すぐに使える保証はナイ”。



ユアフラッシュ嬢(3歳牝)は中団前寄りにつけ、直線でバテ下がる仔だけ交わして流れ込んだ。


前後半4Fで前半が1.7秒速いハイペースだが、逃げ馬(最下位)が凹凸のある乱ペースを刻んだだけで、2番手以下はほぼワンペース。そうなると”前残り”の流れ。本馬は道中、中団前寄りの好位馬群の中を進んだが4角で手応えが怪しくなり、直線で早々に突き放されてしまう。上がり時計も16頭立て”10番目の速さ”なので、特筆すべき程ではなかった。

昇級後3戦した「1勝クラス」では”入着争い”が精一杯なので、勝ち馬から【1.0秒差】の9着ならマズマズの走り。現状は”着”を拾いにいくような「弱者の競馬」(距離損の出ないのコース取りや展開利を得る)を徹底して、地力をつけていくしかないだろう。

 

 

ボンディマンシュくん(7歳セン)は中団前寄りにつけて、直線入口で内を捌いて差し伸びてきた。
 

前後半4Fで前半が1.4秒速いハイペース。中団・後方勢に有利な展開。いつも通りスタートダッシュがいまひとつで、中団位置から進めて先団馬群の後ろについていった本馬。他馬に被されて”外”へ持ち出せず、直線入口まで内でずっと我慢する形。その間も前との差は詰めており、雁行で走る逃げ馬と2・3番手馬の間が開いたトコロで外へ切り替えて突き抜けた。道中で苦しい形になってもムリをさせない鞍上・笹川翼騎手の”ペース判断”と”コース取り”が巧くハマった印象。

これで地方移籍後5戦”2勝”。詰めて使わずにリフレッシュさせて走らせているのがイイ相乗効果を生んでいる。南関東競馬で実施されている「半期毎の”降級”」を活かしながら、今後も末永く走り続けてもらいたい。

 

 

・・・以上、祝日開催についてでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪