出資馬・JRAレース結果(9/5-9) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

ボロは明日の糧になる2018 (仮)

移転しましたので、コチラでは更新しません。
移転先は最新記事をご参照ください。

 

本日、出資馬の勝ち星は”ゼロ”でした。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 


ヒップホップソウル嬢(3歳牝)は好位につけて直線早々に抜け出してくるも、ゴール前で追込馬の強襲に抵抗できず2着まで。

 

前後半4Fで前半が1.6秒速いハイペース。道中は【11秒台後半】のラップを刻み続けて息が入らず、終い2Fは【12秒台】に失速しており、後方勢に有利な展開。そんな流れでも4角から「逃げ馬」に並びかけ、直線早々に抜け出して突き放すのだから”脚力”は相当なモノ。ただ、早めに捉えに動いたコトで脚を使いきってしまい、ゴール前で後続に捉まったのは鞍上・横山武騎手の判断ミス。(使える脚を知らない)”テンノリ”としては巧く導いているのだが、一度でも本馬に騎乗経験があれば”仕掛けタイミング”をワンテンポ待てたかもしれない(たら・れば論)。終わってみれば今春から明らかに「成長」を感じさせる走り。ココを叩いた次走も好走を期待したい。

尚、今回”2着”確保したコトで本番「秋華賞(3歳牝G1)」の”優先出走権”を確保。また、収得賞金を”1050万”加算して、「3勝クラス」扱い(1150万)から「OPクラス」扱い(2200万)に”昇級”できた点も素直に喜ばしい出来事。


ディナースタくん(4歳牡)は逃げ態勢にもちこみ、ゴール前まで”粘り”をみせた。

 

前後半4Fで前半が1.5秒遅いスローペース。ただし、残り5Fからラップ【11秒台】に突入する”持続力”勝負となり、”中団・後方勢”でも差し届く流れ。逃げ馬としては2番手に突かれて早めに”ペース”を上げる形になりながら、直線もよく我慢していた印象。残り【0.5F】で後続に一気に差し込まれて”8着”入着圏まで落ちてしまったが、タイム差でみれば【0.4秒】。トップハンデの重い斤量”57kg”を背負いながらよく踏ん張っていた。

 

また、今回は馬体重458kg(-16)まで絞り、好走例の多い【460kg台】の前後まで馬体を造ってきたコトで、ゴール前まで見せ場ある”走り”をみせたとも言える。



フルングニルくん(3歳牡)は好位の外につけて4角で先頭に並びかけるも、直線早々に息切れしながら2着死守。
 

前後半4Fで前半が2.1秒速いハイペース。中団・後方勢に有利な流れだが、ワンペースでラップが落ちないだけに追い上げる側もキツく、上位争いに届かず。1角で好位3番手の外に持ち出して「位置取り」はマズマズ。それでいて直線でアッサリ突き放されたトコロをみると、【560kg台】の馬体重は数字上で増減なしでも”中身と息”が伴っていなかったとみる。
 

それでも”メンバー2番目タイ”の速い上がり脚【38.8】を駆使できており、”レースぶり”もわるくない「内容」。ココを叩いて”続戦”できるようなら、馬体が引き締まり”終いの粘り”も増してくるだろう。


シーオブドリームス嬢(5歳牝)は中団の内につけるも、前から後退してくる他馬を捌けないまま「3角」で最後方まで押し下げられて終了。

 

前後半3Fで前半が2.5秒速いハイペースだが、スプリント戦かつ差しづらい締まった重馬場なので前残り展開。後方で脚を溜めるだけ溜めてもキレが抜群にはならない仔だけに、”好位差し”が得意形。そんな仔が予期せず最後方まで押し下げられては「入着争い」すらキビシイのは誰がみてもわかる話し。
 

ただ、不得手な”右回り”かつ距離不足の【6F】戦だけに、フツーに走っても掲示板はキビシかったハズ。あくまで来月の「新潟・東京」開催が本線で、そのための”叩き台”レースだけに「次走」で”巻き返し”を期待したい。


グランパラディーゾ嬢(5歳牝)は中団か内を回して向正面で先頭に並びかけると直線入口まで先頭争い。しかし、直線早々に脚が止まり、後方に沈んだ。

 

連勝中の1番人気馬が絶好の番手位置につけたので、誰も彼もが追いかけてオーバーペース。3~4角で前へ行った組は”総崩れ”となり、中団・後方で動かなかった組が直線台頭するズブズブの決着になった。本馬にとっては距離が長いコトを自覚したうえで挑戦した【ダ8.5F】戦。早めに”前”に並びかけに動くスタミナの余裕などナイはずだが、アウェーの地において”ペース判断”できないまま「動いてしまった」鞍上判断が敗因。おかげで直線は失速が著しく、鞍上がトントン追いをしても本馬に応える余力などあるわけがない。


コバルトウィングくん(5歳セン)は中団後ろ寄りにつけて、1周目スタンド前で馬群の中に入れる。道中は先団についていくも、2周目3角から突き放されてズルズルと後退。

 

遅めの平均ペースで”前”に有利な流れ。向正面半ばからラップ【12秒台】にペースが上がるとついて行けなかったように、急激なペースアップには瞬時に対応できない本馬。本来であればペースが遅いうちに”マクリ上がる”くらいの積極策でなければ好走できないだけに、他馬と一緒に動き出している時点で好走の”可能性”は潰えていた。
 

鞍上・張田昂騎手は実戦で使える脚を知らない”テンノリ”だけに仕方ない面もあるが、(前走のクワトロ騎手も含め)本馬の”特長”を活かした走らせ方はできていないように映る。主戦・森泰騎手に”手戻り”する時機が待ち遠しい。

尚、本馬の”脚力”の序列でいえば、南関東「重賞」(S2・S3)なら良くて掲示板。”S1”ならば力不足なので着外。「OP特別」なら勝ち負け。現状はこんな感じと言える。既に完成期の”5歳秋シーズン”を迎えているのだが、これ以上に好走するには更なる”地力アップ”が必要。

 

 

・・・以上、平日ならびに土曜開催についてでした。

 

**

**

※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪