出資馬・JRAレース結果(9/10) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

ボロは明日の糧になる2018 (仮)

移転しましたので、コチラでは更新しません。
移転先は最新記事をご参照ください。

 

本日、出資馬の勝ち星は”ゼロ”でした。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 


ピクシーナイトくん(5歳牡)は躓いて後方から進め、直線大外に持ち出すもジワジワした差し脚に終始。
 

前後半3Fでほぼイーブンの平均ペース。ただし、ラップ自体は”速い”時計を刻み続けているだけに「中団・後方勢」に有利な流れとなった。そんな流れに”のれなかった”のが本馬。スタート直後に躓いて後方待機策となったコトで「展開利」を得られるハズが、鞍上・戸崎圭騎手が”抑えきれず”に馬が勝手に押し上げてしまった。余計な小脚を使って肝心の差し脚も溜まりきらず、直線は他馬に差し負けてしまう始末。

連続騎乗3戦目にしてこの”体たらく”では、本馬の脚力を引き出せているとは言い難い「内容」と「結果」。躓きは仕方ないにしても、”折り合い”をつけてシッカリ溜めた差し脚を伸ばして負けるなら出資会員も諦めがつくモノ。だが、そうしたスムーズな走らせ方はできていないだけに、出資会員にも馬券ファンにも「批判されても仕方ない」騎乗だった。(個人的にも)さすがに今回は言い訳が利かない”走らせ方”に映る。


フォラブリューテ嬢(4歳牝)は後方待機策から直線で馬群を捌きながら追い込んできた。

 

前後半3Fで前半が1.0秒速いハイペース。だが、速い入りとなりがちなスプリント戦なら平均ペース程度と言え、”前残り”展開。そんな不向きな流れを後方に構えて動かず、終いの脚に賭けた点は”追込み馬”としてならばわるくない。入着圏に”クビ差”届かない「結果」になったのは鞍上の走らせ方が拙かったわけではなく、【6F】距離で追い込むには本馬の”スピードが足りていない”とみれば理解しやすい話し。

本質的な話しをすると、「相手メンバー」を吟味せずに「番組条件」だけで早い段階に次走を決めて、「陣営」が通用しづらいレース選択しているコトによる”弊害”である。


ウインミニヨン嬢(5歳牝)は先行策から3番手の内を立ち回り、直線で勝ち馬に詰め寄るも突き放された。

 

前後半4Fで前半が3.1秒も遅いスローペース。残り4Fから【11秒台】ラップに突入する”瞬発力”勝負。3~4角半ばから押し上げて、直線で抜け出した「先頭」に”半馬身差”まで詰め寄っていた。残り【1F】棒を過ぎると脚色が鈍って差し込まれた点は、勝ちに行ったので仕方ないトコロ。敗因として挙げるなら、スタンド前から1角の入りで「2番手」並走となった際に”行きたがる素振り”をみせたコト。この分のスタミナ・ロスが直線の差し脚の”持続力”に響いた印象で、スムーズならもう少し抵抗できたハズ(たら・れば論)。

尚、今年9ヶ月で”9戦目”の出走結果は”4着”掲示板確保。勝利こそナイものの、内訳は「掲示板5回・入着3回・着外1回」。今回も「本賞金と手当」を咥えて戻ってきており、やはり”出資会員”孝行の仔である。


ダイバリオンくん(4歳牡)は後方につけて、直線馬群を捌きながら猛然と伸びてきた。

 

前後半4Fで前半が0.6秒遅いスローペースの”前残り”展開。ただし、【11.5】前後のラップを刻み続けて”息”が入らない分だけ、ゴール前で中団・後方勢にも差し込む余地が生まれた。出脚がつかずに位置が取れないのは本馬の”癖”で平常運転。(ペースが落ちないので)押し上げきれずに直線勝負となったのもラップをみれば頷ける。焦らず後方で我慢して、直線で上がり最速の脚【33.7】を繰り出せているので”脚力”は引き出せていた。ゴール前【0.5F】付近で詰まって”約3秒”追えないシーンがありながら、この「着順・着差」なので惜しいトコロではある。

そもそも「出脚が鈍く、直線でエンジンのかかりも遅い」特徴をもつので、本来は”左回り”かつ直線の長い「東京・新潟コース」で本領発揮する本馬。これまでのキャリア”13戦”のうち右回りは”1度”しか使わず、徹底して「東京・新潟」を使うのはこのため。”器用さ”が必要かつ直線の短い「中山コース」では、今回のように「差し届かずに脚を余す」ケースが増えがち。これは”本馬の適性”の問題であり、鞍上の”巧拙”ではない。適性がいまひとつの「番組条件」ながら、勝ち馬から僅差(0.2秒差)の”4着”掲示板ならよく頑張っている。

 


ハーエクセレンシー嬢(3歳牝)は中団後ろ寄りの内につけて、直線も内を突いて差し伸びた。
 

前後半4Fで前半が0.6秒遅いスローペースの”前残り”展開。ただし、【11.5】前後のラップを刻み続けて”息”が入らない分だけ、ゴール前で中団・後方勢にも差し込む余地が生まれた。そんな流れでも”ラチ沿い”の最短距離を立ち回り、直線も”キレ”のある差し脚を繰り出していた。数字上でも上述ダイバリオンくんに次ぐ”メンバー2番目”に速い上がり脚【34.1】を駆使。約3ヶ月半ぶりの実戦だったが、”コース取り”と☆斤量”1kg減”の効果でキレが増した「3着」激走とみるべきだろう。

 

 

・・・以上、日曜開催についてでした。

 

**

**

※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪