【キャロット】サートゥルナーリアくん(2歳牡/M・デムーロ/中竹)が、
中山芝10Fの重賞「ホープフルS(2歳G1)」に出走、
”1着”(1番人気)でした。 ※ヴァンドギャルドくんと2頭だし。
スタートよく前にでていくと、抑えながら先頭。外から逃げたい仔を先に行かせて、1角で先行2番手につける。
向正面なかばで3番手の人気馬⑧(ルメール)に外から”フタ”をされても、動じずにラチ沿いをキープ。3～4角も2列目で遅れずについて行き、直線へ。
直線に向くと、ラチ沿いから離れて、横一線の先頭3頭の直後で4番手。”差し場”が開くタイミングを探る。残り200m棒、”隙(スキ)”を突いて”前2頭”の間を割ると、、、
瞬時に加速して先頭⑧に並びかけて交わしきる。アッという間に約2馬身差をつけて流す態勢に入り、1馬身半差で”1着”(0.2秒差)圧勝。
「G1レース」であっても、追う時間が少し長くなっただけで、これまで通り圧倒する内容。少なくとも、現時点では”モノ”が違う感じですね（＾＾；
陣営並びに出資保護者の皆々さま、
おめでとうございます＆ありがとうございます♪
レース内容を纏めると、、、
前後半【62.5→59.1】スローペース。レース上がり【35.5】。
ラップ【12.8-12.0-13.0-12.5-12.2-11.8-11.8-12.2-11.5-11.8】。
スタート好発で人気馬3頭が先行したので、後続は交わしていけなかった序盤。勝負ドコロまで動くに動けなかったので、昨年と違いスローペースのまま推移。ただし、残り1000mからラップが【11秒台】に突入しているように、中盤からタフな厳しい流れになっているコトに変わりない。
そんな流れのなか、この仔はラチ沿いの先行位置で脚を溜めて、直線の【11.5-11.8】のトコロでそれ以上の速さで抜け出していく、恐ろしい反応と瞬発力。レース上がり【35.5】のところ、この仔の上がり【35.3】はニシノと同タイムでメンバー最速タイ。「上がり時計が遅い」といわれるかもしれないが、残り1000mからのペースアップと、脚を使える有力馬が皆前で密集していたため。3～4角で大外から並びかけにきた仔は逆に脚を失くして沈んでいるコトも付け加えておきたい。
また、このレースに於いて、、、
直線で2頭の間を割ってでた際に、「外斜行の制裁」が取られ、勝ち馬⑤の鞍上・ミルコ騎手に「過怠金（罰金）3万円」が課せられています。
”制裁”自体は素直に認めるトコロ。被害を受けた後続馬には申し訳なくおもいますが･･･。少なくとも、被害馬②（福永）に対してはあまりワルイとはおもいません。その根拠は以下の通り。
※直線のパトロールフィルムがコチラ↓↓
・当初は、⑧（ルメール）と②（福永）の間にスペースはありません。
・しかし、②が外に膨らんで、間に「1頭半くらいのスペース」が生まれました。瞬時にソコに向けて導く鞍上と反応するこの仔⑤。
・慌てて②はスペースを閉めにかかりますが、既にこの仔⑤の馬体の半分近くがねじ込まれており、②がこの仔⑤にモタレかかる形に。
・⑤は勢いがついているので、閉めにきた②が逆に弾かれてしまい、後続馬に影響を及ぼしたように見受けられます。
このように、「単独の斜行」で他馬に迷惑をかけたのなら、モヤモヤした気持ちが残りますし、被害馬に申し訳ない気持ちになりますが、今回の件はそうではない。
被害馬②自身が「スペースを開けて、閉じにきて、弾かれて･･･。」 斜行したのはこの仔でも、この一連の事象の”起因”を作ったのは②(福永)ですからね（＾＾；
新人騎手がよく引っかかりやすい「開けて閉じる”パッチン”」を②の鞍上が狙ったとはおもいませんが、直線で外に膨らんでスペースを開けた点は、あまりにも”甘すぎる”騎乗だったと言えますね。
(この仔について)今後に向けては、、、
収得賞金を十分すぎるほど加算でき、これで一躍、来春「3歳クラシック」の有力候補に仲間入り。”折り合い”不問で反応もイイ。どの位置からでも能力を発揮できる点は、強味になりそう。次走は、おそらく休養に入れた後の「皐月賞」のTRレース。さらなる成長した姿をみられる来春が今から楽しみになりました。
尚、この仔の「父ロードカナロアくん」と「母シーザリオ嬢」は共に出資馬で、出資馬同士が配合された（個人的な）”夢の配合”でした。それだけでも十分なのに、生まれてきた仔が”G1馬”になるなんて”夢”のようですね♪♪ 「この仔」だけでなく、”父馬や母馬”にも感謝したくなった暮れの夕刻でした（＾＾）
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サートゥルナーリアくん、オツカレサマデシター！！
※ぽいぽいプリン提督さま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪