伝説的なシューズデザイナー、 マノロ・ブラニク はヒールで完璧に歩くためのたった一つの方法があると言う. 「私は、ヒールを履かない女性を嫌いではないんだ. 人々は、私がヒールの女性を好むように思っているようだけど、それは違う」とマノロは語る. 「でも、もしヒールで歩くことに自信がないのなら、ビーチやスイミングプールの中で足の拇指球に力を入れて歩いてみることが、ベストな練習方法だよ. 動きはまったく同じなんだ」. 先日、彼の新刊『マノロズ・ニュー・シューズ』の発表会で、700冊もサインをしてロンドンのリバティに集まったファンを喜ばせたマノロは、イギリス人女性にはユニークなスタイルセンスがあるという. 「無意識的で、癖がある. 僕はジーン・シュリンプトンやツィッギーのような女性を見て成長したんだよ. とても自由なロンドンスタイルだね」. ブランドに新しいアクセサリーラインを追加することを考えたことは? 「僕には、他の全てのことをしたいという、大きな気持ちはない. でも、バッグは少しだけれど毎年手がけているし、手袋をデザインしてみたいと思っている. 最近では、誰も身につけないようだけれど. あるいはおそらく帽子を作ることに挑戦してみたい. しかし人々は、帽子を求めてスティーブン・ジョーンズのところに行ってしまうんだろうね」. あなたが今までにもらった一番のアドバイスは? 「僕の母は、常にこう言った. 『情熱をもって、好きなことをやりなさい. 』それが、僕のモットーさ」. By Ella Alexander. G.V.G.V.の10年秋冬ファッションショーが、東京ミッドタウンので行なわれた. 今シーズン、デザイナーのMUGはデヴィッド・リンチ監督の映画『マルホランド・ドライブ』からインスピレーションを受けたコレクションを発表した. レッドカーペットが敷かれた会場のフロントロウには、赤いベルベットのアンティーク風チェアがセッティングされ、劇中に登場するクラブ「silenzio」を思わせるデカダンスな空間を演出した. ファーストルックに登場したのは、白のラッフルブラウスに、フェティッシュな赤のレザータイトスカート. その後も、白&赤のカラーコンビネーションや、赤のドレス、トレンチ、ビュスチエドレス、ファーコートなど、デヴィッド・リンチの世界観ともリンクする"赤"がフィーチャーされた. ハリウッドのダークサイドを描いた映画『マルホランド・ドライブ』. モデルのメイクも、真っ赤なリップにアイスブルーのアイシャドウというもので、ハリウッドグラマーを彷彿させた. また、ショー後半には「Hollywood」とプリントされたTシャツやスカジャンなどスポーティなアイテムも登場. フリンジのディテールが、ブーツやジャケット、ドレスなど随所に用いられ、モデルの動きに合わせてダイナミックにスウィングした. 多くのファッショニスタに支持されるブランド「kolor(カラー)」のレディスラインより、初のシューズが登場. シューズは、レザーやハードナイロンテープ、クロロプレンなど、異素材をミックスさせたハイブリッドなサンダル. スポーティなテイストながら、素材や色使いにより、エレガンスも感じさせるデザインだ. デザインは1型で、ヴィヴィッドなオレンジ×ターコイズ、ネイビー×グレーの2色を取り揃える. 夏のモードのアクセントに、ぜひチェックして.