首都の顔を選ぶ東京都知事選が23日、告示された. 脱原発も争点になり、選挙結果は国政に影響を与えかねない. 6年後に控えた東京五輪の準備、急速に進む少子高齢化への対応、首都直下地震への備え... . 都政の課題も目白押しだ. 冬空の下、17日間にわたる論戦が始まった. 都知事選ページ ■舛添陣営 元厚生労働相の舛添要一氏(65)は、JR新宿駅西口で「東京から日本を変える」と第一声. 2年間厚労相を務めた経験をアピールし、「生活に身近なところを今度は地方の立場でやる. 首都直下地震がいつ起こるかわからない状況で、災害にも打ち勝つ世界一のまちにしたい」と訴えた. 2020年東京五輪について「防災対策、治安対策などをしっかりやらないといけない」と力を込めた. 選対本部長の元通産相、深谷隆司氏は「原発反対だけで都政を動かそうというのは筋違い」と話した. 西東京市の主婦飯島延子さん(74)は「脱原発が話題だが主に国政でやること. 五輪を成功させてほしい」. ■細川陣営 元首相の細川護熙氏(76)は、東京・新宿の都庁前で、脱原発で共闘態勢を組む小泉純一郎元首相(72)と並んで第一声を上げた. 「成長のために原発が不可欠と言って再稼働させようとする国の姿勢に強い危機感を持った」 「原発再稼働をやめて、自然エネルギー、再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギー社会をつくらなければならない」と大半を原発問題に割いた. 小泉氏は「最も大きな問題は原発をどうするか. 細川さんはよく決意してくれた」と述べた. 杉並区の無職佐藤一さん(67)は「長い目でみれば原発はない方がいい」と話した. ■宇都宮陣営 日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏(67)は、JR新宿駅東口前の第一声で「原発のない社会を東京から発信する」と脱原発を掲げた. その上で、「福島原発で作った電力の最大消費地は東京. 都は東京電力の大株主でもある. 原発事故の被害者に対し、都、都民は最大限支援する大きな責任がある」と指摘. 「柏崎刈羽原発の再稼働に反対し、廃炉を提案する」と踏み込んだ. 第一声を聞きに来た品川区の公務員、石井由美子さん(63)は「脱原発はもちろん重要な政策. それ以外にも、福祉などにも力を入れていて共感できる」と話した. ■田母神陣営 元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)は朝、東京・九段の靖国神社に参拝. JR渋谷駅前に移動し、「強い都知事になって、価値観が同じ安倍総理と同じ方向を向いて東京をリードしたい」と第一声を上げた. 「災害に強い街に向けお金をかけ、景気回復を促進する. 日本に誇りと自信が持てるよう教育する」. 続いてJR新橋駅前では「原発を使わずに十分な電力は供給できない」と訴えた. 日本維新の会の石原慎太郎共同代表(81)やデヴィ夫人らが応援に駆け付けた. diavolraworl 第一声を聞いていた杉並区の会社員女性(32)は、「田母神さんからは、国のことを考える心が伝わってくる」と話した. ■家入陣営 ネット会社役員の家入一真氏(35)は、渋谷区のカフェで、右手のスマートフォンで自らを撮影してネット中継しながら第一声. 「政策を一方的に発信するのは時代遅れ」と述べ、ネットで意見を採り入れながら集約していくという. 黒い帽子に革ジャン、ジーンズ姿. 質問もネットで募り、画面を見ながら言葉を続けた. 「極端なゼロかイチではない. mens asics running shoes その間にある声を大切にしたい」. 報道陣の取材には「いろんな人の居場所をどんどん東京につくっていきたい」. ツイッターで知って聞きに来た大田区の無職、高木泰子さん(37)は「デジタル世代の代表として風穴を開けてほしい」と話した. ■中松陣営 発明家のドクター・中松氏(85)はJR渋谷駅前で取材に応じ、「原発もディスカッションしなければならないが、都民の暮らしや五輪も議論しなくてはならない」と主張. マイクを握ると「都民の苦しみを救うのが都知事の役目だ」と訴えた. 演説を聞いた渋谷区の歌人、まほろば薫さんは「庶民のことを考えてくれる人だ」と話した.