そこからは

夫は黙り表情が一変した。

どこまで私が知っているのか、

それともはったりなのか。

夫は私の表情を読む。

私は妙に冷静で、

少し覚悟を決めた表情で

夫をもう一度つめた。

「ねぇ、あの人と別れてくれる?」と。

でも、心の中では叫んでた。

どうか私の勘違いでありますように!

夢なら早く覚めて欲しい。

けど、夫の表情を見て愕然とした。

本当だと口にしなくても、

顔を見たらすぐにわかるからだ。

そして夫は、

「黙秘する」と言った。

その言葉に怒りがこみ上げてきた。