中小企業の人材採用の悩み

中小企業の経営者や人事ご担当者の皆さんから「人材採用が思うように進まない」という経営課題をよく耳にします。

従来は、ハローワークに求人募集、求人フリーペーパーに求人募集記事を掲載、新聞折込の求人チラシに求人募集記事を掲載というのが主流でしたが、いまはこの方法ではなかなかうまく人材採用ができず、求人にかける労力や費用がムダに終わってしまうことが多い状況です。

また、「WEB媒体での求人募集を活用してみたけど、中小企業の求人募集には見向きもしてくらない」と嘆かれる経営者や人事ご担当者さんもたくさんいらっしゃる状況です。

中小企業の人材採用がうまく進まない主な原因は次の3つがあげられます。

■原因1「そもそも、自社がどんな人材を採用したいのかという具体的なイメージが明確化できていない」

中小企業においては、とりあえず応募してくれたら採否の判断をするというスタンスの経営者や人事ご担当者がたくさんいらっしゃいます。
また、とりあえず求人募集に大手の媒体にたくさんのお金を払えば、たくさんの応募があるという風に考えている方もたくさんいらっしゃいます。

しかしながら、自社がどんな人材を採用したいのか明確にできていない状況で募集を強化しても、応募してくる方は、自社の採用基準外の方ばかりという事態に陥ります。

■原因2「ハローワークのアドバイスが正しいと信じてしまっている」

ハローワークに求人募集の相談に行くと「年間休日数が少ない」、「福利厚生を充実させる必要がある」、「給料が業界や地域の平均に比べ少ない」などアドバイスを受けることがよくあります。
しかしながら、ハローワークの窓口で担当してくださる方は、自分でお金を払って求人募集活動をしたことがない方ばかります。
つまり、求人募集に関して素人の人が、求人募集で困っている経営者や人事ご担当者にもっともらしくアドバイスをしているという状態が横行しています。

ハローワークの言うことが正しいのだと信じるのではなく、「自社は何をめざされるのか」明確にする必要があります。
残業や休日労働をさせてくれず自分の成長ができないと感じて転職を希望される方もたくさんおりますので、ハローワークが言うことを正しいと誤解して行動してしまうと困った事態に陥ります。

■原因3「求人媒体の選択を間違ってしまっている」

求人募集するにあたって、大切なことは次のことで、検討する順番も「誰に」をまずは決めて、次に「何を」を決めて、最後に「どのように」非常に大切です。
①「誰に(採用した人物像はどんな人か)」
②「何を(どんな求人条件にするか)」
③「どのように(どんな求人媒体を使うか)」

つまり、求人媒体の選定は、「誰に」と「何を」を決めた後に行うべきなのに、初めから、「ハローワークで募集」であるとか、「WEB媒体で募集」であるとかの検討からスタートしてしまい、多額の費用、多くの時間を無駄に費やしてしまっている事態に陥っていることが非常に多いです。

これらの注意点をふまえて人材採用をサポートしている実績が豊富な社会保険労務士事務所をご紹介します。
自社だけでは、なかなか「誰に」、「何を」、「どのように」という検討を進めるのが難しい、実際にどういう媒体をどのように使っていくべきなのかお悩みの場合は、ご相談してみてください。
メール、WEB、Chatwork、LINEなどで時間を問わずお気軽に相談いただけます。

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