昨日は2ヶ月ぶりの、彼との1日デート。




朝、いつもの場所に彼が車で迎えに来てくれた。  
本当は決めていたデート先に向かう予定だったけれど、  
車内で彼が珍しくサングラスをかけていて、
そこから話題はサングラスのことに。




私が普段使っている度付きのサングラスの度が
合わなくなってきた話をしたら、  
急に「じゃあ作りに行こう!」という流れに。




デートの行き先が急に変わる。  
そういうこと、私たちの間では結構よくある。  
でもそれが面白くて、結局毎回楽しくなる──  
そんなところも彼の魅力だと、
5年間の付き合いの中で思うようになった。




サングラス選びでは、最初は彼が
座って待っているだけだった。  
でも私は一緒に選びたい人だから、
「一緒に見てよ」ってお願いして、  
少し不機嫌そうにしながらも彼は付き合ってくれた。  
彼のそういうちょっと不器用なところも、
もう私は慣れっこだ。




度数検査をしてもらったけれど、
特殊な度数のため取り寄せになり、配送に。  
彼は今日のデートで新しいサングラスを
一緒にかけたかったらしく、  
それが叶わないとわかって、
なんだかすごく落胆していて──  
ちょっと可愛いな、なんて思ってしまった。




その後は、美術館に行く予定がまた急遽変更になった。  
「ショッピングモールに行こう」って
彼が言い出して、  私に夏用の靴を買ってあげたいと。




私がいつも履いている靴は、
以前彼がプレゼントしてくれたもの。  
毎回のデートでそれを履いているのを見て、  
「もう1足、夏用を買ってあげたい」と
思ってくれたらしい。




何足も履いて、彼に「ちょっと立って見せて」と
言われて、  その繰り返しを何回も。  
結局、色違いで2足も買ってくれた。




最後にヘアアクセサリーを見ていたら、  
「それも買いなよ」って彼が言ってくれた。  
娘へのお土産だったけれど、  
「これも娘のためだろ?」って、
セール品だったそれも買ってくれた。




予定変更だらけのデートだったけど、  
そのひとつひとつに、彼の優しさと、  
私を楽しませたい、喜ばせたいという気持ちが
詰まっていて、  なんだか胸がいっぱいになった。




──でも、ひとつだけ心の奥で思ってしまう。




「お金、使いすぎないでね。」




彼はとてもすごいキャリアの人で、  
私なんかとは全然違う世界の人。  
それでも、私はお金を出してもらうのが当たり前なんて思ったことは一度もない。




彼だって最初からこんなふうに
してくれていたわけじゃない。  
むしろ最初の頃は、クリスマスも
「プレゼントはなしね」という人で、  
お誕生日だって何かをもらったことはなかった。




でも私はそれが不満だと思ったこともなかった。  
大切だったのは、物じゃなくて、
彼と過ごす時間と気持ちだったから。




付き合って1年目、アウトレットで初めて
洋服をプレゼントしてもらった。  
先日記事にしたあれが、初めてのプレゼントだった。




最初の頃、私は「買ってもらう」ということに
慣れなくて、  見るのも、選ぶのも、
正直なところ気が引けていた。

でも彼は、そんな私にこう言ってくれた。

「ゆーに喜んでもらいたい、笑顔が見たいと思ってる。
毎日苦労して、辛い思いをして頑張ってるゆーに、
自分といるときは、少しでもストレス発散して
癒されてもらいたいと思ってるんだよ。
だから遠慮しないで、ありがとうって
受け取ってくれるのが嬉しいんだよ。」



それを聞いてから、私も少しずつ気持ちを切り替えた。

 

ありがたく、感謝しながら選ばせてもらおう、  
彼の想いを素直に受け取ろう。



そうやって少しずつ、私も頑張ってきた。



今では、彼からもらったものは
数えきれないくらいある。  
でもそのひとつひとつが、私にとっては宝物だ。



どれも、ふたりで積み重ねてきた思い出だから。