2022年12月
度重なる催促の末
ようやく「あっちの家」から
あの緑の紙が私の手元に帰ってきました
離婚届
思い返せば数ヶ月前
あいつのことだ
捨てたり紛失したりするに違いない
と、市役所で予備を含めて
3枚もらってきた自分
我ながら
リスクヘッジが完璧すぎて笑える
その間、ボロ雑巾の
貴重な休日を使い
本籍地のある江戸川区へ
戸籍謄本を取りに行く
片道1時間半の小旅行
野生児(娘)と二人
電車に揺られながら
【 これで本当に自由だね 】
なんて
心の中で自分に言い聞かせていました
2008年に結婚して
気づけば14年……いや、もう15年?
(細かい数字なんて
もうどっちでもいいや!笑)
人生の約3分の1を捧げた時間の
重荷を下ろす作業は
意外にも
最高にポジティブな空気の中で進みました
一人っ子の私は
証人を従姉妹に頼み
残りの空欄は、ママ友との
贅沢ランチ+極上スイーツ
を、味わいながら埋めていく
「え、書き方これであってる?」
「こっちはこっちじゃない?」
なんて、まるで夏休みの宿題を
友達と教え合っているような
わきあいあいとした時間
ドロドロの修羅場でも
涙に濡れた夜でもなく
美味しいケーキを頬張りながら
一歩ずつ「自由」を買い取っていく
不備はない
15年分の重みが詰まった
でも驚くほど軽いこの1枚
「うん、これでバッチリ。」
準備はすべて整いました
あとは、出すだけ
こんなに軽いのに
ちゃんと人生変わる紙だった
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