
彼は小さい頃に家で色々な動物を飼っていたらしい

更に、私と同棲する前は友達の家で犬、猫、鳥、熱帯魚...全ての世話していた

それで、その動物好きの彼は
よく歩道の端に繋がれて、飼い主が戻って来るのを待っている犬達を見つけると
「ハローーーーー

そんでもって、そこから
「はい、おすわり



ーーーーー
昨日、スーパーへ買い出しに行く途中で
黒いワンちゃん(割と大きめ)がレストラン外に繋がれ、飼い主を待っていた

それを見たColey Cole、いつものように
「ハローーーー!

それで...そのワンちゃんが
いい意味でダラけているというか、顔が笑っている感じのフレンドリーで幸せそうな子だったのよ

↓こういう感じ。わかる...?
それはまぁ人なつこい子で。
「おすわりーーー

あっと言う間に打ち解けていった彼氏と黒いワンちゃん

そして彼氏が嬉しそうに私に言ってきた。
『きゃははははーーーっ

見て見て、この子!
楽しそうな顔してるー

そして立て続けに
『He looks like a dinosaur ーー!
(直訳:彼は恐竜のようである。)』と。

き、きょうりゅう....

一般的に
「わー!可愛いワンちゃんですねー」
『あ、ありがとうございますー』
「ぬいぐるみみたーい!かわいいー」
というような会話はよくあると思われるが
「わー!可愛いワンちゃんですねー」
『あ、ありがとうございますー』
「キャー!恐竜みたーい!カワイー!」
なんて言われて、素直に喜ぶ飼い主は果たして世界中にどれだけいるのだろうか...

この後、しばらく大きな声で彼氏が「ダイナソー!ダイナソー!

私はどこかにいる犬の飼い主に聞こえるんじゃないかと心配で心配で仕方がなかった

ーーーーーー
そしてスーパー帰りの私達。
レストラン前にはまだ先程のフレンドリーな恐竜犬が待っていた。

すかさずまた
「おすわりっ!」と言って芸をさせ、犬の頭を撫でる彼氏

そして
「ふふふーっ

この子恐竜みたいな顔してると思わない

ねぇ、恐竜みたいじゃない

あれ、聞いてる?」と私に話しかけて来る。
....
お願いだから今私に話しかけないで。聞こえてるけど答えたくないーーー!

知り合いだって思われるの嫌ーーーーー!

飼い主に怒られる時、連帯責任なんてご免だからーーーーー!

ーーーーーーー
思ったことをベラベラすぐに口にする栗毛のアメリカ人の横で
冷や汗かいてそうな日本人をシアトルで見かけた場合......それはきっと私

↓「いいから早く帰るわよ!」と彼氏を急かした日曜の夕方。

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