
前回の記事の続き
挑戦する、と言っていた例のBirthdayケーキ、
作ったよ
「皆からの応援は裏切れない!」と気合いを入れて結果から言うと.....
成功ーーーーっ

だけど
死ぬ程疲れた
(←ホームべーキングなのに、この有り様)ーーーーーーーーーー
まず、コーヒー入りのスポンジを作るところから開始

行程は難しくもなく、順調に進んでいった。
しかし
最後の最後
「さぁ!生地を型に流し込んで焼きましょう
」の時点で事件発生。
この日のために、直径13cmくらいの丸形のケーキ型(小さめ)を買っていたのに
それなのに......
生地の量が予想以上で、明らかに型に入りきらない様子だった
クッキングシートもきちんと貼ってあったのに

まさかの予定変更
ケーキ作りなんてしないから
型なんぞ何種類も持っているわけではない。
でも「ケーキ生地は完成したらすぐ焼かないとダメ
」と聞くし...焦って焦って、戸棚をガランゴロン言わせながら代用品を探した
結果、ケーキは四角い型で焼かれることに。

『型に入らない
』と分かった時の私のパニック具合を客観的に見ると、いかに私が臨機応変でない人間か
ということが明確で、ちょいとショックだった
それにしても、分量レシピの1/3にしたのに、あの生地の量は尋常じゃないぜ

もしかすると、あれは...「秘密だけど、アメリカで作ると生地の量が勝手に倍増する、魔法のケーキ
」だったのかも知れない。
ーーーーーーーーーー
そして次に
カスタードクリーム作り。
「レンジで出来る簡単レシピ
なんだから失敗するわけないじゃん!」と、余裕をかましたのがいけなかった
材料を半分にしていたことをすっかり忘れ、結果、レンジに長くかけすぎたーーー
それはそれは調理された、固めなカスタード
の出来上がり
「えっ、何コレ。カスタードクリームじゃなくてゼリーの間違いじゃないの
弾力のあるカスタードさん
でもでも!焦げた様子はないし、味は美味しいからきっと大丈夫
「作り直さなくてもいいや
最後にラム酒入れるから、それでのびるかも知れないし!」なんて期待しながら
戸棚にあったラム酒を取り出すと
瓶が空だった...。
(←彼氏がコッソリ全部飲んだと思われる)ここでまた軽くパニック。
「何なのーーー

どうしろとーーー
ついさっき買い物から帰って来たのにまた外出なきゃいけないとか勘弁してよーーーー
」柔軟性のない子でごめんなさいね。
結局、代わりにブランデーを使用することに決定
「ラムカスタード」の予定が「ブランデーカスタード」に変更された。
ーーーーーーーーーー
お次は、外に塗られるデコレーション用のコーヒークリーム作り

生クリームを泡立てて
コーヒーシロップ(インスタントコーヒー+砂糖+水)を入れて、更に泡立てて完成!という小学生でも出来るシンプルなもの
「料理って楽しくやると美味しくなるっていうし~
」、そう思った私は普段は聞きもしないジャズ
を大音量で流し、古き良きアメリカ:1920年代風の音楽をバックに
微妙な動きで縦に揺れながらクリーム作りに勤しんだ。
クリームが8分立てになったところでコーヒーシロップを入れて
「良い匂いー!色もコーヒー色だし、もう完成~
」と調子に乗った矢先.......
クリームが分離した
やーーめーーーてーーー

焦ってみても既に遅し。
ボールの中から、良い匂いだが茶色くてキタナイおからみたいなものが「こんにちはPiroko
相変わらず余裕が無いわね。」と挨拶してきた。お菓作りの基本知識は一応あるので、クリームの分離の原因が「コーヒーシロップ」の水分であることは間違いなかった

ネットで調べてみると、そこには「生クリームは、分離させ続けるとバターが出来ますよ
」なんて書いてあったけどバターなんて、作る予定も気力もあるわけねぇ
。可哀想な「おからコーヒークリーム」はこの後....流しに「ボッシュートくん」された
仕方なく即興作戦で:
インスタントコーヒーを袋に入れてゴリゴリ潰して粒紛状にし、それと砂糖を水無しで生クリームに入れて
それから全部一緒にグワーーーーーッと泡立ててみることにしたら
何とか成功したので良かったよ...
(←グッタリ)「サキソフォンうるせー
!」と、疲労とストレスのせいで、家中に響きわたっていたアメリカン•ジャズに八つ当たりしそうになったがね
ーーーーーーーーーー
いよいよ最後の仕上げ段階は:
→ 四角のスポンジを半分に切る。
→ 2枚のスポンジを重ねて、その間に
→ コーヒークリームで上と側面を飾って完成ーーっ。
という予定だったのに....(←また何かあったんかい)
「私、ケーキデコレーションなんてしたことが無いんだった。」って終盤にきて気がついたの。
そしてもちろん
ケーキ•デコレーションの難易度の高さに挫折しそうになった
テレビじゃ皆あんなに簡単そうにスイスイやっているのに...(←プロだからです)
しかも四角のケーキって、角が沢山あって、クリームを綺麗に塗るのが本当に難しい
慣れない私は
もちろん、このデコレーションの行程に、大変な時間を費やす羽目に。

最後は燃え尽きて、「も、もうこれ以上は無理ーー
」と投げ出したところでケーキ完成ーーーーーーーーーー
苦労話が長くなってゴメン。
そろそろ「いいから早く写真載せてよ
」という声が聞こえてきそうなので完成品を登場させちゃう

Piroko作:
カフェオレ•ブランデーカスタード•ケーキ

じゃじゃじゃーーーーーん
↓
上に何もないと寂しいので、トッピングとして砕いたピーカンナッツとカラフルなアラザンみたいなものを振りかけてみた

そして包丁を入れると....
↓
見た目はあんまり綺麗じゃないけど
匂いはものすごい良いし、味もGOOD
頑張ったよ、私。うん、無駄に頑張った。
ーーーーーーーーーー
バースデーボーイの彼氏、Coley Coleは
それはそれは大喜びでケーキにがっつき
(←甘党)予想外の美味しさに感動していたので
私の山あり谷ありな時間と努力は報われたらしい
あー、よかった
おめでとうColey Cole
、そしてお疲れさま、マッサージでも予約するか...と考え中の私。
P.S.
彼からは
「5点満点で、4.95点くらいの美味しさ!
」と言われたが残りの0.05が何であるのか聞く気力さえ私には残っていなかった
↓次回は丸形で挑戦!「次回」があればね...
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