午後4時から
彼氏のColey Coleを連れて、私の友達の結婚式


この結婚式、かなりカジュアルなもので
場所も、湖畔沿いにある公園的なスペースで、青空結婚式

食事も、招待客が各自、料理持ちよりでピクニックスタイル


3時15分過ぎ ー
結婚祝いのプレゼントも用意して、ピンクの袋に入れ、可愛いカードも付けたし!
手抜き料理だけど、一応は持って行く料理も用意したし!
さあ、準備完了、オシャレして出発よーーー

3時半 ー タクシー到着

ところが、ここで彼氏のColey Coleがある失態をし私の機嫌を大きく損ねた。
(書くとスペースがもったいなくなるような下らん事なので詳細は割愛するが
要は、私はやつのせいで車と接触しかけた

ご機嫌斜めでタクシーに乗り込む。「どうしましょう、しくじったわ!


この頃から、私達の運命の歯車が大きく狂い始めた

行き先の湖畔にある公園はiPhoneで調べたら、「17分で到着」と書いてあったのに
タクシーの運ちゃんが道を間違え
40分近くかかり、$30ドルも払うはめに

この時点で私の機嫌は「大雨、雷警報」。
やっとこさ湖畔にある公園入り口まで到着した私達。
しかし公園のエリアが想像以上に広大だった

車が入れないのにこの広さ!?ありえん。地平線見えそう

アメリカをバカにし続けた私にツケがまわってきた瞬間...

結婚するカップルが招待状と同封してくれた手書きの地図を頼りに、何とか彼らの居る「5番」というスポットを探すことに

地図を読むのが嫌いな私は、「女の人ってすぐに方向感覚失う人が多いよねー」と発言する傲慢な彼氏に無言でナビを頼んだ

料理とブレゼントを抱え、歩き始めて10分。
「私有地。立ち入り禁止」の札にぶち当たる。
『あっ!方向間違えちゃったみたい....』と言う長身ロン毛のこのアメリカ人に(←彼氏と呼ぶ事すら拒否)
返す言葉もなく、新しいナビを買いたくなった。
ふりだしへ戻り、地図を見つめ直す。
『こっちこっち!』と誘導する彼氏のColey Cole

歩き始めて数分
「2番」と書いてあるスペース+そこでバーベキュー中の人達の横を通り過ぎた

「2番」の横を通ったということは、このまま行けば「5番」まで着くはずよね

.......
30分後
それにしても遠い

公園で結婚式って聞いたから、ヒールこそ履いてこなかったから良かったけれど、それでもスニーカーでもない靴で30分もぶっ続けで歩くなんて聞いてないわ

そんでもって暑い

招待客を無料で炎天下の中ハイキングさせる結婚カップルに少し嫌悪感を抱き始めた

................
ええっと。
結論から書きますが
途中で引き返す事も許されないようなルートを通り、結局私達
料理とプレゼントを抱え
1時間半も歩いて、ふりだしに戻った。
50メートル先に見える、1時間半前に見た同じ景色が目に入って来た瞬間
私の顔は
そして「彼氏が彼女から聞きたくないセリフ:トップ10に入るであろう」あの言葉を放ってやった。
『私、帰る。』(←帰る家一緒なのに)
弁解の余地もなく、私の顔面に出た竜巻洪水、強雷雨警報を察した彼氏は
大急ぎでタクシーを調達

この後....
しばらく彼氏とは口をきかなかった...........。
さて、ここで夏休みの宿題として、あなたに突然、算数ドリルの最終問題を提供

問題:
Pirokoちゃんはこの残暑の中、予定もしていなかったハイキングに彼氏と行く事になりました。行きのタクシーは40分かかりました。派手なピンクの袋(プレゼント)と料理皿を抱え10分歩いた後、彼氏が道を間違えたことに気付きました。ふりだしに戻って、歩き始めましたが、結局1時間半後にまたふりだしに戻って、顔が仁王像になりました。周りは皆アスレチックな格好だったのに、Pirokoちゃんと彼氏のColey Coleだけは異常に着飾ってハイキングしてしまいました。帰りのタクシーは重い空気で30分かかりました。さて、今日Pirokoちゃんがこのハイキングに無理矢理費やした時間はどのくらいでしょう?(単位:分で答えよ)
こうして私達の土曜は終わった。
彼氏のColey Coleは今、私の友達に謝罪のメールを執筆中

↓土曜の夕方は顔が仁王像
