
ビザの事は進展があったらブログに書くから

ストレスからか、今朝起きたら早速「下唇の真下あたり」にニキビがひょっこり顔を出していたぜ

このままストレスが溜まって行ったら、思春期でもないのにクレアラシルのお世話になりかねん

何とか山場を乗り切らないと.....頑張れ、自分

前回のブログでも書いたが
彼氏のColey Coleがカフェでの仕事を解雇された。
腹黒い私は、前からこのカフェでの「惨事」を暴いてやろうとは思っていたので、この際全てを大公開してしまおうと思う。
名前はあえて出さないが、Coley Coleはシアトル北にある「N COFFEE」というカフェでトレーナー/バリスタとして働いていた

しばらく平凡で平和な毎日を過ごしていた皆に、嵐は突然やってきた。
カフェのオーナーDan(ダン)が、従業員のLauren(ローレン)と付き合い出した


重役と同じ職場のダメ従業員が付き合うと、本当にいいこと無い!!!

あっという間に、ローレンがカフェのマネージャーへと昇進

Coley Coleの証言:「地獄だ。マジ勘弁。」
ローレンは、人当たりも悪い、コーヒーも上手く入れられない、マネージメントなんてやった事もない、同僚ともお客とも仲が悪く、評判がとにかく悪い、というビンゴ!な問題児だった

マネージャーという肩書きを悪用して、雑用は全て人にやらせ、仕事のシフトも好きなように選び放題

月曜の朝にお客が沢山来ると聞けば、「私月曜の朝のシフトがいいから交換してー

しかし、人当たりが悪いため、ローレンが月曜の朝働くと、お客の数が激減。
代わりに火曜の朝が忙しくなると、「私、火曜の朝がいいー

一度、バリスタが自分の仕事のシフトの時間を間違えてしまい、カフェに来られなかった時、「自分のシフト時間のチェックぐらいしろ


それなのに、ローレンが仕事に来ず、連絡した結果ー「えっ?私、今旅行中

えーっ!このあいだの子はクビになってのにーーーーーーー!!!
しかも「申し訳ない

「不公平」の模範になりそうなエピソードが毎日ゴロゴロ出てくるN COFFEE

Coley Coleは「こんなのフェアじゃない


そしてローレンは、不満を言うColey Coleにいい気がしなくなったようで...

カフェの従業員は、全員Coley Coleにトレーニングされていたのだが(コーヒーの入れ方、ラテアート、機械の使い方、などなど)
ローレンは5歳児のように「嫌だ。」とゴネて、トレーニングを拒否

そんな中、カフェで働いていたパトリック(←人当たり良し、好青年)が突然クビになった。
話の詳細を聞いて、皆ビビった

マネージャーのローレンは週に一度、お店の中で足りない物を買ってくる「お買い物リスト」(ストロー、カップなど)を作る役目で、パトリックは、それを持って実際に買い物をしてくる役割だったらしい。
リストを受け取ったパトリックはお店へ出向き、リストに載っているものを全部買って来た

ところが、リストには一つ抜けていたものがあったらしく(←持ち帰り用コーヒーカップ用の蓋)、そのせいで、カフェでは蓋が不足に

それにローレンがキレた

パトリックは「だってリストに書いてなかったじゃん。」と言ったが、ローレンは「そんなのお店に行く前に、2重確認くらいしてよ。」と。
パトリックは「それってマネージャーの仕事じゃん。」と言って反論、結局二人は口論になった。
翌日、パトリックはクビに。
えええええぇーーーーーーっ

織田信長みたい!!!ちょっと怒ったらすぐ打ち首かよーーーーー

ローレンは自分が気に入らない従業員はそれだけでバッサバッサ切っていくらしい......
ちなみに、パトリック解雇について、オーナーは一言も何も言わず、ローレンの操り人形状態だった

ローレンはお客からの評判も極めて悪い。
Coley Coleは先月、常連客から
「Coley Coleへ。今まで楽しい時間と素晴らしいコーヒーをありがとう。
だけど、僕はもうN COFFEEへは行かないことにした。誰のせいとは言わなくても分かると思う。
「あの女」は僕が自分の彼女をカフェに連れて行ったとき、彼女に向かってとんでもない事を言ったんだ...本当に不快な思いをして、色々考えたけど、もう行きたいとは思わない。だから君とももう会わないと思う。
グッドラック。」
というメールをもらった

他にも「ローレンが居ない時に行きたいので、彼女のスケジュールを教えて。」というメールも沢山来た

挙げ句、あるお客からカフェのレビューに先週書かれたのは↓
『この間、日曜の昼間に宿題をしにこのカフェに行った。(←ローレンが働いている時間)
一体何が問題が知らないけど、バリスタの女の子がやたら声が大きくて、ウザイ人だった。
iPodで音楽を大音量で聞いても、まだ聞こえてくるぐらい声が大きかった。どこまで音楽のボリュームを上げろと?
そしてこのバリスタ、男性客全員に色目使って話す。声が大きいから聞こえてきたけど、最近彼女は新しい彼氏募集中らしいので、シングルのみんな、気をつけて?
あと私、サンドイッチを頼んだんだけど「チーズ無しで」と注文したら「なんでー?一番美味しいところなのに。お腹弱いの?医者にかかれば?」と言ってきた。なんでかって?乳製品食べたらお腹壊すからだって延々と語ってやろうか。
そんでもって、15分経っても私のサンドイッチは出てこなかった。
見てみると、男性客に話すのに夢中になって、サンドイッチを焦がしたらしい。典型的。結局また5分待つ事に。
サンドイッチはイマイチ。メニューに値段が書いてないもの意味不明。(←これはオーナーのせい)
一つ星。』
Coley Coleは「一つ星!!!ぎゃははははははは!!!!!

さて。Coley Cole解雇事件だが
先週の金曜日の夕方、女版:織田信長ローレンが突然Coley Coleに打ち首をくらわせた。
「N COFFEEとあなたは気が合わないと思う。どこか他の職場を探して下さい。」と言った旨の解雇メールを送りつけて。(←戦国武士ほどの勇気が無いため、間接的にメールで打ち首報告)
理由は
「Coley Coleが私の事をカフェで"BITCH"と呼んだから。」
(Coley Coleの友達証言:「あっはははーーー!呼ばない人の方が居ないんじゃないの?」)
全く身に覚えがないColey Coleは速攻でオーナーのダンに連絡

「ローレンが僕をクビにしたってメールが来たんだけど。僕が文句言ってたって理由で。いつ言ったの?証拠は?僕、カフェで仕事中には悪態なんか絶対つかないよ。お客さんもいるのに。」
ダンからの返事は一言。 ー 「ローレンと話して。」(←超他人事)
Coley Coleはローレンに電話を何回もかけたが繋がらず、ダンに「電話出ないんだけど...どうすれば?3人で話し合いたい。」と。
しかし、相手はグル。ダンも電話には出ず。
すると今度はColey Coleの同僚がColey Coleに電話をしてきた。ー「ねぇ

どうしてでしょうねぇ.........こっちが聞きたい。
結局、Coley Coleは解雇された。ー 理由はよく分からぬまま。
しばらく「えぇっ!?


しかし
彼は今、いたって元気

というのも、いい事も沢山あったらしい

N COFFEEを解雇された金曜の夜

コーヒー関係者を招いたイベントがあった

Coley Coleによるリベンジ(?)リストは以下
1:意味不明な理由で勝手に解雇されたColey Coleに関係者から同情が殺到。イベントにノコノコやってきたローレン&ダンに冷たい視線が降り注ぐ。グサっ。
2:イベントにて新しい仕事のオファーが3つ。
3:Coley Cole、イベントでのラテアート大会にて60人中、2位を獲得。
4:9月のSeattle Weekly(シアトルの週刊誌)でColey Coleが「Seattle's Best Baristas」の一人として紹介されるらしい。
そして極めつけは
5:Coley Cole、「不当な理由で解雇された」と解雇手当をN COFFEEに申請中

いつも詰めが甘いと思っていたうちの彼氏だったが
今回はなかなかやるじゃないか

友達にも「Coley Coleが解雇された....

本人、数時間後にはすっかり元気に。驚くべき回復力


ちなみに友達何人かには
「でも前からあんなカフェ辞めたい!って言ってたから良かったじゃーん


彼氏よ、頑張ってN COFFEEを見返してやるのだ。
健闘を祈る。
↓N COFFEEめ。
