私の彼氏、Coley Coleは
かなりの世話好き

小学校の頃に空手習ってたんだよ、とよく言ってくるが
心の底では絶対に武道なんかじゃなくて
「飼育係


Coley Coleと私が外食をする際
二人で二つ好きな物を頼んで、それを半分ずつ分けて食べるパターンが多い。
半分食べたらお皿交換、とか、自分の食べているものの半分を相手のお皿へダイブさせるのだけれど(←普通に移すって言えば?)
彼の世話好きが転じて
『僕が食べさせてあげるー

俗にいう、「はい、あーん」って食べさせてもらうアレの事です。(←あまり話したくない話題はとことん薄字)
ボーイフレンド、君は周りの目なんか気にならないんだろうが...
私は
世間の目が気になって仕方がないぜ

ある日
ディナーの席で
嫌々それをされていた私は
「もう要らないよー、お腹いっぱいだから

彼の『ご奉仕』を丁寧にお断りしてみた

なのに
『最後の一口だから、ほらー!


しかも彼はその時
フォークで刺した食べ物を
蚊が飛ぶような感じで空中遊泳させて
『ウィーン

『飛行機が来たよ~!

パクっ(←私の口に入った音)...ってやりやがった

反射的に近づいた物にパクついた自分を呪ったよね


そして彼が言ったのは↓
『ひゃっはははははっは!


子供の頃さー
お母さんが自分に嫌いな食べ物を食べさせる時
「ほらー!飛行機がくるよ~!ウィーン!」ってやんなかった?』
......
やんなかった。
それに私は女の子だ
飛行機なんぞに興味はない

そしてうちの母Kyoroko(キョロコ)さんは
「ウィーン♬」とかやってるColey Cole母のような婉曲•創作表現型ではなく
『ほらー!残さずきちんと食べなさい



もう少しで、仕返しに
飲み水の入ったグラスをザバーっと彼に向けて倒して
『子供の頃さー
誰かに嫌な事された時
「洪水ごっこ


いつか彼がレストランからずぶ濡れで出て来るような事があれば
皆に事態を察して欲しい

ちなみに
Coley Coleが子供の頃、この「飛行機」に乗ってやって来た嫌いな食べ物の代表例は
ブロッコリーだってさ。(←今では大好き)
日本だとピーマンや人参が王道だけど、アメリカの子供ってブロッコリー嫌いな子が多い。
どうでもいいが私Pirorkoは小さい頃からずっとキュウリが大嫌い!

飛行機に乗ってこようが宇宙船に乗ってこようが
キュウリに関しては私の口元は塩抜き前のアサリ

まぁ、Pirorko対キュウリの決戦についてはまた今度

↓子供の好き嫌いを克服させる母はいつも必死。
