
ダウンタウン•シアトルでバスを待っていた私Pirokoと彼氏のColey Cole

なかなか来ないバス達のせいで
バス停に集まる人の数は増える一方

そんな中、やっと到着したバス10番

「さぁ、乗り込もうぜ!」と皆が少しずつ動き出した時、
モヒカンの少年が(←残念ながら「キレイめオシャレ•モヒカン」ではなく、「適当ヨゴレ系•モヒカン」)
皆を押しのけて、我そこは先に!と1番に乗り込んで行った


ようやく皆がバスに入った時、最後あたりに乗って来た黒人のおじさんが(←ベレー帽付き。陽気な感じ。)
一言。
『長い間バスを待っているのは皆同じなのに
自分の事だけ考えて、人を押しのけておいて
「エクスキューズミー」も言わないなんて、
失礼なヤツがいるもんだ。」

グサッ。(←モヒカン君に刺さったおじさんの言葉の音)
どうやらこの日のおじさんは見た目だけで、気分までは陽気じゃなかったらしい。
喝ッ!!!
そして
このおじさんのすぐ後に乗って来たおばちゃん(白人)が今度は
モヒカン少年の座っている席の窓に
亀裂が入っているのを見つけ
一言。
「まぁっ!これアンタがやったの!!?

『えっ、ちが.....

「アンタがやったのね!アンタでしょ、やったの!
窓割れてるじゃないの!信じられないわ!アンタ、公共の物壊すなんて何考えてんの!訴えられるわよ!

言いがかりとはこの事か

モヒカン、いと悲し。(←突然古風)
『ガールフレンド!あのモヒカンの子、コテンパンにされてるよ!

バスの中で繰り広げられる、アンチ•モヒカン行為を鑑賞していたが
それはまだ終わらなかった。
気まずそうにフードをかぶって、隠れるように座っていたモヒカン少年に向かって
バス後方の人達(←皆他人だと思われる)が
とどめを刺すかのように、トゲトゲしい言葉を放った


『だいたいさ、
今時モヒカン•ヘアなんて、
誰がやるかっつーの

グサッ。

『本当よね、1980年代のバンドかよ~!』
『SEX PISTOLSじゃあるまいし。あっはははっ


グサグサ、
グサーッ

簡潔に言えば
「モヒカン?
ダサ

その後も
『時代遅れ』を連発し、その話に花を咲かせた乗客数人

ボロボロ!!!
モヒカン少年は
まさか自分がここまで攻撃されるとは思っていなかっただろう、
背中を小さくして
コロ助のようにバスを降りて行った

とんだ災難だな、モヒカン少年

バスの乗客をなめんなよ!(←自分は何もしてないくせに)
礼儀を軽視し過ぎると痛い目に合うのさ!
次回から頑張れ

P.S.
ちなみにモヒカンは英語で
Mohawk - 「モゥホック」と発音する。
モヒカンの外国人に
「Mohawks are out. 」とか言っちゃうと(←「モヒカンなんて廃れてる。」)
ボコボコにされる可能性があるので注意して。(←こんな何の役にも立たない情報教えて終わるのかyo!)