いつか.....の夢が叶った日の記録


体温は上がり、言葉は出ない

幸せ、喜び、ホロホロ涙出た。





私は、ぽん(がん)サバイバー

2021年1月告知。


3年目を迎える2023年1月、父が急逝。

家族も私も体調を崩し

身体も心も精一杯の日々。


17年目の車検を控え

中古の軽自動車を探していた。



この夏は

自分の我慢する癖、断れない癖

嫌になるほど向き合って

眠れない、伝えられない、吐きそう

ブルブルしながら超えて来た。


誕生日を過ぎてようやく


自分の我慢サイン分かるようになった

と思っていた...はずだったのに。

いちいち、まだまだ分かってない。



本当は乗りたい車があるくせに

切り抜き貼って眺めてるくせに

我慢してんだろ?


後悔しないか?

叶えたいことリストはどうした?

いつかって、いつだよ?


え?え?え?

モヤモヤ....ぐるぐる...心臓バクバク


ダーリンが連れ出してくれた。

「とりあえず見てみたらいいじゃん」


中古車を見せてもらった後に

ぶらりショールームにも行ったら

いきなり試乗させてもらえることに。


ウインカーとワイパーが逆だと説明聞く

それなのに右折・左折になると

ワイパーを作動させてしまう。


運転席をダーリンと交代

私は緊張が解け周りが見えてきた。

静かな嬉しい波がジワジワ広がる。




家に帰ってもずっと身体があったかい。

夜、ベッドに横になり目を閉じると

運転した時の感覚が蘇った。


翌日、私の気持ちは更にウロウロ。


「いいの。運転できて夢叶ったから」

諦めがついたと話す私に家族は

「なんで諦めるの?」「乗りなよ」

私はモゾモゾ「でも」「だって」


私の中身、ヨロヨロのグラグラ。



だって、喪中だし...だから?


もう夢は叶ったって?

現実は軽自動車がいいって...ホントに?


だって払いきれないもん...ローンでも?

怖いの?..... 怖いよ!


私なんかプレイ、まだしたい?

まだ我慢して、お利口いい子する?

でもでも、だって.....


本音を出しな!


本当は...憧れの車に乗りたい!

私、生きて車のローン払う!



試乗の日、担当者Iさんが後部座席から

ご自身の経験を話してくださったのが

私の胸にずっと響いていたんだ。


それからが、早い早い。

試乗してから、たったの1ヶ月半

ご縁に導かれ急激に現実が来た。



このドアミラー❤️



体温が上がる

胸がキュンとする

口角があがる


降っていた雨が上がる。

きっと虹がどこかに出てる。

おひさまの光の中を走り出した。


ああ、次元ってこうやって変わるんだ。


ガマン癖の卒業試験

これからも追試があるかも知れない。

何度も超えていく。


この子と来年リボーン洞戸に行く目標

ゆっくり、あちこちで休憩しながら。


自分をもっともっと大事にできる。


私は、やれる。大丈夫。

何気ない日常が特別なんだって

知っているから。