髪を花でいっぱいにして
雑誌の表紙を飾る
モデルさんみたいに
私もしてみたい想い

HANANINGEN Kyoto でもなく
HANANINGEN Tokyo でもなく

花いっぱい運動発祥の地
HANANINGEN Matsumoto で発芽

昨年知り合った女性の美しい発芽写真
隅にMatsumotoの文字を見つけて三度見

いつ行こうか考えていたら
向こうからも近づいてきてくれた

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嬉しい!

心臓が跳ねた瞬間にネット予約

4月8日のオープン前に
情報が飛び込んで来るなんて
嬉しいな♡嬉しいな♡

後から気付いたら4月11日
予約は満月の時間だった

そういうふうになってるんだ♡

自分でメイクするのも
人に綺麗にしてもらうのも大好き
自分では使わない色でも委ねて
全てヘアメイクRinaさんにお任せした
お花を飾る土台があるのが特別

チークも斜めに大きめ
私の涙袋ったら
こんなにぷっくり可愛かったんだ
アイシャドウのグラデーションも好き

嬉しい♡

鏡の前でジッと自分を観察する

スタジオに移動すると椅子に掛けて
いよいよ「発芽」

Naomiさんが
私の頭の上に少しづつ花を生けてゆく
スタジオは薄暗い

「撮影完了まで鏡で見れないんです。
    後のお楽しみ」うふふと笑う

視界の端、おデコの辺りに小さな白

「パラパラ落ちます、ごめんなさい」

かすみ草だった

「かすみ草好き。嬉しい!」

4月の雪、ドアを開けた私を見て
かすみ草のイメージが湧いたという

その後の花はわからない

出来上がったら、すぐ撮影で
撮影したら、お花を外す
お客様は皆「え!もう取っちゃうの」と
せつなくなるらしい
一種一瞬を楽しむ覚悟を決めて
全身全霊で頭の上の花たちを感じる

撮影

背景を変え
ライトの光量を変え
ポーズを変え
目線を変え

花を生けてくれたNaomiさんは
今度はフォトグラファーの目で声で
何度も何度もシャッターを切ってくれた
カメラのファインダーを見ているのか
Naomiさんの目を見つめているのか
分からなくなりながら過ごした

「はい、全部終わりです」

「ありがとうございました」

「鏡、見ますか?」

「え!今見ていいの?見たい!」

黒い幕の前に立つ私
Naomiさんが幕を開けた


花いっぱいのフワフワ髪
小さく口を開け目を開き
幸せいっぱいを発した
女の子がいた

インナーチャイルド
すっごく喜んでる
全身全霊で嬉しそう

じっと見ると
......綺麗な女のヒトだった

その潤んできた目から
みるみる涙が溢れそうになり

慌てたのはNaomiさんだった

「ティシュ持ってきます!」

「ご、ごめんなさい。大丈夫。あ、でも下さい。泣いたらお化粧取れちゃう.....」

鏡を見て泣いた発芽さんを
初めて見たとNaomiさん
もらい泣きしそうと目を潤ませる

鏡に映った自分を
驚き混じりに綺麗だと思えるなんて
その姿を嬉しく見つめられるなんて
本当に幸せな体験

選んだ写真より
スマホで撮影した写真より
自撮りした写真よりも

あの鏡を見た
一瞬が
とても幸せだった

私たち女性の綺麗は
ひとつじゃない
たくさんあって
自分が知らない綺麗もある

お花の
優しいエネルギーに包まれ
自分の中にある美しさを知る
喜びとワクワクと驚き


「はなはな」という月刊誌で
毎月、一人の女性を紹介して
「女性は世の中の『花』だから。」と
読者の女性へ7年間伝え続けている
だけど
その「全ての女性」に「私」は入れてた?
頭では私を入れていた、頭で
どこか遠くから一歩引いて書いてた。

その日、私の心の底から魂から
メッセージにチカラが入った
私の魂から本当の言葉になり
細い光は太い光の柱になった

わたしたち
この世の中の花だから♡


今度は
母に発芽をプレゼントする

シミもシワも嫌だって
こんな歳とった顔が嫌という
花を大好きな母だから
花も母を好きなのは分かってる

これからの人生で
今が今日が一番輝いているから
一緒にいこうよ!

母の照れた可愛い顔を見たい

いつまでも
あなたは可愛くて
私の自慢の母だと
母が心で感じる瞬間を
私の両の目で見たいんだ

 花人間は、ツールのひとつ

女性は
みんな
咲く花だと
ハートで感じる為の
自信を持って
グラウディングできる
素敵なツール


信じて
託して
委ねて
全部を
楽しめる女性の
最高のエンターテイメント♡

HANANINGENで発芽♡