9月18日。水曜日。2時間。約8キロ歩いた。歩数にして1万3000歩。

この日は、昼間歩いたので暑かった。

後半一時間は、暑すぎて、楽しいことを考えるとか、思い出にひたるとか、そんな状態ではなかった。

 

9月20日。金曜日。夜暗くなってからジョギングにでた。

走るのが億劫だったのだが、ジェフリー・ディーヴァーと言うアメリカの作家の創作した、

「リンカーン・ライム」と言うキャラクターのことを考えると、走るモチベーションが湧いてきた。

リンカーン・ライムはニューヨーク市の元警官だが、事故で首から下が動かなくなった。

しかし、利き腕がわずかに動くため、コンピュータを使えるのと、科学捜査官としての化学や、物理の知識を活かし、

凶悪犯罪に立ち向かう、警察の特別顧問となるのだった。

身体が動かない状態で、これだけの自由とモチベーションを得れるのか!と感動したし。

逆に、そんな状態では、凶悪犯罪に立ち向かうと言うモチベーションが必要だったのだろう。

とも思った。

そのモチベーションを探せる人間の魂の強さに感動したのだ。

 

私は、最初、人間はどんな困難な状況でも楽しみや、生きがいを見つける潜在能力を持っているのかもしれない。

と言う可能性に感動していたのだが。

そのうちにこう考えた。

先がどうなるかはわからないが、今私は、健康で身体が動く、動けること自体に感謝するべきだ。

よし、走りに出よう!

それが私の心に起こった心理過程だった。

7日ふりのジョギングで体力が落ちていて、あまり走れなかったが、私は走れること自体に感謝した。

 

ちなみに車椅子探偵リンカーン・ライムはシリーズとなっていて、映画化もされている。

「ボーン・コレクター」と言う映画だ。

この映画は結構有名だったと思う。

主演も豪華でライムをデンゼル・ワシントンが、アメリアをアンジェリーナ・ジョリーが演じている。

私が観たのはこの映画と、後は「カッティング・エッジ」と言う小説だ。