私はサワ子。中ノサワ子よ。
久しぶりにmarioの部屋にメンズがやってきたわ。
グッドルッキングなメンズよ、叶姉妹っぽく言うと。
彼は奈良からやってきたの。
marioの知り合いのお嬢さんの、修学旅行土産ですって。
mario、たいそう喜んで、「ありがとうありがとうありがとうありがとう」って言ってたワ。
どんなにいい男の前でも、女たるもの、平静でいなくちゃならないワ。
舞い上がるなんて、もっての他よ。
未熟者だわね、フン。
marioによると、彼の名前は大塚君4号ですって。
………そう。
ま、名前なんてどうでもいいのよ。
恋するときに、名前なんてイチイチ聞かないワ、私は。
パッションよ、肝心なのは。
でね、彼、大塚1号、2号、3号と、全然違うの。
ほら、胸筋、腹筋がムキムキ。
サワ子:「アナタたち、ちょっと4号を見習って、鍛えたらどうなの?」
1・2・3号:「……………」
サワ子:「ちょっと、聞いてるの、人の話!marioのお菓子、一緒になって食べてる場合?!」


