私の周りにはたくさんの嘘と、
たった一つの真実がある。
時々、その真実がたくさんの嘘の中に埋もれて、
とても息が苦しくなる。
その真実すらも嘘だったら?
そう思うと、この場から逃げ出したくなるほど辛くなる。
真実は相手の中にあるのではなく、
己が内にあるものと頭ではわかっていても、
なかなか割り切れない自分を、笑う。
それでも真実と思いたいものの中に身をおくと、
結局そこから離れられない。
時々、真実とは自分の執念なのではないかと思う時がある。
今までたくさんあった真実と思ったものの正体、嘘だったという事実。
今回は何か、身体の奥のほうで違う、これこそ真実、
これを信じなければ、真実には辿り着けないという思いもあって。
その迷いが周りから見たら、
何をしたいのかわからないに繋がるのだろうと。
それでも何でも、決めたわけです。
相当苦しい?
その通り。
でも、決めたわけです。
行けるところまで行こうと。
例えその真実が嘘だったとしても、
もしかしたらいつかはその嘘が
真実に変わるかもしれないと信じて。