ロイヤル劇場で一周忌追悼 俳優・菅原文太特集って事で上映していた、懲役太郎 まむしの兄弟
トラック野郎と仁義無き戦いしか見たこと無かったのでどんなものかと見に行ってきました。
懲役太郎 まむしの兄弟 1971年作品
監督は中島 貞夫さん、この人の作品は日本の首領は見たこと有るのですが、結構笑える映画も撮ってるみたいです。
ストーリーはゴロ政こと政太郎(菅原文太)が出所する所を、弟分の不死身のカツこと勝次(川地 民夫)が向かえに来るところから始まる。
神戸の街に繰り出し暴れまくる二人、相手が金バッヂ出そうとお構いなしに暴れ回り、仲裁料を貰いフレンチレストランに行く。
そこで出会うのが兵庫県警の上月さや子(佐藤友美さん)、私の中では金妻のイメージが強いですが、この頃は可愛らしい感じですね。
このフレンチレストランでカッコつけて笑いを取るパターンはトラック野郎と同じ、昔の映画ってメニューがフランス語で書いてあって注文するとエスカルゴってパターンとステーキの焼き方で一悶着有るってのが良く有りますが、今回はエスカルゴパターン。
何とか飯を食べて食欲を満たしたら次はアッチ、
トルコに突入。
トルコでもひと暴れしてチンピラたちから、神戸でのヤクザの対立を聞き、まずは滝花組の賭場でひと暴れ、一度やられてもガソリン入れてまた挑む、しかし代貸の梅田にまたまたのされて簀巻にされて海に....
釣りをしていた彫り師に助けられた二人
陸に上がった所で、トルコ嬢の二人に会い、そのままアパートに転がり込む
そのアパートで前夜屋台で飲み代を踏み倒した女の子と出会う、母親に捨てられて弟達を育てるゆき、戦争孤児の政は彼女たちに肩入れをして、施設に入れようとする上月さや子と争う。
そんな人情の有るところも見せるが、やはりヤクザ映画ドンパチがメインです、山北組や瀧花組の間で行ったり来たりで金は増えていくが、いつまでも梅田殺しを実行しない
そこに七友会最高幹部早崎(安藤昇)の出現で、その話は中断、そこでまたバトルが有りますが、また敗北する二人、前半はチンピラ以外には負けっぱなし。
早崎が地元に帰った時に襲いますが、逆に迫力に押されて逃げ出す二人
簀巻きにされたところを助けてくれた彫り師に、刺青を彫ってもらうように頼み、掘りながら任侠道を教えられる、刺青が入ると只のチンピラから漢になり、いよいよ早崎に勝負を挑もうとします
そんな時七友会の二代目を早崎が継ぐという話が流れる、山北組々長は早崎を嫌っており下になるくらいなら脱会、ついでに滝花組を叩きつぶし神戸を収めようと梅田を襲います、梅田は車で走行中、山北組の追っ手を撒こうとして、屋台を引いていたゆきを撥ねてしまいます。そこに山北組が襲撃、梅田はゆきを庇って射殺され、ゆきも病院に搬送されます。
政と勝はゆきを見舞い、山北組に殴りこみに行こうとしますが、そこに早崎がかけつけた二人を諌めます。
しかし政と勝は、滝花組の助っ人を買って出ようとしますが、既に組員は殆ど逃げたようでおまけに組長も入院。
政と勝は、二人だけで山北組に乗り込んで行きます。
ここからはマジモードのドスの斬り合いが始まり、傷だらけになっても山北組を倒し、雨の中へ消えていく二人、ラストで刺青が流れてまだスジ掘りだけだったというオチでお終い。
ラストの戦い以外は殆どトラック野郎のノリに近い感じがしますが、トラック野郎のように最後はスカッとせずにどことなく悲しい雰囲気があるのはまだ戦後を引きずってる時代のせいなのでしょうか、でもお笑い要素が多く、このシリーズ物全部見たいですね。
今週末はダイナマイトどんどん!