今夜は波が強い。


水はしなやかな力強さがある。
美しく、怖い。


見ているだけで退屈しない。


そんな僕は雨の日が好きだ。









雨の日はピアノの音が聴きたくなるので家ではクラシックやJAZZを聴く機会が多い。


ただ、なんとなく人混みの中でクラシックやJAZZを聴くのが好きではない。
そんな時はよくDAISHI DANCEを聴く。


特にお気に入りは『P.I.A.N.O』という曲。


ピアノの音が雨粒のように降り注ぐ。
傘に弾かれ、地面で跳ねて、水溜まりに波紋を作る。
そんな曲だ。









他には電気グルーヴのShangri-Laの元ネタである『Spring Rain / Bebu Silvetti』もよく聴く。


しっとりと雨が降る日に窓を滴り落ちる水滴を眺めながら聴くのが好き。
昼下がりの空いた電車の中や誰もいない美術館のピロティなどで聴きたい。









後は…お天気雨の降る誰もいない商店街で聴いた『Niji / 電気グルーヴ』が忘れられない。


商店街といってもとてもお洒落な商店街なんだ。
石畳の広く真っすぐな道の両脇に一階建てか二階建ての小ぢんまりしたお店が並ぶ。
花屋さんやケーキ屋、カフェ、雑貨屋、どのお店も上品な西洋の香りを漂わせている。


天気の悪い日だった。
風がとても強くてね。雲が空を翔けていた。
そして雲が押し流され不意に空が明るくなったんだ。
人の気配のしないお洒落な商店街の真ん中、雨も風も僕を避けていくような感覚だった。
花びらや壊れた傘が僕の後ろへ飛んでいく。
光る路面の上で手を広げれば空を飛べるんじゃないかと思った。


その時にシャッフルで流れていた曲がたまたまNijiだった。
奇跡的な選曲だったよ。本当に。


またあんな場面に遭遇したい。









明日は雨が降るみたいなので少し楽しみ。


おやすみ。
昨日のことを一昨日のことを一週間前のことを一ヶ月前のことを一年前のことを昔のことを過去のことを少しだけ振り返ってみたい気分だ。









その前にそんな気分のときに聴きたい音楽を探る。









必然的に思い出の中にある曲が思い浮かぶ。


濃い思い出と結び付いた曲ほど思い浮かぶ。


それと未来への希望が込められた今のため曲。
例えばハイスタのSTAY GOLDやYUKIのJOYなどが僕の中ではそんな位置付けの曲だ。









他に考えていて思い浮かんだのは、他人から見れば馬鹿らしく思われるようなことや小さなことによって変化する世界感を歌った歌。


思い出とはまさにそんなものの集まりのような気がしたからね。
思い出補整にも似ている。









後はあまり色彩…輪郭がはっきりしていないぼやけた感じの曲がいい。
フィルターを掛けたようなね。









つまり、思い出というものに対して僕が持っているイメージと重なる曲がいいのです。
そして思い出に浸るのを邪魔しないような曲がいいのです。
だからあまり具体的じゃない方がいいな。
色を変えても形は歪めたくはない。









それを踏まえて選んだ曲は『君をのせて~ナウシカ・レクイエム / world's end girlfriend Feat.湯川潮音』
ジブリ映画に対して抱いているイメージも合間って僕の中ではぴったり。









淡く切ない色彩の世界にきらめく星のような音色。

西の空は真っ赤に染まり、東の空は深い青色に沈んでいく中で浮かんでくる星達。そんな幻想的な空間を作ってくれる曲。

冷たさも心地好く感じる暖かい音。

現実的でないわけではない。
しかし、現実味はない。
幻想的。
でも、幻想では終わらない。

思い出という空間を映し、現実と思い出の間にある空間を写してくれる素晴らしい一曲。









ジブリの曲をハウスアレンジしたキラキラジブリというコンピレーションアルバムに収録されているので興味があったら聴いてみてください。









音楽にはいろいろな聞き方があるよね。
環境や心境によって違う景色を見せてくれる。
だからいろいろな人の意見を聞くのは面白い。


本当は作者の意見が聞けたら一番おもしろいんだけどね。


誰の意見も真に受ける気はないけどさ。


物の見方、聞き方、感じ方、捉え方の引き出しはできるだけ多く持っておきたい。









さて、なんか一段落しちゃったからお風呂に入って寝ようかな。


それでは、またの機会に。
早起きをしました。


午前5時、街は眠っている。









静かな部屋に今日も黙々と時を刻む秒針の音が響く。


耳を澄ませば風の音。


自分の鼓動すら聞こえる静けさに溶けだしてしまいそうだ。


拒むものはない。
形を保つ方が大変だよ。


自分を見失ってしまいそうになる程の静けさ、威風堂々と佇む朝の姿に圧倒されてしまった。









iPodを手に取りイヤホンを耳に入れる。


toe


この静けさの中で優しくも力強く響く。


自由奔放でありながら緻密。


スネアの音が溶け出しそうな体を確かな形に留めてくれる。


繊細だが心強い。









安心した僕はもう少し眠ることにするよ。


遠くから波の音と車の音が聞こえる。


おやすみ。
さて、いきなり更新が滞っていますね。


なんたって書く事がないからね。


それもこれも体調が悪いからです。


そんなわけで土日は引きこもっていたわけです。


オリンピックをぼーっと観ながら感動したりしてました。


感動する場面とか話とかエピソードとかがあるわけではないのですが、何か一つを極めた人達の姿を観ているだけで感動してしまうのです。


その気迫に、その意地に、その熱意、その決意、その意志、姿勢、表情、緊張感、躍動、歓喜、落胆、、、すべてに心を奮わせる。


オリンピック選手というだけで尊敬するよ。


一人一人にドラマがあるよね。


出来れば本人に会っていろんなエピソードや考え方などを聞いてみたいもんだ。


今こうやって振り返るとそんなに悪い二日間じゃなかったかもな。
何もやってないけどね。


こんな過ごし方もたまにはいい。


でも、やっぱり体調は良くなって欲しいかな。
あと、本をゆっくり読めばよかった。