それぞれのラート物語 〜決勝〜 田村元延選手  ④ | ラート中毒@吉川泰昭

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輪っか 改め ラートで世界を回ろっか。

そして迎えた決勝!!

田村元延 ①は、こちら>>>

~決勝~ ②は、こちら>>> 

~葛藤~ ③は、こちら>>>




跳躍では、田村選手の思いも背負い、高橋靖彦選手が最高の伸身後方宙返り2回ひねりを決め、


二位の選手に2点近い点差をつけてぶっちぎりの金メダルを獲得した。

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後方宙返り2回ひねりをする高橋選手

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日本選手団リーダーとして、日本選手団を引っ張り、そして、世界も引っ張ってくれた。

表彰台では、みんなを幸せにする笑顔と美しい涙が広がった。






直転では、江塚和哉選手が、予選、団体で演じた演技を遥かに越える素晴らしい演技で、


世界最高得点の12.45点で、誰もが認める金メダルを獲得した。

二位の選手とは1点近くの差をつけて。。。



音楽、技、テンポ、振り付け、情熱、、、全てにおいて完璧な演技に、

しばらくの間、会場に拍手と歓声がこだまし続けた。


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彼の表彰台での涙に、彼の今までのラートへの思いが全て溢れていた。


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いよいよ斜転である。


田村選手は、

軽くジャンプをし、痛みを確認し、会場に入った。

最初の技はステップのベルトを足にはめて手を離して回る技だ。確実に怪我をした箇所を圧迫し、激痛が走ったであろう。

しかし、彼の演技は、足の痛みを感じさせない素晴らしい動きで、力みもなく、とても楽しそうで、それでいてしなやかな、

とても素晴らしい演技で、喜びに満ちあふれていた。


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そして見事に、


表彰台のてっぺん


金メダルを獲得した!!!

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表彰台での、堂々とした、それでいて優しい顔は、僕は一生忘れないだろう。

とは言うものの、涙でぼやけてほぼ見えてなかったんやけど。。。



本当に、本当におめでとうございました!!!



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あとがき


大会が終わり、田村選手が僕のところにやってきて、金メダルを僕に手渡した。

『これ、かけて下さい。。。』


僕は、メチャクチャ恥ずかしかったけど、メチャクチャ嬉しかった。


自分の首にかけてみた。

とても重く、輝いていた。


モトノブの優しさが、そこには詰まっていた。





ありがとうね、モトノブ。




なんだか

ラートの神様からプレゼントを頂いたような気がした。






『何のために出場したい?そこに答えがあると思うよ。』


あの言葉は、ラートの神様が、僕の口を通して


僕に対しても、言ってくれたんだろうな。


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それぞれのラート物語   完