ラート人生物語 第1章 ②友情のはじまり | ラート中毒@吉川泰昭

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『あ、』

ユウスケと僕。二人して、気まずい雰囲気を味わった。

後で聞いた話だが、ユウスケもあの新歓オリエンテーションのあとに、

あの、いけ好かない鼻デカとは、一生話さない!!


と心に固く誓ったらしい。


そんな、気まずい男同士の出逢い。。。


何日かしたある日、

僕は彼に聞いてみた。

鼻デカ『なんでラートやりたいと思ったん?』

すると、ユウスケはこう答えた。

物マネ白男『チラシに世界一になれるかもしれないって書いてあったから。。。僕も世界狙うんだ!』


この言葉に、僕は絶句し、心の中でこう思った。

(いやいや、世界一って、そんなん俺らごときが狙えるはずないやん!!)

この子は、おかしい子なのか??

出逢いが出逢いだけに、不信感が募る一方であった。


それから、何ヶ月か彼を注意深く観察した。

新潟出身、訛りはほとんどなく、標準語でおっとりしゃべる。理学部。

そして、

彼に対する一つの答えが出た。

関西人の癖って知ってます?オモロいオモロくないにかかわらず、
何かと、ボケたがるんです。


オモロい人は、そのボケを一つ一つツッコんでくれる。

そして話を面白くしてくれる。


僕も関西人の端くれ、時々ボケるのですが、


それに対してユウスケは、いちいち、

『ふ~ん、そうなんだぁ。』って、、、


そうです、彼は、ボケに対して、ツッコまず、「納得」という技を使うのだった。


ボケと納得、全く成り立たない。。。


彼は、空気が読めないのではなく、天然だったのだ。




そのことが分かってからは、僕は考えを改めた。

この天然白男を、僕がしっかり見てあげて、数ある誤解から、彼を守っていこう!と。


こうして、僕たちの友情?は始まった。


毎日、練習が終わると、一緒にご飯を食べて、お酒も飲まず、

いろんなことを語り合った。

そして分かったことが、

彼は、本気で世界を狙っているということ。

でも、僕は、楽しいからラートをやっているだけで、世界は目指していなかった。


ラートに一目惚れこそしたものの、


大会に出場することは、毛頭考えていなかった。


そんなこんなで、

大会の2ヶ月ほど前のある日、突然、恩師の本村先生が、

僕たち二人を呼び出した。



本村先生『君たちを全日本選手権に登録しておきましたからね。』


心の中で僕は、(さも当然のごとく何してくれてるんですか!!)

と、叫んだが、そんな僕の横でユウスケは


いつものランランさせた目で、とても嬉しそうに先生を見つめていた。


彼のその顔を見ていると、

僕もがんばろうかな?って、自分の中で、ちょっと変化が産まれた。



続けて、本村先生は、僕たちの心の中が見えていて、コントロールするかのように、

『それでは君たちに、このビデオをあげます。』

そう言って、僕たちに、ダビングしたビデオ(当時VHSです)を

くれた。

そのビデオは、世界選手権で、各国の猛者が、
演じているものと、

難度(難しい技の見本のビデオ)ビデオであった。

そのビデオに、僕とユウスケは興奮し、

ビデオがすり減るほど毎日毎日繰り返し見ることになる。


そして、そのビデオから、やりたい技を見つけ、
二人で一緒に大会に向けて、練習をする毎日。

途中、全くうまく行かず、挫折しそうになる時も有ったが、

いつも、僕たちの側で、本村先生がきびしく、そして優しく見守ってくれ、

真剣なまなざしで、僕たちにこう言ってくれた。

『君たちなら出来ますよ。続けなさい。』


いつも冷静に見守って下さる先生の言葉だからこそ、

その言葉に勇気づけられ、そして大会まで身体が筋肉痛でパンパンでも練習することが出来た。


そして、いよいよ、全日本大会本番の日がやってきた。


③全日本選手権 につづく>>>


気になる全日本選手権の前に。。。
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今日のおさらいラート記事は、


②まで読んだけど、ほんで、、ラートって何やねん!!と思た方のために、

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