先月8月22日より3週間ほど東北大地震で被災された方、19名(年齢18~28)を無償で受講、受入れ致しました。
事の始まりは日本の慈善団体と本校の卒業生の繋がりから、ドミニオンに受入れ依頼が上がり、受入れに至りました。

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NZのワーキングホリデーの生活情報ブログ-relief Yohei and act staff

グループ就学開始前には日本人を主に在学生へも理解を求めるために予め説明会も行いました。
あるいみ普通のグループではありませんから、在学生(先輩)としてもどういう姿勢で受入れるか、やはり事前情報、心構えも必要ですからね。
受入校側が在学生にお知らせした内容としては

-東北大地震で被災された方、19名(年齢18~28)を無償で受講受入れ(滞在期間)、大まかな受講内容
-滞在先は慈善団体の呼びかけに応えていただけたボランティアホームステイ
-渡航趣旨(短い学生生活中に起きた災害で閉ざされた海外留学の思いに少しでも援助することによって希望の光を絶やさないため)

説明会の質問では

① 自由時間(放課後)などに夕食やお茶に誘いたいのだけれども、その際はおごった方がよいのか?
② 被災の話などは聞いてもいいのか?それとも聞かないようが良いのか等。

本校の見解

① の質問に対しては、映画などどちらかというと日本でもできるような行事には参加しないかもしれませんね。なるべく費用が掛からないベニュー(場所)という配慮は必要かもしれませんが皆さん(在校生)も自費で来ていらっしゃる方も多いと思いますから志(こころざし)ぐらい、必ずしも必要ということではありません。
② の問いに関しては、『本当に成り行きを見て、そういう話に自然になるかもしれないですね。』『ただ参加者も渡航は限られた時間ですから、あまり立ち入った話でじかんがとられるようなことは避けたほうがいいかもしれませんね。』

グループ到着のオリエンテーションでも在校生、特に日本人在学生には事前説明会で今回の趣旨は説明済みという連絡もなされました。

説明会の功を奏して、グループのプログラムは順調に進行しました。どちらかというと普段、異文化、英語レッスンに苦戦し、閉口気味の在学生もいつもより笑顔というかリラックスした雰囲気を感じ取ることができました。在校生のグループに対して程よい気遣いが学校の雰囲気を良いものに変えていたのだとおもいます。

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グループを企画した慈善団体の引率からも滞在開始から数日後に『順調です』という感謝の連絡を受け、教職員も『ホット』したのですが、グループがニュージーランド首相を表敬訪問し、日本のテレビ局がレポートしたことも合わせてご連絡いただきました。
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(リンク- http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/catch/  
被災地の学生、ニュージーランド首相と面会』8月24日放送分約7分)

最終日のフェアウェルセレモニー
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最後にグループ参加者から寄せられた学校宛ての感謝の寄せ書きです。
校内に大事に掲示させて頂きます。
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