●今日からいよいよ「世界史ブログゼミナール」開講ですね!ぱちぱちぱちー
○さぁ最初のテーマは”世界最古の文明”とも言われるメソポタミアだ!
●先生!そもそも“メソポタミア”ってどういう意味ですか?
○良い質問!出てくる用語をただ暗記するんじゃなくて、意味を調べたりすると、より記憶に残る!記憶をする時には、なるべく情報を重くすることを心がけよう!大変に思うかもしれないけど、実はそのほうが思い出しやすくなるんだ!
●覚えるときには情報を重くする…ですね!心がけます!
○で、質問の答えなんだけど、ギリシア語で“メソ”は“~の間”、“ポタミア”は“川”っていう意味。つまり“メソポタミア”は“川の間”って意味になる!
●ってことは、ティグリス川とユーフラテス川の間がメソポタミア…ってことですか?
○正解!ここは灌漑によって栄えました。ちなみに現在のイラクね!ティグリス・ユーフラテス川流域からシリア・パレスティナをへて、エジプトのナイル川河口にいたる地域をアメリカのオリエント学者ブレステッドが“肥沃な三日月地帯”と名付けたことも知っておこう!
●はい!
○じゃあいよいよ本題に入っていくわけだけど、メソポタミアの歴史は4段階に分けて理解する!シュメール人の都市国家(ばらばら)➡アッカド人による初統一➡シュメール人の都市国家(ばらばら)➡アムル人による再統一ね!まずは、この流れを頭に入れよう!
●大きな流れを掴んでから勉強すると、スムーズに理解できそうです!
○その通り!じゃあ早速最初のシュメール人!これは民族系統不明ね!前2700年頃にできた代表的な都市がウル・ウルク・ラガシュ。
●ところで先生、この時代ってもう文字とかあったんですか?
○グッドクエスチョン!まさに、この時、世界最古の文字が生まれたんだ!その名も楔形文字!粘土板に葦の茎や金属のペンを押しつけて書くから楔みたいな形になったんだね。ちなみに解読者のグローテフェント(独)と、ローリンソン(英)はどちらも入試頻出だから覚えておこう!
●で、そのバラバラだった都市国家を1つにまとめあげたのが、次に出てくるアッカド人…ということですか?
○そう!セム語系のアッカド人の王、サルゴン1世によって、前24世紀頃にはじめてメソポタミアは統一されました!
●でも、前2100年頃にはまたバラバラになって…前19世紀頃に再統一…か。
○その通り!セム語系のアムル人がバビロンを都として建国したバビロン第一王朝(=古バビロニア王国)は、ちょーーー重要!ほら、ハンムラビ王って知ってるよね!?
●あ、中学校で習いました!ハンムラビ法典!
○そうそう。これについては学校の授業で「同害復讐法」など、丁寧に解説されたと思うから、ここでは割愛します!
●これは…授業を聞かないと!!!
○本物が見たいという人は、是非一度ルーヴル美術館へ!
●他にメソポタミアで覚えることはありますか!?
○そうだねー。最後は、ヒッタイトという民族によって征服されます。あと、文化の面では、多神教、太陰暦、七曜制、六十進法、青銅器の普及…ってとこかな?ちなみにまだ鉄はありません!
●了解です!(…でも一体いつになったら鉄が登場するんだろう…きっとはじめて鉄を使い始めた人たちはそうとう強かったんだろうなぁ…)
○ん?どうした?何か質問でもある?
●いえ…ちょっと考えごとを!
○ははーん。さては、「鉄は、いつ登場してくるんだろう?」って考えてたね?
●はっ!お見通し!!!どうして僕の考えていることが分かったんですか!?
○いやだって、これ全部一人で書いている…
●先生!それは言わない約束です!
○はっ!!!明日はエジプトだよ!!!
☆センターチャレンジ
ウルについて述べた文として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。〔02 追試〕
① シュメール人のサルゴン1世が建国した。
② アッカド人の建てた都市国家だった。
③ アッカド人を征服し、初めてメソポタミアを統一した。
④ シュメール人が考案した楔形文字を使用した。