Joe's Mind Pool

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Connecting Synapses.-----
So, Here it Goes.

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近年、ファストファッションが流行し、衣類などの大量消費に拍車がかかる一方、
そのような消費に疑問を唱えて、本当に良いものとは何だろう?という視点から
高くても長持ちするもの、エシカルな生産方法のものなどを選択し、利用する
新しい消費者主義みたいな流れも強まっていますね。

こんばんは。

今日は、そんな新しい(?)消費形態の流れに感銘を受けている自分が
本当にいいものって何だ?っていう視点で
ゆっくり考えて書こうと思います。

衣類
そもそも自分は年中衣類が変化する様な人間ではないのですが、
それでも人って一人何着程度の服を持っているのが普通なのか、
という疑問が湧いたりします。

MOTTAINAIプロジェクトによると、

日本では年間約117万トンの服が消費され、約106万トンが廃棄されています。
それを一人あたりで計算すると、なんと一年に服を10kg買って、9kg捨てていることになります。日本から出される布・糸などの繊維ゴミの総量は年間約207万トンにもなるのです。
(平成17年度・経済産業省3R政策HPより)

ということになっています。
我々は年間10kgも買っているらしいですが…きっと、制服とか、スーツとか、そういう個人的な消費用で無い分野もあるためにこのような数字なのだろうと思います。

まぁ、具体的に10kgの服がどこから来て9kgの廃棄はどこから来ている、という問題は深めずに、ここでは肝心の「日本人はいっぱい買っていっぱい捨ててるよ」というメッセージを受けて考えることを大切にしようと思います。

僕は年間10kgも買っていないと思いますが、それでも無駄買いは確かにあるって実感しています。
ちなみに、僕はお洒落は無駄買いじゃないって思います。それが無駄買いになってしまうのは、生産側がチープな素材や製法で衣服を生産し、買った後ですぐ劣化し、着ていて清潔感がなかったりだらしなく見えてしまう様な時だと思います。

つまり、本当に良い衣類とは、長い間、清潔でかっこよく着れるものなのだと思います。
例えば靴ならブーツ。それもしっかり革のブーツであったりすると長持ちする上、段々味が出てきてかっこよく長い間はけると思います。
衣類の話なのにブーツかよ、って思われるでしょう。ごめんなさい。
衣類ならば、繊維がしっかりしていたり、生地がしっかりと縫い合わされているものを選ぶべきだと思います。

衣類やブーツの素材や製法もそうですが、やはり大切なのは持ち主が如何にそれを大切に使うかだろうと思います。良いモノも手入れをしなければすぐに劣化してしまい、「廃棄」となってしまいます。逆にしっかり面倒を見れば長年利用できるうえに、最後は古着屋に卸すこともできますね。

逆に良くないものとしては、急に気温が下がった日などに100円均一ショップで買ってしまう手袋、急な外泊のために購入するコンビニの安いTシャツ、などが挙げられると思います。
確かにそれを買った時は便利なのですが、後で再び利用する時にかっこよくなかったりして、結局使わないものが多いのではないでしょうか。
そもそも事前にしっかりと自分の行動を計画していれば、このような無駄な消費も減るはずです。

個人的な体験から見えてきたことは、商品の持ち主である自分のありようが消費形態に影響を与えるということでした。

こんにちは

今日は少し息抜きで、
『Masala Chai』
作っていこうと思います。

Joe's Mind Pool-1

そう、マサラチャイ

~用意するもの~

コップ
ティースプーン
ナベ
茶漉し

茶葉(アッサムCTC)
砂糖
牛乳
シナモン
カルダモン
クローブ
コショウ
ミント


~作り方~

①スパイスを砕く


Joe's Mind Pool-2

シナモンはパキパキと
カルダモンは中の実を出します
クローブは実を砕いて中身を出します
コショウは砕きたかったんだけど硬くて無理でした(雑)

②水とミントを用意

Joe's Mind Pool

水半カップにミントをちょっと入れてみました
ミントは庭で育ててます、フレッシュ!

Joe's Mind Pool-3

③鍋に投入

Joe's Mind Pool

水、ミント、スパイスを投入
ぐらぐらと2分くらい煮立てます

Joe's Mind Pool

ぐらぐらです

④砂糖、茶葉を投入

Joe's Mind Pool

茶葉ティースプーン1杯
砂糖ティースプーン1杯

砂糖をおりゃっ!

Joe's Mind Pool

茶葉をおりゃっ!

Joe's Mind Pool

再びぐらぐらと1分

Joe's Mind Pool

⑤牛乳を投入

Joe's Mind Pool

牛乳を半カップ

投入!

Joe's Mind Pool

またぐらぐら

Joe's Mind Pool

一煮立ちさせて火を止めます

Joe's Mind Pool

⑥コップに移す

Joe's Mind Pool

茶漉しを使ってコップに移します

⑦完成!

Joe's Mind Pool

うっひゃ~


肝心の味はというと、

スパイスの味はちゃんと出ています
コショウは特に感じないな
砕かないと意味ねぇな

茶葉スプーン2杯入れた方が味が濃くなって良くなる
今回のは牛乳味が強い

それとショウガいれたらもっとおいしくなるはず
次回挑戦時は投入いたします

以上、マサラチャイでした
またリベンジしようと思います。
久しぶりに書きます。
日本は今どうなってんだろうって思いながら日々過ごしています。

ダージリンは夏の終わりが近づいています。
紅茶もオータムナルという秋摘みの、濃い味のものが作られるようになります。

Joe's Mind Pool-Tealeaf


仕事は拘束時間も減って、自分の時間が持てるようになりました。

夜は友人のBithalと「How I Met Your Mother」というアメリカの番組を見ながら過ごしています。

この作品がまた考えさせられます。

今日は、
インドでこの作品を見るとどうなるか、ってことを書こうと思います。(つっても真面目に)


まず、僕はインドの山の中。
ド田舎の、昔からある産業の勉強をしています。

古くからの歴史ある産業、紅茶の作り方、価値観を学んでいます。

この産業は、19世紀頃イギリス人の手によって本格的に始まります。
そのなごりが残って、未だにここでは古い考えが横行しています。
インドのカースト制も相まって、
しっかりとした力の区別と、ある種の抑制的な雰囲気が色濃く漂っています。
労働者の服もボロボロだったりします。

生活もローテク。
これは感動なのですが、
水はタンクに貯めて、高低差で家に「落として」使っています。
温水は電力を金属に流して発熱させて作っています。

電線も引き放題。
庭には畑。
僕はヒヨコを3羽飼って卵のゲットを目論んでいます。

山には俺くらいでかいヘビもいます。
キツネもいます。
ワシも飛んでます。

なんだこれ、って環境です。

何にしても「スロー」という言葉が当てはまってしまう。
でも、「生活の単位」が見えてくるみたいで感動します。


一方、僕が毎晩見ている番組の舞台はニューヨークのど真ん中。
役者はみなキャリアのあるキラキラした人たち。
考え方もスマートで合理的(?)です。
毎晩バーに溜まって
良い服を着て、
部屋は豪華で、
知らない人だらけで、
ワイワイおしゃべりして飲んで楽しんでます。
「テレビの中だけだよ」で有名なアメリカの華やかさがいっぱい。

僕は唇を噛みながら見ています。
いいなぁ~って。



この二つの世界から何が見えるか。

まず、ダージリンという未だローテクでゆったりとした生活の場に身をおいて、
タンクに溜めた水でシャワーを浴びて、
パソコンがレアで、
収入が低くて、
食事がシンプルで、
自然がいっぱいで、
でもバイクがないとどこにもいけなくて、

このゆっくりした生活は「理想郷」か。
いや、まったく理想じゃない。

若者が近代の発展した社会に疑問を呈して、
昔返りみたいな価値観を重視したりして、
そんな中の一人だった私ですが、
ここに来て気付いたのは、

昔あった「良さ」を取り入れるのと、
「昔」を再現するのとは、
天と地の差があるということ。

「昔」は不便だった。
今はすごい便利だ。

この便利な社会は、先代の人たちががむしゃらに
働いて、みんなでコツコツ作ってきた社会だ。
戦後は貧しかった。
とにかく前進したい。上を目指したい。
完璧な社会プランなんてなかった所で、
そんな中でみんなががむしゃらだったんじゃないか。
多くのものを失いながらもここまで来たんじゃないだろうか。
原子力だって魅力的に見えた世界だったのではないか。


我々の代は、
便利な社会に生まれたものです。
最初っから電車がある。
車がある。
水道、電気、インターネット、コンビニも、
いっつもある。
お小遣いでiPhoneが買える。
毎晩居酒屋でいろんな酒が飲める。
うまいインドカレーも食える。

東京は新宿だけで一日300万人が出入りする。
どんな人にでも会えるし、
何をやっても受け入れてくれる場所がある。

インドにいると帰りたいって思う。
そんくらい魅力的な場所。
キラキラしてるぜまったく。

そんな日本に帰れる自分の恵まれた環境に、
感謝と、安堵と、少し罪悪感すら感じます。



そんな日本も課題が出てきていて、
環境問題だったり
持続可能性だったり
そういう問題の解決が叫ばれていて、
原子力が悪の権化に変わって、

新しい方向に舵を切ろうってなってきた。

僕はその際、昔返りを考えてた。
ローテクで、汚くてもいいじゃん、
土臭い社会に戻ろうって、
そんな考えだった。

でも、インドに来て少し違うって思った。

後ろを見るのはいい。
でも、後ろに進むのは少し違うって思う。

見るのは「前」だって思った。
新しいものを好んでいこうって思った。

身なりはきれいでいようって思った。
心も大切だけど、体も大切だって思った。
タンクのシャワーで満足してはいけないって思った。
土臭いのもいいけど、文明を尊敬したいって思った。

最近考えが変わってきています。
自分のずるい幸せも、わがままも、
許して行かないとって思います。

目の前で労働者が大変そうな時、
手伝うけど、
自分が彼の身分になっちゃいけないって
そう思いました。
自分は自分の目指すものを全力で目指さないと、

下を見てそっちにシンパシー感じて、
そこに目線を合わせていくことも大切だけど、
自分の人生を生きなくちゃって思いました。

自分らしく生きることは、
全てに対して善ではいられないってこと。
辛いけどそう。八方美人では自分が壊れることもあるってこと。

でも、そうやって生きるんなら
自分は不完全で、
生かされていて、
誰かより優れてるなんてなくて、
わがままを許してもらっているんだから、
精一杯還元してかないとなって
そう考えなきゃ許されないって、
そう思いました。

そうやって価値観が一周ぐるって回って、
同じところに立つんだけど、
前の自分とは少し違う気がします。

少しわがままに。
でも心は真摯に。

そういう矛盾を抱えていこうって思いました。



なんてね。

長くなっちゃいました。

続きがあったらまたの機会に。


数年後の自分に読ませたらどうなるか気になる記事でした。