3月13日から15日の茨城旅行記の続きです。

大洗の冬の名物「あんこう鍋」

今回の旅は、パパが大洗であんこう鍋を食べてみたいという話から始まりました。


あんこう鍋は冬しか食べられず、3月末で終了してしまうので、かなりギリギリだった。


まず第一候補に電話しましたが、すでに予約いっぱい。潔く第二候補に切り替える。


評価の高いあんこう鍋屋さんって、ザ・職人って感じの店主が多く、電話するのもかなり緊張しました。あんこう鍋は別名「どぶ汁」とも言うのですが、そのワードを使うと予約できないお店があったりして、電話中は少し背筋が伸びます(それは第一候補の店なのですが「どぶ」って響き、悪いもんね)。


今回は親潮さんへ伺わせて頂きました。


ふぐやうなぎもあります。

 

早速入店。


この日は予約のみとのこと。事前に電話しておいて良かった。

あんこう鍋は基本事前に予約するのがルールっぽい。仕込みに時間がかかるのでしょう。


ネットにも書き込みがあった「スマホ使用禁止」の文字。

スマホってネット?カメラ?SNS?どこまでを指してるのか不明だったので、礼儀として一応店主に写真撮影の許諾は頂きました。


店内の様子。


今回予約したのは「あんこう鍋セット」

5000円のコースです。


季節のお刺身はイカ。

これが柔らかく、甘みが強くて美味しかった。鼻に抜ける風味が今まで食べて来たイカより複雑で、噛めば噛むほど深みが出てきた。もしかしたら醤油が独特だったのだろうか。


あんこうの煮こごり。

場所によって味や食感が異なり、まさに「宝石箱や〜」と言いたくなる。これも美味しくて感動しました。かなり大きなポーションだけどペロリ。


あん肝と共酢。

あん肝の分厚さに驚愕。これ1人前ですよ!!


共酢と言うのは、肝入りの酢味噌に付けて食べる料理。

本当に部位によって全てが変わるので、全然違う魚を食べてるみたいだった。


それぞれがボリューミーなので正直、この辺りでお腹8分目まで来ちゃったよ驚き


メインのあんこう鍋。

量もあるし、あんこうのコースとして5000円はかなりリーズナブルだと思う。


白味噌ベースの鍋でした。

自分で作るスタイルのお店とか、目の前で作ってくれるお店とかそれぞれあるみたいだけど、すぐ食べられる状態でサーブされました。


豆腐、ネギ、白菜も入ってる。

全てがスムーズ。


・・・なんだけど、ここからは味を堪能することより大食いの完食ミッションに切り替わってしまい、お腹が膨れる前に食べなきゃと急いでしまった。とにかくお腹いっぱいになっちゃって真顔


おじやのためにスープを残す。


店主が裏で作って持って来てくれるスタイルです。

自分で作らなくて良いから楽だし、あんこうを熟知してる方に作ってもらった方が美味しいに決まってる。


鍋ってシメのためにある料理だよね、って毎回思う。


頑張ってきれいに完食しました。

本当にお腹がはち切れるかと思いました。ご馳走様でした。


リーズナブルだし、ボリューミーだし、美味しくて感謝です。