自分は結構他人の気持ちをわかっている積もりでいることが多い。
勿論他人の気持ちなんていうのは、自分の中で想像しているものだから、相手の本当の気持ちと一致することもあるし、乖離することもある。

自分が、相手の気持ちをわかっていないと思うことは、人生で数年おきに必ずある。
人生って、数年に一回は必ず誰かと大きなすれ違いをすることがあるから。


まあそういう大きい話は置いておいて、自分の顔をたまに鏡で見ると、自分は自分の顔があまり好きではないので(自分のことは割と好きなんだけどね)、よくこんな人間とセックスしたり付き合ったりするなあ、とたまに思う。
相手が、自分の顔を見て、好きだと思って、性欲を感じて、愛したいと思ったりする、その心は、全然わからないなあと、さっき鏡を見てふと思った。

最近は、本当に単純に、好みって人それぞれで違うんだなあということがわかった。
でも、なんでこんな顔が好きなんだろうっていう根本的な疑問が解決されない。
もしかするとこれは疑問ではないのかもしれない。
自分が束縛している何かをどこかに追いやらない限り、この疑問は根本的に解決しないのだろう。

好きってなんだろう。